新しい漢字ドリルが届き、早速学習をスタートしていました。読み書きの力は学習全般に影響する重要な力で、指導の仕方も試行錯誤しながら行っています。

　学習中の字だけでなく、今まで学習した字がぱっと思い出すことができるようにするには、書き取りの宿題だけでは無理で、復習したりプリントやアプリなど自分に合ったやり方を見つけていく必要があります。

　子供たちのドリルをのぞくと、丁寧に文字を書いている児童が多く素晴らしかったです。

　４年生の教室に入ると、先生の話を聴く子供たちの目線がきらきらしていました。先生だけでなく友達の話を聴く力が身に付くと、大切な内容を逃さない、自分の考えと比較する等、思考する際の情報が頭に入ってきます。その土台を大切に、授業がスタートしているのがよく分かりました。

　国語の教科書に載っている詩を読み、その中にでてきた言葉を一つ一つ吟味していた３年生。特に、「わかば」がどんなものかはっきりと分からない中で、「若い葉っぱのことじゃない?」「古い葉っぱと違って、黄緑色だよ。」などと、庭に生えている葉っぱを見ながら話をしていました。

　語彙が少ない子供たちにとって、このような経験が語彙を増やすきかっけになりますね。

　国語や算数の学習を、自分のペースで頑張るひまわり学級の５人。他の友達の勉強が終わっても、最後まで頑張る子の姿は、とても成長を感じます。

　予定黒板に貼る日直の札を新調しました。１年生のときに作った札を見ながら、「２年生になったから、去年よりも上手に名前を書くぞ！」と意気込んでいました。名前も絵も、成長を実感することができました。

　入学したばかりの１年生ですが、少しずつ小学校での生活に適応し始めています。幼小の接続を円滑にするために、４～７月までは「スタートカリキュラム」として内容や量を調整したり、保育や幼児教育の内容を発展させた内容を学んだりしています。毎日、笑顔で学校に来てくれるといいです。

「一斉学活」ということで、学校生活の約束を確認したり、いじめを防ぐための約束を確認したりしました。１年生は、お家の人と離れての初めての登校でしたが、先生の話をよく聞いて頑張っていました。他学年の児童は、新しい先生との生活にまだ少し緊張気味ですが、少しずつ慣れていくので大丈夫です!

３月１６日の１時間目の時間に、修了式を行いました。全１４１名が今年度を修了し、各学年の代表児童が修了証書を受け取りました。校長先生からは、それぞれの学級への修了証書として、この１年間で頑張ったことについてお話がありました。

式の最後に、校歌を斉唱しました。これまで続いたコロナ禍の影響で、何年ぶりかの全校斉唱となりました。子どもたちの元気な歌声に、清々しい気持ちになりました。

生活科で学習してきたことのまとめとして、春日神社へ探検に行ってきました。

２月から転入してきた友達に、調べてきたことを説明したり、みんなで遊んだりしました。

３月１０日の昼休み、いつも読み聞かせに来ていただいているトトロの会のみなさんに、６年生への卒業お祝いをしていただきました。理科室で、６年生だけのために作られた、特別な影絵を見せてくださいました。６年間の小学校生活が思い出される、素敵な影絵でした。特に修学旅行のシーンや、一人一人の名前と切り絵作品が登場した時は、子どもたちも大喜び。本当にありがとうございました。