2026年04月11日(土) 

 

>現代ビジネス   >日本に「保守」は存在するのか? グローバリズムとアメリカに追随する保守の混迷を問う   >富岡幸一郎 (文芸評論家) によるストーリー・   >13時間・   

>ポピュリズムとともに「保守」という言葉が乱立し、空前の保守ブームとも言われる今、文芸評論家・富岡幸一郎氏が「真の保守とは何か?」を問う新刊『保守のコスモロジー』が刊行されました。    

>政治学者・中島岳志氏が「日本にとって正統とは何かを問う迫真の一冊」と評する本書は、保守論客として活躍し、2018年に自裁した西部邁氏の軌跡をたどりながら、歴史の中に保守思想の本質を探る注目評論です。    

>その冒頭部分を特別に公開します。    

>「保守」ブームの背後にあるもの    

>20世紀後半から日本では奇妙な「保守」ブームが起こり、ポピュリズム的に「保守」を名乗る政党や言論人が現れてきた。    

>そこには1991年の冷戦終結、つまりソヴィエト連邦(共産主義体制)の崩壊という世界的な現実が関与しているかに見えるが、その実、この国の政治においては戦後体制(冷戦構造)を基底として成立した自由民主党政権がその後30年も継続(2009年9月から12年12月までの民主党政権期はあったが、内実は同じである)してきた。    

>2012年12月からの第二次安倍内閣は、「安倍一強」といわれる長期政権となったが、自他ともに保守を認めたこの政治家は、戦後レジームからの脱却といいながら、大局的には新自由主義とグローバリズムという方向でアメリカ合衆国への従属という「戦後」そのものを維持継続する結果をもたらした。    

>その安倍晋三の3年余り前の銃撃死の折に、私は江藤淳の『日本よ、亡びるのか』(1994年刊)の帯文の「人が死ぬ如く国も亡ぶ/何時でもそれは起こりうる」という言葉をただちに想起した。    

>それは私が安倍氏という政治家を高く評価していたからではなく、この「人」の死は、皮肉にも30有余年前に終焉している第二次世界大戦の戦後体制が、疾うの昔に「亡び」ていることを改めて覚醒させてくれたからに他ならない。    

>その後の数年足らずで55年体制が生んだ旧来の自由民主党という政党はあっけなく崩れ、さらに「保守」という用語が無秩序に乱立して今日に至っている。    

>豊かな「日本」を取り戻すとの政治的スローガンの熱狂のなか、しかしそこに露呈しているのは、現在の日本の巨大な空虚である。    

>明治維新からおよそ80年を経て大日本帝国は焼土となり果てて亡んだが、今度の焼土はいわば精神の、霊性の灰燼である。    

>守るべきものはそこにあるのか。    

>保守すべき価値とは何なのか。    

>そもそも保守思想なるものは存在したのか。   

 

それはないでしょうね。日本人は本来 ‘無哲学・能天気’ ですから。あるのは現実肯定主義だけでしょうね。      

 

>日本人の思想としての「保守」の本質を歴史を遡行することで問うてみたい。

(略) 

>「人間至上主義」と保守の混迷    

>そもそも西洋でいわれる保守主義(conservatism)とはフランス革命を契機として誕生したものである。    

>いうまでもなく『フランス革命の省察』(1790年刊)を著わし、政治や社会秩序を破壊する観念的な急進主義を批判したエドマンド・バークが、その嚆矢であるが、私がこれから論じていきたい「保守」思想とは、18世紀以降のヨーロッパの近代史と思想史の枠をこえたものであり、西洋世界の源流たるギリシア・ローマ文明とユダヤ・キリスト教的一神教の宗教世界に根ざしつつ、かつまた日本を含む東洋的叡知の領域にも連関させてみたいものなのである。    

>したがってソ連邦の解体を、たんに第二次世界大戦後、半世紀近く続いた米ソ冷戦の終わりではなく、むしろフランス革命からマルクス主義革命という西欧近代の、ひとつの時代の終焉として捉え直したいのである。    

