2023年09月16日(土) 

 

>ダイヤモンド・オンライン   >日本語が「消滅の危機」にある理由、世界で9番目に話されているのになぜ?   >山口仲美 の意見   >•14 時間   

>「日本語が消滅する」と聞いたらどのように感じるでしょうか?   

>日本語研究の第一人者で埼玉大学名誉教授の山口仲美さんは「世界のあちこちで民族固有の言語が消滅しているように、油断をすると日本語も消滅する」と危惧しています。   

>実際、「2週間に1言語のペースで衰退しつつある言語の最後の話者が死んでいる」と言われています。   

>なぜ、日本語は消滅の危機にあるのでしょうか。   

>『日本語が消滅する』(幻冬舎新書)より紹介します。   

>消滅の予兆   

> 日本語が消滅する?   

>そんなことあるわけないでしょとお思いになった方も多いでしょう。   

>でも、油断をすると、日本語も消滅するのです!   

>世界のあちこちで、その民族固有の言語が消滅しているのと同じように。   

> ご存じのように、日本では、2020年から、小学3年生からの英語教育が始まりました。   

>未来を背負う子供たちが、自国語を十分にマスターしないうちに、英語教育を始めることは、将来的にその国固有の言語の衰退を招きます。   

>日本語学者の宮島達夫さんも指摘しています、「小学校への英語導入という決断をするには、日本人が将来英語モノリンガルになる第一歩になるかもしれない、という覚悟をしておく必要があります」と。   

> 小学校への英語導入という決断は、最初のうちは、母国語である日本語とのバイリンガル(=二つの言語を話せる人)を生み出しますが、やがて世界共通語の英語のみを話すモノリンガル(=一つの言語のみを話す人)になっていくということが分かっています。   

>あ~あ、日本語はもうお終(しま)いかもしれない。   

>そんなに遠くはない将来を思って、私は愕然としました。   

>母国語のとりかえが起こり得る事態に一歩足を踏み込んでいるのです。   

 (略)   

>日本語話者数の世界ランク   

> すると、日本語のことが気になりますね。   

>日本語は、母語話者数から見ると、世界の言語の中でどのくらいの位置にいるのでしょうか?第9位です。   

>1位は中国語で、母語話者数はおよそ8億8500万人、2位が英語で4億人、3位がスペイン語で3億3200万人、4位がヒンディー語で2億3600万人、5位がアラビア語で2億人、6位がポルトガル語で1億7500万人、7位がロシア語で1億7000万人、8位がベンガル語で1億6800万人。   

> そして、9位が日本語で1億2500万人です。   

>日本の人口が、日本語の母語話者数になっているのです。   

>ちなみに、10位はドイツ語で1億人です。   

>こうして、20位までの母語話者数を合計していくと、世界人口の半数近い34億9200万人になります。   

> このデータを知ると、日本語は、母語話者数が第9位だから、滅びることなんてないんじゃないと、胸をなでおろす方がいらっしゃるに違いありません。   

>確かに、母語話者数から見ると、滅びる危険性の少ない言語の一つです。   

> でも、言語の消滅の原因は、母語話者数のみにあるわけではありません。   

>日本語は、英語やスペイン語などの世界共通語にはない消滅しやすさを抱えています。   

>英語やスペイン語などは、発祥の地であるイギリスやスペイン以外の土地でも話されています。   

 

そうですね。それに引き換え日本人は海外に移住しても日本語を広めることはありませんからね。    

 

>さらに、英語やスペイン語は、第二外国語として世界中で学ばれています。   

> ところが、日本語は日本以外の国で話されることはありません。   

>第二外国語として学ばれることも多くはありません。   

>日本語は日本でしか話されていない孤立言語です。   

 

日本語は孤立言語で、日本人は孤立人間です。   

 

> ちなみに、第二言語として学んでいる話者数を加えて世界の言語の使用状況をとらえると、英語が第1位の座につきます。   

>さすがに世界共通語の貫禄(かんろく)です。   

>合計13億5000万近くの人に使われています。   

>こうした第二言語の話者数も加えて順位を並べなおすと、日本語は13位に下がります。   

 

日本語は有用性が低いからですね。学んでも得にならない言語です。学んで利益になる言語は第二言語になります。         

 

> しかも、日本語の母語話者である日本人の人口は、現在減り続けています。   

 

そうですね。無為無策で居たら話者は減りますね。    

 

>さらに、日本は始終災害に見舞われています。   

>日本列島が壊滅的な被害を受けて、日本人が極端に少なくなったら?   

>そのうえ、心配なのは、英語さえできればいいと思っている人が増えていることです。   

 

人類の知識の半数は英語の文献として蓄えられていますからね。知識に近づくには英語が必要です。        

 

> 日本人は、自分たちの精神的支柱となっている日本語を、世界共通語となった英語から守りきることができるのでしょうか?   

>日本語も、決して安全ではないのです。   

 

そうですね。日本語は外国人に役立たない言語ですからね。日本語の有用性を増す工夫は日本人がする必要がありますね。       

 

(略)  

>日本語の将来を守るには   

> 日本語が世界第9位の話者数を誇っているのは、実は、欧米列強が東アジアや東南アジア、そして太平洋地域の島々の植民地化に乗り出した時、日本とタイだけは、民族国家の形をとった独立国だったため、植民地化を免れたという過去の僥倖(ぎょうこう)に負うているわけです。   

> にもかかわらず、日本は、自ら進んで、小学校の低学年からの英語教育に乗り出しました。   

>よほどの覚悟を持って日本語の将来を守らなければ、いつの間にか英語の国になっている可能性もあります。   

 

それは適者生存 (survival of the fittest) というものですね。    

日本語も有用性を増す方策をとる必要がありますね。   

我が国の ‘漢字かな’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

 

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語の仮名漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。音読が言語の習得には欠かせない。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。ローマ字表記を仮名漢字表記と対等な地位にしてもらいたい。日本語をローマ字表記と仮名漢字表記の二刀流表記の国にすると良い。         

 '為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり'  上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)          

 

 言語学者のK・デイヴィッド・ハリソンさんは重い口調で言います、「その言語を用いる人々が国際言語を採り入れはじめると同時に(その言語は)消えていく」と。   

 

そうですね。言語は生き物ですからね。    

 


閲覧数60 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/09/16 02:20
公開範囲外部公開
コメント(0)
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
シンちゃんさん
[一言]
明るい未来社会を築こう
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このアルバムのURL
https://e-jan.kakegawa-net.jp/blog/blog.php?key=856611