2023年10月22日(日) 

 

>日本人の労働意欲や仕事満足度、いわゆる会社へのエンゲージメント(愛着や忠誠心等)の類が世界の主要国中で最低水準なのは今や一般常識となっている(※1)。   

>一方、日本人の社会人教育市場は成長の一途だ。   

>「自己啓発市場」は2016年時点で平成元年(1989年)比3倍の9049億円に上る (※2) 。   

>ここ数年は「リカレント教育」市場が2018年に408億円だった市場規模は2022年度に490億円まで成長したとされる (※3) 。   

>一体なぜ、知能も高く(※4) 、真面目に勉強する私たち日本人は、幸福度すらも主要国中万年最下位 (※5)なのか。   

>ここに面白い考え方を紹介したい。   

 

>それは「仕事がつまらない、人生が上手く行かないのは、あなたの身にまとう、あなたの“界隈性”が、あなたに全くフィットしていないから」ーーというものだ。   

>これは世界初の「界隈性デザイン」の入門書『それでも今の居場所でいいですか?』(すばる舎)で提唱された考え方である。   

>その真意とは――。   

>元カメラマン、元電通マン、そして現役の商社マンという異色のキャリアの著者、蓮村俊彰氏に紹介してもらおう。

>まず「界隈性」という耳慣れない言葉から説明したいと思います。   

>街に関する「〇〇界隈」という表現は聞いたことがあるのではないでしょうか。   

>元々は不動産業界や都市開発の世界で使われる専門用語です。   

 

界隈は小さな世の中の事ではないでしょうか。   

 

>渋谷界隈、原宿界隈、丸ノ内界隈、六本木界隈等ですね。   

>同じニュアンスでtwitter界隈、Facebook界隈、インスタ界隈、TikTok界隈、ヤフコメ界隈といった使い方も多くなっています。   

>このように人が集う現実・オンラインを問わない「場」と、そこに集まる誰とも言えない人々の「営み」の両方をひっくるめて「〇〇界隈」と呼ぶわけです。   

>私が注目したいのは、この「界隈」の捉え方として「人を基点にする」見方です。   

>人も「場」や「営み」のように、「山田さん界隈はいつも楽しそうだね」「その件は斉藤さんか、その界隈の人に聞けば大体わかるよ」といった使い方ができます。   

>つまり、私たちは誰しもが知らず知らずのうちに「自分の界隈」というものを身にまとって、その中を日々生きている、と言えます。   

 

それは自分自身の世の中のようですね。   

 

>「界隈性のミスマッチ」とは何か   

>その界隈の性質を「界隈性」と呼びます。   

>“人間”に対する“人間性”と同じニュアンスです。   

>渋谷界隈の界隈性はイノベーティブ。   

>丸ノ内界隈なら超一流。   

>原宿界隈ならお洒落、等です。   

>では、その「界隈性」があなた自身と合っていなかったらどうでしょうか。   

>身体にフィットしないサイズの洋服を着るのと同じで、どこか居心地が悪い感触がずっと続くことになります。   

 

そうですね。   

 

>その解消を目指すのが、「界隈性デザイン」という考え方です。   

>界隈は目に見えず、手で触れられません。   

>洋服と異なりそのミスマッチに気が付きにくいものです。    

>これが世の不幸に拍車をかけています。   

>というのも、私たちは仕事への不満や人生の不足に対し、資格の勉強やスキルの取得といった自己研鑽・啓発という方向に傾倒しがちだからです。   

>しかし、自分を磨き続けても中々満足できない可能性があります。   

>何故なら、問題はあなた自身ではなく、あなたとあなた界隈のフィッティングにあるからです。   

>自身の界隈を変えよう、あるいは別の界隈に移ろうという目標を持った際、狙った界隈を手に入れるためには自己啓発や研鑽が必要なケースも少なくありません。   

>例えば大学受験なんかは代表的な例です。   

>切磋琢磨できる学友に囲まれ、業界の第一線で活躍する教授陣に触れたいと思ったら、競争率が高いので並々ならぬ研鑽を積む必要があります。   

>問題は手段が目的化する事が多い点です。   

>ダイエットも勉強もスポーツも、自己研鑽はやればやるだけそれなりに結果は付いてきます。   

>そしてその結果それ自体に満足しがちです。   

 

