2022年10月20日(木) 

 

 

 

>Forbes JAPAN   >日本はなぜ幸福度が低いのか? キーワードは「寛容さ」   > 世界経済フォーラム 2022/10/20 09:30  

 (略)   

>少子高齢化は世界が直面する喫緊の課題です。   

>そして、その「最前線」を走る日本の人口急減、超高齢化に歯止めがかかりません。   

>目下進む少子化の最大の原因は、若い世代の未婚化・晩婚化で、その背景には若者世代の将来への社会的、経済的不安があります。   

>安定した生活を維持するためには、結婚や子育てなど家庭を作っていく将来設計よりも、仕事、キャリア形成を優先せざるを得ない意識が形成されてしまっていることが考えられます。   

>同時に進んでいる高齢化もまた、諸外国に類を見ない速度で進行しています。   

>内閣府が発表した2022年版高齢社会白書によると、日本における65歳以上の人口は現在3621万人余りで、総人口の28.9%を占めています。   

>この数は、2042年には3935人でピークに達することが見込まれています。   

>労働人口の減少や社会保障費の増大など、日本の社会基盤を揺るがす危機的状況を回避する手立てが模索されていますが、私たちは、急激に社会構造が変化していくこれからの時代をどう生き抜けばよいのでしょうか。   

>すべての人が、心も身体も健康で幸せに生きることができる社会の実現には、何が必要なのでしょうか。   

>日本の幸福度ランキング、先進国で最下位の理由は   

>1946年に、世界保健機関(WHO)が定義した「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあること」という概念に立ち返り、ウェルビーイングを中心に据えた社会の実現ついて考えてみましょう。   

>ウェルビーイングは、客観的なものと主観的なものに分かれています。   

>「客観的ウェルビーイング」は、GDPや健康寿命など数字で測れるものであるのに対し、「主観的ウェルビーイング」は、個人が自分の人生の充実度、幸福度、満足度などを評価するものです。   

>国連が3月に発表した「世界幸福度ランキング2022」において、日本の順位は54位と、先進諸国の中で最低順位に位置しています。   

>この結果を詳しく見ると、「人生の選択の自由度」と「他者への寛容さ」の数値が目立って低く、その他の項目、「一人当たりの国内総生産(GDP)」、「社会的支援」、「健康寿命」に関しては、ランキング上位国とさほど大差がありませんでした。   

>つまり、客観的ウェルビーイングは高いにもかかわらず、主観的ウェルビーイングが低いということが分かります。   

>国民それぞれが抱く「主観的幸福度」についても、1位のフィンランドの2.518ポイントに対して、日本は1.487という結果が出ました。   

>世界と幸福度格差を埋めるためには、自分の人生を自ら自由に選択できていると実感できることと、立場や意見の違いに対して理解を示し合う他者への寛容さ、の2点が日本の重要課題であることは間違いなさそうです。  

 

自ら自由に選択することは無理ですね。それは、日本人には意思がないからです。    

日本人には意思 (will) がない。つまり、無心である。意思は英語の未来時制の文の内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がないので仕方なく無為無策でいる。それで、おとなしい。優柔不断・意志薄弱に見える。能動がなくて受動ばかりの生活を送っている。困った時には '他力本願・神頼み' になる。生きる力 (vitality) が不足している。だから戦時中は、玉砕するまで戦い抜いた日本兵であった。

 ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)

どうやら '指示待ち人間' が育成されたようです。この暮らしぶりで成功すると、他人・他国の受け売りと後追いの専門家になりますね。しかし、未来を先取りしない人は指導者としては適当でないでしょう。  

 

立場や意見の違いも容認できませんね。日本人はご唱和の世界に住んでしますからね。我々には現実しかない。そして、現実の内容は唯一であります。       

日本人には現実 (事実) があって、非現実 (考え) がない。そして、立場や意見は考えの中にある。現実の内容は一つで、非現実の内容は人それぞれで多数ある。我々日本人は多数の内容の中で生きなくてはならない。

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。    

 

>日本の幸福度を高めるには?   

>主観的ウェルビーイングに関して、史上最も長期にわたり追跡調査をした研究、ハーバード大学の成人発達研究からもヒントを得ることができるかも知れません。   

>経済的、社会的に異なる背景を持つ約700人の対象者を1938年から75年間にわたり追跡し、対象者の心と身体の健康状態を調査したこのプロジェクトの目的は「幸福と健康の維持に本当に必要なものは何か」を明らかにすることです。   

>「75年間にわたる研究からはっきりと分かったこと、それは、私たちを幸福で健康にするのは、富でも名声でも無我夢中に働くことでもなく、良い人間関係に尽きる」── ハーバード大学心理学教授、ロバート・ウォールディンガー博士   

>そして、大切なのは人間関係の質であり、数ではないということ。   

 

そうですね。良い親友を持ちたいものですね。     

自己の意思を示せば、当事者・関係者となる。示さなければ傍観者にとどまる。日本人には意思がないので、常に傍観者にとどまっている。序列関係のない場合には深刻な事態であっても高みの見物をしている。わが国は世界の中にあって、世界に属していない。  

 

>この温かな人間関係を築くうえで必要となるのが、自分と意見や立場が異なる人たちに、どれだけ理解を示すことができるかという「寛容さ」。   

>やはり、日本人が実感として豊かさや幸福感を感じられない理由として先にあげた要因が、ここでも関係しています。   

>今後50年、かつてない少子高齢化の時代に突入する中で、気候変動、資源の枯渇、格差や分断など重要な地球規模課題に直面しながら、すべての人が豊かさと幸福感を実感できる社会を構想していくことが迫られています。   

>さらに、その社会を、豊かさと持続可能性が両立するものとして構築していかなければならないのです。   

>日本は今、世界に先駆けて、高齢化、少子化などの課題に直面する国として、課題解決先進国となると同時に、一人ひとりが幸せを実感できる社会という、世界が共通して目指すべき未来を実現する先駆者としての役割を果たすチャンスを手にしています。   

>これを叶えるためには、日本固有のアプローチを早期に確立、実践する必要があるでしょう。   

 

そうですね。’まず隗より始めよ’ ですね。      

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 我が国の ‘漢字かな’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

 

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語の仮名漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。音読が言語の習得には欠かせない。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。ローマ字表記を仮名漢字表記と対等な地位にしてもらいたい。日本語をローマ字表記と仮名漢字表記の二刀流表記の国にすると良い。       

 

>(この記事は、世界経済フォーラムのAgendaから転載したものです)   

 

 

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閲覧数131 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2022/10/20 14:16
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