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2012年06月12日(火) 
今、議員さんたちが読む雑誌「地方議会人」の執筆をしている。「情報化社会に立ち向かう」という特集の中で、事例として「掛川市地域SNSの取り組み」を紹介してほしいという依頼があった。
文字数は5,000文字。原稿用紙にして12枚程度だが、これが案外少ない。「はじめに」だけで1,200文字になってしまった。

文章は削る作業が大事だ。インターネット上の記事には文字制限がないので、どうしても文章が甘くなる。久しぶりの文字制限のある文章。多く書いて削れば引き締まった文章になる。

とはいえ、論文や報告書的な「取材活動による地域資源の掘り起こしと再発見、情報の共有は愛郷心の醸成につながった」といった表現ではなく、もっと実感ベースの表現で書きたいと思った。
「取材活動を通じて、美しい茶畑にも、掃き清められた古い庭にも、関わる人の愛情や思いがたくさん詰まっていることを知りました。知ることで、その思いは全くの『ひとごと』ではなくなり、応援したり、その活動を伝えたり関わったりしたくなるのでした」

思いを伝えることは難しいし、伝わる文章を書くのはさらに難しい。
それでも、私が出会ったいくつかの生き様を、やっぱり私は「書きたい」し、「伝えたい」と思うのだ。その土台となる気持ちこそ、情報化社会に立ち向かう、小さな地方都市の小さな地域SNSの生きる道だと思うから。

そしてそれは、なぜ「Facebook」ではなく「e-じゃん掛川」に書くのかの私なりの答えであり、意地でもある。

閲覧数609 カテゴリ日記 コメント3 投稿日時2012/06/12 20:28
公開範囲外部公開
コメント(3)
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  • 2012/06/13 22:43
    鉛筆O川さん
    窓口のマドンナさん
    言葉をさがし、すいすい読んでいるうちに自然と心に入り込んでくるような文章を書きたいなあと思うんです。
    でも、一つ言葉を置き換えると前後も変え、そうするとその前から変えることになり、だんだんわけがわからなくなり、もう一度、最初から読み返し、また書き直したい箇所が増え……、その繰り返しですね。
    三歩進んで二歩下がることもあれば、一歩進んで三歩下がることもある。(あれ、結局一歩下がった!)

    tama-moshiさん
    ああ~~、小松さんの『掛川奮闘記』の編集をしたとき、「書きたいことが少しも伝わってきませんよ!」「悲しいことを悲しいと書いてはいけません。悲しいと感じるように表現してください!」などと、エラソーなことを言ったのは私です。
    今の自分に突き刺さる言葉です。。。
    次項有
  • 2012/06/13 17:51
    K住さん
    文才のある人でも、考えるですね。
    考えると、良い文章が書けるから、羨ましいです。

    先ほど別のメール「ぶらっと!通信」に小松正明さんが
    「私の原稿の書き方」を披露していました。
    参考までに。

    (早く書かなければと)考えても、考えても、・・・・
    時間のみが経過していきます。

    担当が代わって良かった。


    次項有
  • 2012/06/12 21:14
    どこかの本のようですが、
    文章を書いていて、
    『言葉』をあれこれ、考え・・転がすのは、
    楽しい作業です。

    「おっとと、その言葉を使うなら、前後も変えねば・・」
    なんて!

    ちょっと言葉が違うと、後ろの景色まで
    違いますから、日本語が美しいわけですよね。

    大丈夫!「e-じゃん掛川」は
    ほんわか湯気が出ていますから。
    次項有
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