>今日いわれるところの保守主義は、その一面において、アメリカの新保守派(neoconservative)に見られるように、自由と民主主義を普遍的価値として、「野蛮なテロとの戦い」の名の下にアフガニスタンやイラクに侵略戦争を仕掛け、その宗教や伝統を容赦なくこわして、社会秩序に変革(混乱)を強いてきた元凶と化してきた。    

>また経済面でもグローバリゼーションと情報テクノロジー革命による新自由主義政策に加担するなど、あらゆる急進主義に抗する、保守思想の本来の在り方からすれば「脱グローバル運動」をこそ標榜すべきなのに、まさに真逆にある。    

>リベラル・デモクラシーや金融資本と結びついたグローバリズムを批判するどころか、その潮流に追随している。    

>このような「保守」の頽落、混迷と倒錯は、この近代200年の国家と社会の近代性、モダニティにあられもなく従属することで、人間と社会が本来的に保守すべき(to conserve)超越的な価値の在処を見失い、その理念を喪失したところに生じてきたものなのではないだろうか。    

>別な言い方をすれば、保守思想は、神なき人間中心主義の近代世界において、その本質を問われることになったのである。    

>《私たちが意味の究極の源泉であり、したがって、人間の自由意志こそが最高の権威であると、人間至上主義は何世紀もかけて私たちに納得させてきた》(ユヴァル・ノア・ハラリ『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』原著2015年刊。邦訳 柴田裕之、2018年刊)ことに、保守思想はいかに対抗してきたのか。   

>いや、できなかったのか。「人間至上主義」から生まれたもろもろのイデオロギー(政治や国家、経済や社会だけでなく、性や自然観をめぐる現代的言説までの)に、いかなる疑義と抵抗を突きつけ、示しえたのか。    

>さらにその未来へと対抗しうるのか。    

>そのことが問われなければならない。    

>1991年12月25日に、私がドイツの地にあって体感したのは、当時フランシス・フクヤマがいったような共産主義体制に対する西洋民主主義の勝利としての「歴史の終わり」ではなかったのはもちろんであるが、そこで一見地政学的に生じた亀裂の底に露呈したのは、それこそフランス革命以降の、「人間の自由意志こそが最高の権威である」という近代の固定観念の終焉だったのだと改めて思う。   

 

人間の自由意思が最高の権威ですね。意思のある動物は人間だけですからね。  

 

>そもそもソヴィエト国家とは、人間の意志(企図)の力で、この地上に「神の国」を招来させるというプロレタリア・メシアニズムの哲学国家の最終形態であった。    

>そのソ連の崩壊が「アメリカの勝利」でなかったことは、ソ連が、17世紀のニューイングランド移住にはじまる、「アメリカ」という土地自体をピューリタン革命=千年王国論によって「神の国」とするアメリカ合衆国と、相似形にあったことを思えば当然の帰結である。    

>そしてこの30有余年、一方でアメリカ合衆国も多文化主義による内なる分裂で衰退の一途を辿った。    

>第二次大戦後の米ソの対立とは、自由主義・資本主義 vs.全体主義・共産主義の対立とは別次元で、(ある意味では)純粋なそれゆえに倒錯的な、宗教的欲望によって生まれた東西の「人間至上主義」による、巨大な革命国家の核兵器の均衡が生んだ擬制の終末論的な状況であったといっていい。    

>この二つの異形の実験国家のなかで、保守思想はほとんど息を止められていたのである。    

>戦後日本が、この擬似宗教国家たる米国への従属のなかに80年近くもあったのであれば、この国に「保守」なるものが存在しているなどというのは噓話でしかない。    

 

アメリカ人は神を信じていないでしょうね。神は死んでしまったから。各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy.  人間には英米流の高等教育 (哲学)が必要である。   

 

>そのことを自らの〈無念の戦後史〉として、私に身をもって教えてくれたのは西部邁であった。    

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


閲覧数43 カテゴリアルバム コメント1 投稿日時2026/04/11 22:38
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コメント(1)
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  • 2026/04/15 11:19
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