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2013年12月28日(土) 
山陽新聞 2012年12月8日付 朝刊
【木製鏡餅 被災者に届け】
〈食べられませんが、笑って新年を 岡山大・山本准教授ら手作り〉
 あなたの「気持ち」に寄り添いますー。岡山県から東日本大震災の被災者の元へ、木製の鏡餅が送られている。その名も木餅(きもち)。「食べられませんが、クスッと笑って新年を迎えてもらいたい」。そんな若者たちの思いを込めた手作りの品だ。
 制作しているのは岡山大教育学部の山本和史准教授(木材工芸)と、美術を専攻する学生約10人。山本准教授は震災直後、津波などで道具を失った被災地の大工らへ送る「とんかちプロジェクト」を展開した。次は、親交を深めた被災者に「何か新年の贈り物はできないか」と考え、木餅の駄じゃれを思い付いたという。
 材料は家具職人から譲り受けたマツやサクラ、クリなどの端材を使用。のこぎりで円形にした後、のみで大小二つの丸餅(直径13~15㌢厚さ約3㌢)と、ダイダイ(同約3㌢)の形に整えた。さらに表面は滑らかに仕上げず、小刀の刃跡(ハート)をわざと残し、駄じゃれをもう一つおまけした。
「東北の人のことを思いながら、一つずつ仕上げている」と教育学部4年林真紀さん(22)。11月下旬から福島、宮城、岩手県などの希望者約20人に順次発送している。もうすぐ震災後2度目の正月を迎える。山本准教授は「和んでくれたらうれしい。笑顔で暮らせるお手伝いができれば」と話していた。 (岸研一)
〈読者投稿〉
 決してHAPPYとはいえない、東日本大震災の記事は、私の心も暗い気持ちにさせていた。あれから約2年がたとうとしている今日、地元岡山から被災地へユーモアある温かい贈り物が届けられた。それは、「木製鏡餅」略して「木餅(気持ち)」。駄じゃれを交えた手作りの食べられない木餅には、この駄じゃれを笑ってもらい、笑顔で新年を迎えてほしいという願いが込められている。
 地元岡山から被災地へ、岡山県民の温かい気持ちと一緒に「木餅」が届けられ、被災者の家庭でこの「木餅」がその後も毎年飾られるという光景が浮かんだ。「岡山の人がこの木餅を送ってくれたのよね。それにしてもこの駄じゃれ……。クスッ」。この記事を読んでこのような被災者の様子が想像でき、なんだか私までホッコリする記事であった。
      三宅敦子さん 19歳 岡山県
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誤字脱字写し間違いあります。

閲覧数859 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2013/12/28 12:08
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