>with >「学歴ってそんなに大切?」偏差値35から東大に合格した男性が答える ”学歴の意味” とは… >今・ >偏差値35から東大合格! >西岡壱誠さんが受験生の疑問にお答え >「受験期に気を付けておくべきことってなんだろう?」 「そもそも、学歴ってそんなに大切なものなの?」 受験勉強をしているとき、そんな疑問が頭をよぎるかもしれません。 >そこで今回は偏差値35から東大合格という逆転劇を成し遂げた西岡壱誠さんの著書『東大モチベーション 勉強のやる気がすぐ起きて→ずっと続く方法』(かんき出版)から「受験生の質問に全部お答えします!」というトピックスを一部抜粋してご紹介します。 >【Q】受験期に重要なことを教えてください! >ムリをせず、しっかりと日常生活を送ることです。 > 受験期だからと言って何か特別なことをするのでなく、いつも通りを心がけてください。 >毎日寝る間を惜しんで勉強しても、内容は頭の中に入りません。 >「受験まであと半年だから、その間は4時間睡眠で一生懸命勉強するぞ」 なんて言って、受かるわけがないのです。 > 朝、決まった時間に起きる。 >朝食を食べる。 >勉強をする。 >体を動かす。 >夜しっかりと寝る。 >これらを続けることは、日々を大事にしている証拠でもあります。 >受験生は受験まであと1ヶ月しかないから、そこまでにあれをやって、あのテキストと過去問をやって、だから毎日これくらい勉強しなきゃ……とあれやこれやムリな計画を考えてしまいがちです。 >それもしかたない面もあるのかもしれませんし、事実そうやって受かる人もいます。 >しかしその前提として、それを継続して規則正しい生活ができるのなら、です。 >日々の勉強に追われて、 毎日毎日夜更かしをして、 不規則な時間に起きて、 朝食も食べずに学校に行き、 休憩も入れずにエナジードリンクを飲みながら勉強し、 夜遅くまで勉強をして睡眠時間もほとんどない。 >これじゃ受からないのです。 >合格は日常生活の延長線上にあります。 >これはとても大切な考え方です。 >ここをおろそかにして落ちてしまう受験生はとても多いからです。 >僕たちの勉強する時間も、寝る時間も、何をするのも、日常の中にあります。 >みんな平等に24時間が与えられており、この24時間の質が落ちれば、当たり前のように勉強時間にも影響が出ます。 >睡眠不足なら勉強の時間に影響が出ますし、友達とケンカしたら勉強どころではないですよね。 >つまりは、勉強の時間を大切にするだけでは合格は不可能なのです。 >これは受験生だけの話ではありません、大人になっても同じです。 >すべては日常生活の延長線上にあります。 >日々をどれだけ大切にできるかが、すべてのカギなのです。 >僕はラップが好きなのですが、ラップでギネス記録を持っているラッパーのエミネムも、家族との時間が大切だと言っています。 >朝はしっかり起きて、17時にはスタジオを出て家族との時間を大切にすると言います。 >それ以外にも世界的な記録を立てた人は、朝起きてきちんと夜決まった時間に寝てムリをしないことを信条にしている人はたくさんいます。 >ちなみにみなさん、受験は何時にテストが始まるか知っていますか? >東大の二次試験は9時半開始です。 >多くの私大でも遅くても10時だと思います。 >この事実を、よくよく考えてみてください。 >【Q】学歴って、そんなに大切なものなんでしょうか? >大学受験のために勉強する意義がわかりません。 >気持ちはわかります。 >ハッキリ言いますが、学歴があってもうまくいかない人なんてザラにいます。 >東大に入っても、早稲田大学に入っても、それ以外の大学でも、うまくいく人はいくし、うまくいかない人はいかないです。 >そんなものです。 >でも、学歴って、あって困るものではないんです。 >あるのとないのとでは、あったほうがいいことは確定的に明らかです。 >「学歴社会が否定されている」というのは、別に学歴がいらなくなったということではありません。 >「学歴ぐらい持っていないと、めっちゃ困る」ということです。 >そして、これは勉強以外のどんな分野についても同じですが、「いざというときに努力できる人間」でないと、社会に出てから苦労します。 >中途半端で、なんの努力もしてこなかった人間は絶対に負けます。 >なぜなら、努力のしかたを知らないからです。 >若いころの苦労は買ってでもしろと言います。 >その理由は以下の通りです。 >苦労しておいた分だけ、大人になってからも苦労できるようになる。 >動かない理由は探せばいくらでもあります。 >でも、動かない人間は長期的に考えれば淘汰(とうた) されます。 >別に理由なんてなんでもいいんです。 >とにかく前に進むこと。 >それが、みなさんに求められていることであり、そうできるようになれば、みなさんは必ず社会に出てからも負けない人間になると思います。 (略) >〈著者プロフィール〉西岡 壱誠(にしおか・いっせい) 1996年生まれ。 >株式会社カルペ・ディエム代表。 >偏差値35から東大をめざすも、現役で不合格、一浪で不合格と、2年連続で不合格。 >後がない状況に置かれたことで、これまでの勉強法を見直した結果、偏差値70、東大模試で全国4位になり、見事、東大合格を果たす。 >東大に合格した勉強のしかたや、やる気を起こしてキープするノウハウなどを、全国の学生や学校の教員に伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。 >現在、全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教員向けに指導法のコンサルティングを行っている。 >YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1.2万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。 >著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも、東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラー。 >『偏差値35から東大に合格してわかった 頭がいい人は○○が違う』(日経BP)他多数。
英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。英米流の高等教育は子供に哲学を獲得するための教育である。子供が思春期になって、言語能力が飛躍的に増大するのを待って高等教育が行われる。かれらの文法には時制 (tense) というものがあって独立した非現実の三世界を表現することができる。未来時制を使って自己の意思を表すこともできるようになる。すると加害者意識も経験することになる。それが高じて罪の意識も理解できるようになる。深い反省にも陥るので原因の究明が行われる。うやむやにならない。魂の救済を必要とする人も出て来る。贖罪のための宗教 (キリスト教) も重要になる。こうしたことで浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。だからどこの国でも高等教育に力を入れることになる。 哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。日本語は現実の内容だけを話す言語である。日本式の判断だと見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。だから現実の言葉 (日本語) を話す人が非現実を語る学習をすると常に失敗する。嘘ばかりでは学習に力が入らない。だからわが国は英米流の高等教育の導入に失敗した。何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する者はいない。 今の地球はアングロ・サクソンの支配体制にある。哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。これらは高等教育のお陰である。インド人は印欧語族であるからアングロ・サクソンと相性が良い。 当の日本人の若者はいまなお序列競争にうつつを抜かしていて、教育内容の吟味などする余地はない。難関出身者が序列社会で優位に立つ話ばかりを気にしている。世界の情勢に注意力が不足していて井の中の蛙になっている。国際取引で印欧語族を取引相手にして苦戦を強いられることになる。
マッカーサ元帥は1951年5月5日の上院合同委員会で日本人を以下のように評していました。 ‘もしアングロ・サクソンが人間としての発達という点で、科学とか芸術とか文化において、まあ45歳であるとすれば、ドイツ人もまったく同じくらいでした。しかし日本人は、時間的には古くからいる人々なのですが、指導を受けるべき状態にありました。近代文明の尺度で測れば、我々が45歳で、成熟した年齢であるのに比べると、12歳の少年といったところ like a boy of twelve でしょう。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下)
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