2023年08月06日(日) 

 

>[社説]広島・長崎「原爆の日」 核抑止論からの脱却を   >沖縄タイムス社 によるストーリー •   >9 時間   

> 原爆投下から78年。   

>広島は6日、「原爆の日」を迎えた。   

>9日には長崎でも平和祈念式典が開かれる。   

> 原爆投下は犠牲となった人だけでなく、後遺症や被爆2世の健康被害など生き延びた人間をも長年苦しめ続けている。   

> 「二度と繰り返してはならない」という被爆者の切実な声に、今を生きる私たちは真剣に向き合わなければならない。   

> 核を巡る世界の状況は厳しさを増すばかりだ。   

> ロシアはウクライナ侵攻後、「核の脅し」を繰り返している。   

> プーチン大統領は3月、同盟国ベラルーシへの戦術核配備を表明した。   

>米国の核弾頭を北大西洋条約機構(NATO)の欧州非核国に配備する「核共有」への対抗措置と主張する。   

> ロシアはまた、米ロ間の新戦略兵器削減条約(新START)の履行停止も宣言した。   

> 世界の核兵器の9割以上を持つ米国とロシア両国の対立により、核軍縮は停滞を余儀なくされている。   

> 中国も透明性を欠いたまま核戦力増強に動く。   

> 中国がロシアから調達した原発用核物質の輸入額は昨年、最大の約690億円に上ったことが明らかになった。   

>運用可能な核弾頭を現在の推計400発超から、2035年に1500発に増やすとの予測もある。

> 核保有国の軍拡競争が、核兵器使用のリスクをかつてなく高めている。

■    ■

> 今年はウィーンで核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備委員会が開かれる中での原爆忌となった。   

> 原則5年ごとに開かれるNPT会議はこれまで15年、22年と連続して最終文書を採択できていない。   

>次回26年の開催に向け準備委は、10年越しの合意形成へ地ならしする重要な機会だ。   

> ただ、各国が歩み寄れるかどうかは予断を許さない。   

> 準備委で米国などが北朝鮮の核を脅威だと批判したことに対し、北朝鮮は、米国が安全保障策としてオーストラリアへの原子力潜水艦導入を進めているとして「核拡散を強行している」と反論した。   

> その北朝鮮の核・ミサイルの脅威を背景に、韓国では独自の核兵器を保有すべきだとの主張が拡大している。   

> 核兵器の保有が戦争を抑止する力となるという「核抑止論」が、逆に核兵器を広げることにつながっていないか。   

>■    ■

> 5月のG7広島サミットで出された「広島ビジョン」は、「核なき世界の実現」への関与をうたいながら核抑止を肯定した。   

> これに対し広島市の松井一実市長はNPT準備委の演説で、核抑止論は破綻しているとし「廃絶に向け具体的に行動する必要がある」と各国に呼びかけた。   

> 抑止目的での核戦力の増強は「核軍拡競争」を招きかねない。   

 

核軍拡競争は空しい。念仏外交もむなしい。現実を動かすには大きな力が必要である。    

 

>サミットの主催国を務めた日本は核抑止力から脱却する道筋をこそ示すべきだ。   

 

日本には相手方を説得するだけの力が必要ですね。他力本願・神頼みに徹していては道筋などは示せない。  

 

> 唯一の戦争被爆国として、核廃絶に向けた国際的な合意形成にリーダーシップを発揮すべきだ。   

 

わが国にはそれだけの説得力があるか。現実を動かすには力からが必要である。日本はこれまで力を蓄えて来たか。わが国の発言で世界が動いたことがあるのか。念仏外交では夢物語になる。我々は歴史を直視しなくてはならない。         

まわりは皆低文脈文化の国である。歌詠みの技法は役立たず。高文脈文化気取りではわが国の想いは世界に通じない。   

マッカーサ元帥は日本人を以下のように考えていました。  

‘もしアングロ・サクソンが人間としての発達という点で、科学とか芸術とか文化において、まあ45歳であるとすれば、ドイツ人もまったく同じくらいでした。しかし日本人は、時間的には古くからいる人々なのですが、指導を受けるべき状態にありました。近代文明の尺度で測れば、我々が45歳で、成熟した年齢であるのに比べると、12歳の少年といったところ like a boy of twelve でしょう。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下)  

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

 

 [高文脈文化と低文脈文化の比較の例]

《高文脈文化》の特徴:  言葉以外に状況や文脈も情報を伝達する。重要な情報でも言葉に表現されないことがある。/ 曖昧な言語 / 一般的な共通認識に基づく / 双方の合意に基づいた契約でも状況によって柔軟に変更される。/ 感情的に意思決定される/沈黙は不快ではない /

《低文脈文化》の特徴: 伝達される情報は言葉の中で全て提示される。/ 正確性が必要とされる言語  / 言語に基づく / 双方の合意に基づいた契約の変更は容易ではない。/ 論理的に意思決定される / 沈黙はコミュニケーションの途絶として不快 /

出典: フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』
 

 

 

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閲覧数70 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/08/06 20:36
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