2018年01月23日(火) 

 

 

(略)

>日本人の中に、国語辞典を、一冊、丸暗記している人間がどれほどいるだろうか。>ところが、受験戦争の中では、英語が話せないのに、英語辞典をまるまる暗記している人間が何人もいるのだ。>これは、狂気である。>しかし、試験制度の中では、その異常さに疑念を持つことすら許されない。

 

学生の丸暗記を記憶装置のように使うのは、自爆攻撃機を無人機代わり使うようなものでしょうか。

 

>つまり、それを強要する側も、受け入れる側も、それを容認する側も全てが狂っているのである。>冷静に考えれば、普通ではない。>変態的な性が世の中に蔓延するのもわかる気がする。>全てが異常なのだ。

 

激しい強要や狂気がまかり通る受験戦争の現状を一般社会から隔絶された ‘真空地帯’ だと表現することもできるでしょうね。

 

>その証拠に、一般社会において、こんな事を強要したら、立派な犯罪である。>また、それに耐えられる人間がいたら、その人自体、異常だしと思われる。>お前は、変態か。>しかし、それがまかり通る、それが、受験戦争である。

 

そうですね。‘歴史は繰り返す’ ですね。

 

>戦争は、確かに異常だ。>しかし、受験戦争は、その目的が、判然としない分、さらに異常である。

 

更に異常な真空地帯ですかな。

 

>現在教育のもう一つの弊害は、愛国心に対する教育がなされていない事によって日本人としての誇り、自尊心が育たない事である。

 

愛国心を鼓舞すると、超国家主義 (国粋主義) になる危険がありますよ。この道は、いつか来た道です。

 

>また、愛国心を正面きっていえないために、教育の目的が明らかにできない事である。

 

無哲学・能天気でいては、無理でしょうね。努力目標が見当たりません。

 

>それは、国家目標をも見失わせ、国家としてのアイデンティティをも失わせてしまう。

 

我々日本人には、政治哲学 (非現実) が必要です。

 

>国家としてのアイデンティティを失えば、統一した国家、国家の独立を保つことができなくなる。>その事は、国家体制の崩壊を意味するのである。

 

政治哲学が無いと、大同ができない。民の大同団結ができないと、国家 (現実) の崩壊につながる。

 

>我が国では、かつて、それぞれの地域が独自の教育をしてきた。>その根本は、郷土愛である。

 

愛の歌詠みは政 (まつりごと) に通じていますね。現代の政治の柱にはなりませんね。

 

>郷土愛が生む出した地域独特の教育システムや学校は、個性的な多くの人材を生み出し、開国後の近代日本の発展を担ってきた。

 

個性とは、考えの個性をさしています。アニマルや植物に関する個別の違いとは次元を異にするものです。人は無哲学・能天気でいては、考えというものには関係が無い。だから個性が存在しない。それで、没個性の社会が出現しています。

 

>郷土愛の根底には、家族愛、そして、自己愛があり、郷土愛が発展したものが、愛国心だ。>しかし、愛国心は、軍国主義、全体主義の中で変質し、ゆがめられた。

 

勿論、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、常に簡単な事だ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ(ヘルマン・ゲーリング)。

 

>真の愛国心は、生活の場である地域社会に根ざしながら、それを健全に発展させたものだ。>本来の愛国心は、郷土愛に、そして、家族愛、自己愛に根ざしていなければならない。

 

愛情は、感情ですね。個人の趣味の様なもので、議論の対象にはなりませんね。だが、歌詠みの題材にはなります。

 

>そして、それが民主主義的、個人主義的、愛国心なのである。

 

民主主義・個人主義は、主義主張ですね。政治哲学に成ります。愛国心の方は、百人一首になるのかな。

 

>健全な愛国心を教育の場で育てられないのは、地域社会、そして、そこに根付く伝統や文化を育めなくなる事を意味する。

 

愛国は為政者の安易な掛け声にもなり、国に危険をもたらしますね。’為政者=国’ の考え方があり、どんな為政者も自己保身のために民の愛国心を鼓舞しないものはいない。その結果、 ‘海行かば、、、、、’ といったような悲劇が起こる。

 

>また、同時に、健全な民主主義の発展も期待できなくなる。

 

反民主主義者も愛国者でしょう。

 

>それは、我が国の歴史と伝統、文化の破綻を招き、国家の統一と独立を保てなくする。

 

我々には、歴史の研究、文化の保存、政治哲学の確立、自主独立の精神などが必要ですね。

 

>それが意味することは、日本人が日本人としての誇りを失い、国家としての自決ができなくなる、すなわち、我が国が、他国の支配を許し、植民地になることを意味するのである。

 

日本人には意思が無い。意思は未来時制の文章内容であるが、日本語文法には時制が無いので、日本人には意思が無い。だから、優柔不断・意志薄弱に見える。指導者は、国家としての意思を示すことが出来ない。それで、国は自決できない。意思表示が無ければ、他国の支配を許すことになる。現在でも、日本のことをアメリカの植民地であると考える人もいます。

 

>物理的な面ではともかく、精神的な、文化的な植民地にはすでになりかけている。

 

意思が無ければ、受動になる。我々には、創造力が必要ですね。

 

>愛国心を教育の場で育めないのは、現代教育最大の弊害である。 

 

愛国心は、歌詠みの材料です。我が国の大昔からの学問というものか。だが、愛国心は哲学にはならない。だから、議論の対象にはならないでしょう。考えの内容は、議論の対象になる。この議論が我々には大切です。

 

 

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閲覧数697 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2018/01/23 13:40
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