>現代ビジネス >なぜ日本はこれほど歪んだのか…ヤバすぎる「9つのオキテ」が招いた「日本の悲劇」 >矢部 宏治 の意見 • 14 時間前 >日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。 >そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源としている。
‘表があれば裏がある’ ということでしょうか。
>最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」を参照しながら、日米合同委員会の実態に迫り、日本の権力構造を徹底解明する。 >*本記事は矢部 宏治『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』(講談社現代新書)から抜粋・再編集したものです。 >はじめに >それほどしょっちゅうではないのですが、私がテレビやラジオに出演して話をすると、すぐにネット上で、「また陰謀論か」「妄想もいいかげんにしろ」「どうしてそんな偏った物の見方しかできないんだ」などと批判されることが、よくあります。 >あまりいい気持ちはしませんが、だからといって腹は立ちません。 >自分が調べて本に書いている内容について、いちばん「本当か?」と驚いているのは、じつは私自身だからです。 >「これが自分の妄想なら、どんなに幸せだろう」 >いつもそう思っているのです。 >事実か、それとも「特大の妄想」か >けれども本書をお読みになればわかるとおり、残念ながらそれらはすべて、複数の公文書によって裏付けられた、疑いようのない事実ばかりなのです。 >ひとつ、簡単な例をあげましょう。 >以前、田原総一朗さんのラジオ番組(文化放送「田原総一朗 オフレコ!」)に出演し、米軍基地問題について話したとき、こんなことがありました。 >ラジオを聞いていたリスナーのひとりから、放送終了後すぐ、大手ネット書店の「読者投稿欄」に次のような書き込みがされたのです。 >★☆☆☆☆〔星1つ〕 UFO博士か? >なんだか、UFOを見たとか言って騒いでいる妄想ですね。 >先ほど、ご本人が出演したラジオ番組を聞きましたが(略)なぜ、米軍に〔日本から〕出て行って欲しいというのかも全く理解できないし、〔米軍〕基地を勝手にどこでも作れるという特大の妄想が正しいのなら、(略)東京のど真ん中に米軍基地がないのが不思議〔なのでは〕?
日本人はアメリカと一心同体だと思っているから、’日本から出て行け’ はないですね。一心同体が安全のよりどころですね。 しかし、アメリカ人はそうは考えていませんね。日本人は知的水準が低いと考えているでしょうね。 日本人には考えというものが無い。馴れ合い (なあなあ主義) ばかりがある。‘なあなあ主義’ とは、真の意味での検討や意見の交換などをせず、お互いに「なあ、いいだろう」ぐらいの話し合いで全てを済ませること。 日本人には意思 (will) が無くて恣意 (self-will) がある。意思疎通 (相互理解) が無くて、恣意疎通 (阿吽の呼吸・つうかあの仲) がある。意思決定 (理性判断) が無くて、恣意決定 (盲目の判断) がある。
>もし私の本を読まずにラジオだけを聞いていたら、こう思われるのは、まったく当然の話だと思います。 >私自身、たった7年前にはこのリスナーとほとんど同じようなことを考えていたので、こうして文句をいいたくなる人の気持ちはとてもよくわかるのです。 >けれども、私がこれまでに書いた本を一冊でも読んだことのある人なら、東京のまさしく「ど真ん中」である六本木と南麻布に、それぞれ非常に重要な米軍基地(「六本木ヘリポート」と「ニューサンノー米軍センター」)があることをみなさんよくご存じだと思います。 >そしてこのあと詳しく見ていくように、日本の首都・東京が、じつは沖縄と並ぶほど米軍支配の激しい、世界でも例のない場所だということも。 >さらにもうひとつ、アメリカが米軍基地を日本じゅう「どこにでも作れる」というのも、残念ながら私の脳が生みだした「特大の妄想」などではありません。 >なぜなら、外務省がつくった高級官僚向けの極秘マニュアル(「日米地位協定の考え方 増補版」1983年12月)のなかに、○ アメリカは日本国内のどんな場所でも基地にしたいと要求することができる。 >○ 日本は合理的な理由なしにその要求を拒否することはできず、現実に提供が困難な場合以外、アメリカの要求に同意しないケースは想定されていない。 という見解が、明確に書かれているからです。 >つまり、日米安全保障条約を結んでいる以上、日本政府の独自の政策判断で、アメリカ側の基地提供要求に「NO」ということはできない。 >そう日本の外務省がはっきりと認めているのです。
自由とは ’意思の自由’ の事である。日本人には意思が無い。だから、自由そのものにも意味がない。そこで、’不自由を常と思えば不測なし’ という生活になる。
(略)
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