働かないおじさん |
>AERA DIGITAL >40代半ば「出世レース確定後」に起こる異変 「働かないおじさん」を生む日本企業の大問題 >3日・ > 社内で冷ややかに見られがちな「働かないおじさん」。 >彼らはなぜ、情熱を失ってしまったのか。 >背景には、幹部登用判断の遅さなど、日本企業が抱える問題点がある。 >加速する人手不足とインフレの未来で、日本はどうなるか――元日銀・気鋭のエコノミスト、河田皓史氏の新刊『働く人が減っていく国でこれから起きること』(朝日新書)から一部を抜粋してお届けする。 >* * * >■若手が苛立つのも当然 > 中高年層の転職市場が薄いという問題は、いわゆる「働かないおじさん」問題にもつながっているとみられる。 > 何をもって「働かないおじさん」とみなすかは人それぞれだろうが、白河桃子(2021)『働かないおじさんが御社をダメにする』は、「生産性と賃金が逆転している人」(生産性が賃金を下回っている人)と定義している。 > こうした「働かないおじさん」の存在は、定義(生産性<賃金)により企業収益に対してマイナスだし、有限な社内ポストを抱え込むことで組織の新陳代謝の低下にもつながる。 > また、「働かないおじさん」(生産性<賃金)が生み出している損失を、多くの場合は若手社員(生産性>賃金)がカバーする形になっており、カバーする側の若手社員からすれば苛立つのも当然である。 > もともと若年層は、税・社会保障等の面で上の世代よりも負担が大きいことに対して不満を持っている人が多いわけだが、さらに企業内においても負担を強いられるのかと苛立ちが募る格好である。 > なぜ「働かないおじさん」が発生するのか。 >理由は多々あるだろうが、メインの理由は、多くの日本企業の人事体系(伝統的な「年功序列」を現代風に微修正したもの)のもとでは、40代半ば頃で出世レースの結果がほぼ確定する(40代半ば頃まで確定しない)ということである。
日本人には意思がない。だから指示待ち人間になっている。上からに昇進、上からの賃上げ、上からの転勤、、、、 求めよさらば与えられん。意思のある所に方法がある。Where there’s a will, there’s a way. 自ら積極的に求める態度が必要である。
>■やる気はないが、ポストは手放さない > 社長(CEO)を新卒入社したプロパー従業員から選抜することが多い日本企業においては、企業にとって最も大事な人材は「将来の社長候補」(それに準じて役員候補)なので、社長候補・役員候補のリストに名前が載っているうちはある程度大事にされるし、従業員の側も社長・役員ポストという「ニンジン」に向けて全力疾走することを厭わない。 > ただ、社長レース・役員レースから脱落し、それ以上昇進の見込みがなくなった中高年人材に対して、企業の態度は一転して冷淡になるし、目の前から「ニンジン」が消えた従業員も一気にやる気を失うことが少なくない。 > その結果、やる気はないがポストは手放さない「働かないおじさん」と化すわけである。
意思のない人間には方法がない。無為無策で、坐して死を待つしかない。生きる力に欠けている。
> この点、そもそも日本企業においては幹部登用の判断が遅いことが多くの有識者から指摘されている。
為せば成る。為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬ成りけり。何事も本人次第ですね。
>企業が自社にとって必須の幹部候補人材をもっと早く見極められれば、その選から漏れた人材にも選択肢が多く残されるはずだが、現状はそうなっていない。
社内における序列順位の争いですね。序列外の人をトップに選ぶと見極めが早くなりますね。 我が国のスポーツクラブの外人監督のように生えぬきでない人をトップに据えるとクラブは大きな力を発揮できますね。 日本人のスポーツ選手も外国人の監督の下で励むと世界のスポーツマンになる。大谷翔平も有名になった。
> 日本企業における幹部選抜の遅さについては、例えば河野龍太郎(2025)『日本経済の死角』も指摘しており、「20年以上も社員を競わせるのは、企業にとって、成長の桎梏(しっこく)になるだけでなく、従業員からも、様々なチャンスを奪っているように思われます」と述べている。 >この点、筆者も全く同感である。
そうですね。序列の階段の存在が問題ですね。日本人のメンタリティに問題がありますね。
>(河田皓史『働く人が減っていく国でこれから起きること』(朝日新書)では、「ホワイトだけど仕事は嫌い」「管理職は負け組」「”働かないおじさん”の発生」など、若者のFIREブームと現代社会について分析している)
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