それは手段の目的化ですね。   

 

>「何のために大学に行きたかったんだっけ?」ということです。   

>また自己啓発はある種の陶酔感やカタルシスを得られますが、一時のエンターテイメントとして消費して満足してしまうことが少なくありません。   

>「自分探し」とも違う   

>「自分探し」にも同じことが言えます。   

>これに明確な定義はありません。   

>ただ界隈性デザインの考え方では、徹底して「自分という存在は、自分の身にまとった界隈が形創っている」というスタンスです。   

>なので、“自分”は探しても見つからないと考えます。   

>1ピースだけ欠けている、殆ど完成しているパズルを想像してください。   

>この欠けている1ピース分のスペースが「あなた」です。   

>それ以外のピッタリと揃っているピース群があなたを包み込む、あなた界隈です。   

>そしてこれが上手くはまらないと、不協和音が生まれます。   

>そして無理矢理にでもはまっていると、周囲の輪郭に圧迫(同調圧・同質化)され、自分の「常識」や「人生観」「価値観」といった人格が徐々に影響されてゆきます。   

>なので、もし探すとしたら、少なくとも自分ではなくより良い「界隈」を探すということになります。   

>「界隈性デザイン」という考え方   

>界隈のデザインとはつまり、「界隈のポートフォリオ」をデザインすることです。   

>たった一つの「理想の界隈」なんてものはそうそうありません。   

>一時は理想的だった界隈も時と共に状況は変わります。   

>なので、唯一無二の最高の界隈を一つ探しデザインするのではなく「そこそこマシな界隈」を寄せて集めて、自分の界隈のポートフォリオを創ります。   

>その中でバランスをやりくりするわけです。

>これが界隈性デザインの基本です。   

>職場界隈、家庭界隈、ご近所界隈、同窓界隈、趣味界隈、副業界隈といったリアルな接点の界隈から、SNS界隈等のオンライン、バーチャルなものまで、日々の生活で接点のある全ての界隈を自覚し意識的に組合せてデザインします。   

>この時、ストレスフルだけど将来に繋がるような「今は辛いが未来に良い」自己研鑽的な界隈と、今は楽しいけど、将来何の役にも立たないような「息抜き界隈」等、カテゴライズして、バランスをとるのがコツです。    

>また、自分の界隈コレクションの中で、自分が主役ないし準主役といった主要なポジションを占める界隈を持つことも、幸福度向上のコツです。   

>「理想の人生」「あるべき姿」「今現在の自分」…   

>このよう自分が身にまとう「界隈」というものの存在を自覚し、それを意識的にデザインする意志を持つことが大切です。   

 

そうですね。だが日本人には意思が無い。だから事の次第と成り行き任せになる。       

 

>詳しくは界隈性デザインの初めての入門書である拙著『それでも今の居場所でいいですか?』にありますが、仕事の充実、プライベートの充足、日々のウェルビーイングはここから生まれます。   

>川の流れに逆らって泳いでも中々前に進まないように、自分の今いる居場所とあなたの感性が整合しない限り、何をやっても中々努力した分の成果は得られません。   

>幸せに纏わる様々な指標で日本は実に低成績です。   

>これは多くの人が知らず知らずに身にまとった界隈から要求される「理想の人生」「あるべき姿」と、実際に実現されている「今現在の自分」との乖離に悩んでいるということだと思います。   

 

考えの内容は人人により違っている。理想の人生、あるべき姿についても同様であるべきですね。   

‘求めよさらば与えられん’ ですね。自ら積極的に求める態度が必要です。だが、日本人には意思が無い。優柔負担・意志薄弱ではどうにもならない。だから幸福度も主要国中最低水準になる。          

 

>現状を変える努力は既に多くの人が十二分にしています。   

 

意思の無い人間の努力は牛馬の苦役と同じになります。   

 

>であるならば、界隈を変えることで「あるべき姿」にも手を入れてゆくアプローチもぜひ試してみてください。   

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。  

 

 

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閲覧数70 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/10/22 21:35
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