11日午後、静岡県庁で2015年度の県予算案を発表した川勝平太知事。「地域の声をしっかり聞き、納得してもらって津波対策を実施する。これが静岡方式だ」。地元意見の重視や環境との調和を掲げた県ならではの巨大津波対策の意義を強調した。
杉保聡正河川砂防局長は「合意形成が必要な対策は15年度がスタートだ」「景観や産業に配慮した案で住民との合意を目指し、調査結果を活用したい」と話す。
〔津波対策の静岡方式〕
静岡県が掲げる津波対策の方針。地域文化や自然環境、住民の意見を重視し、津波を防ぐ設備建設と避難対策を柔軟に組み合わせることにしている。数百年内に確実に発生する「レベル1津波」は、県や市町がこれまでに整備した防潮堤などを強化して可能な限り防御する。一方、南海トラフ巨大地震など、考えられる最大級の「レベル2津波」の被害も軽減するため、さらに砂丘や道路のかさ上げ、津波避難タワー建設など、地域に合った対策を選定する。
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(2015年2月12日中日新聞朝刊から抜書きしました誤字脱字写し間違いあります。)
なんだか、知事や局長の話も優しく聞えて来るような気がしました。
こんな防潮堤をママチャリで通って見たくなりました。盛夏のとき、潮風や潮の香りを嗅ぎながら木陰を進む浜辺を歩く気持ちはイイでしょうねぇ
新聞の写真で見る防潮堤は私のイメージとは違っていました。私は頂上の平ら部分も木が植えられ森の様になるのかと思っていたのです。