2023年07月04日(火) 

 

>BUSINESS INSIDER JAPAN   >英エコノミスト誌、日本経済は高齢化で「頭脳停止」がすでに始まり、少子化対策も「政府は無力」と結論    >唐鎌大輔 によるストーリー • 昨日 7:50  

>筆者は過去の寄稿を通じて、経常収支や貿易収支で示される日本の対外経済の構造が大きな変化に直面していることを強調し、さらにその内訳を掘り下げることで「新たな外貨流出源」が顕在化しつつある近年の実情にも懸念を示してきた。   

>直近2022年度については、海外とのモノの取引状況を示す「貿易収支」が主に資源高の影響で18.0兆円の赤字。   

>一方、海外とのサービスの取引状況を示す「サービス収支」は約5.3兆円の赤字。   

>それを構成する「輸送」「旅行」「その他サービス」という3つの項目のうち、訪日外国人観光客(インバウンド)の回復が始まった「旅行」は1.4兆円の黒字だったものの、「その他サービス」が約5.8兆円と大幅赤字の要因になった。   

>さらに、「その他サービス」の赤字内訳を見ると、主に海外の巨大IT企業が展開するクラウドサービスへの支払いが含まれる「通信・コンピュータ・情報サービス」が約1.6兆円、インターネット広告関連の支払いや外資系コンサルティング企業の本国への上納金が含まれる「専門・経営コンサルティングサービス」が約1.4兆円、さらに特許権や商標権などの売買が含まれる「研究開発サービス」が約1.2兆円の赤字だった。   

>端的に言って、デジタル、コンサル、研究開発の3分野が新たな赤字項目、すなわち外貨流出源として目立ち始めているのだ。   

 

3分野の赤字は日本人が思考を停止しているためでしょうね。日本語による思考では英米流の高等教育が成り立ちませんから。       

 

>なお、デジタルの赤字が拡大している背景には、そもそも研究開発で後れを取っている事実がありそうだ。

>その理由は複数あるだろうが、日本企業が研究開発拠点を国内から海外にシフトする動きや、海外の企業や大学に研究開発そのものを外注する動きが含まれそうだ。   

 

日本人の思考停止が原因でしょうね。   

 

>「思考停止(Brain freeze)」と海外からの指摘     

>さて、そのように研究開発サービスを通じた外貨流出が増加する状況の中で、2023年5月、英経済誌エコノミストが『It’s not just a fiscal fiasco: greying economies also innovate less(単なる財政のつまずきでは済まない:高齢化する経済はイノベーションをも衰退させる)』と題する特集記事を掲載した。   

>同記事は、経済の高齢化により財政的な負担が増すばかりか、革新的な技術が生まれにくくなる事実を懸念する内容だ。   

>日本に限らず、世界でも近い将来に人口減少が想定される中、革新的な技術が生まれなくなることで生産性が低下し、成長率も押し下げられるという。   

>10ページに及ぶこの特集記事には、日本に特定して言及する箇所も出てくる。   

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 我が国の ‘漢字かな’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

 

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語の仮名漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。音読が言語の習得には欠かせない。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。ローマ字表記を仮名漢字表記と対等な地位にしてもらいたい。日本語をローマ字表記と仮名漢字表記の二刀流表記の国にすると良い。         

 '為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり'  上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)            

 

>そこでは、イタリアとともに人口維持が難しくなる「出生率2.1以下」の国の実例として日本の名前が挙がり、岸田首相が1月23日の施政方針演説で「社会機能を維持できるかどうかの瀬戸際と呼ぶべき状況に置かれている」と発言したことが紹介されている。   

>すでに述べたように、同記事の核心は「出生率が低下すること(≒人口動態が高齢化すること)でイノベーションが起こらなくなる」ことの問題で、世界経済全体がこれからその事態に直面する可能性があり、一部の国・地域ではすでにそれが始まっていることが、先行研究などとともに示されている。   

>国民が多かれ少なかれ実感している事実ながら、あらためて海外メディアから指摘されるとショックを受けるのは、すでに問題が顕在化している「一部の国」として日本が登場することだ。   

>記事中には、若い世代は「fluid intelligence(流動性知能)」を持ち、その能力を問題解決や新たなアイディアの創造に活かす一方、年老いた世代は「crystallized intelligence(結晶性知能)」を持ち、時間とともに蓄積されたものごとの仕組みに関する知識を活かすという、心理学から見た知能の加齢変化に関する言及がある。   

>いずれも人間が経済活動を行う上で重要な知性だが、イノベーションの創造を期待するに当たっては前者の「流動性知能」が重要であり、経済が高齢化するにつれてその能力が薄弱化するという。   

>イノベーションと年齢の関係性について、記事で紹介されている研究結果によれば、研究者の特許出願率は30代後半から40代前半でピークに達し、40代から50代にかけて緩やかに低下する傾向にある。   

>話を多少ややこしくしてしまうが、経済学の視点で考えると、イノベーションを通じて「全要素生産性(生産性)」が改善するからこそ、労働力や資本の投入が一定だとしても、高い成長率を実現できる。   

>逆に言えば、少子高齢化により労働力や資本が減少していく社会では、イノベーションによる生産性向上で成長(率)をテコ入れする必要が出てくるわけだが、少子高齢化が元凶となってイノベーションまで停滞してしまうのでは、日本にとっては取り付く島もない。   

>記事では「Brain freeze」と銘打たれた図表を通じ、日本がかつて知的財産権を武器に主導的役割を果たしていた複数の技術分野で、ことごとく失墜した実情が示されている(著作権の関係でここでは図表を掲載できず、ご了承いただきたい)。   

>図表およびそれに対応する本文は、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の経済動向センター(CEP)による分析に基づくもので、ゲノム編集技術やブロックチェーン技術への日本の貢献がほぼゼロになったことや、水素貯蔵技術や自動運転技術、コンピュータビジョン技術については、アメリカや中国の後塵を拝する現状を指摘する。   

>「Brain freeze」は、図表が示すイノベーションの低迷という文脈に沿わせれば、「頭脳停止」や「頭脳流出」の訳語が相応に思うが、より一般的に「思考停止」と訳されることも多い。   

 

日本人には現実があって非現実がない。   

現実は事実で、非現実は考えの内容である。   

日本人に非現実が無いのは、日本語文法に時制 (tense) というものが無いからである。  

時制があればそれぞれに独立した三世界が表現できる。現在・過去・未来とか前世・現世・来世というふうにである。         

時制があれば思考がある。インド人にはインド哲学があり、キリスト教徒にはスコラ哲学がある。時制がなければ思考停止 (brain freeze) となる。これは日本人の場合である。別に頭の良し悪しではない。   

小乗仏教はわが国では信じられないし、キリスト教徒は日本教徒キリスト派になっている。   

 

>近年の日本経済・社会について頻繁(ひんぱん)に使われるフレーズでもある。   

 

 

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閲覧数296 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/07/04 09:09
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