八田英二 日本高等学校野球連盟会長の講評をテレビ字幕で写してみました。
八田>講評します。 第100回記念大会は本日、幕を閉じました。選手の皆さんの奮闘により、すばらしい試合の連続となりました。 阪神甲子園球場を訪れたお客様の数は史上初めて100万人を突破して最多の101万5000人に上りました。運営にご苦労されたすべての高校野球関係者に深くお礼を申し上げます。 大会2日目 佐久長聖と旭川大の試合は甲子園の高校野球で初めてのタイブレークによる決着となりました。やはりタイブレークとなった8日目の済美と星陵の試合は壮絶でした。済美は8回に一挙8点を挙げて逆転。延長タイブレークの13回は矢野選手が史上初の逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち3時間近くの熱戦に終止符を打ちました。最後まで諦めない姿勢は、今大会すべての試合に発揮され心を打たれました。
金足農業の選手の皆さん準優勝おめでとうございます。秋田大会から1人でマウンドを守る吉田投手を他の選手が盛り立てる姿は目標に向かって全員が一丸となる高校野球のお手本のようなチームでした。 第1回大会は秋田中学が準優勝しました。第100回の記念大会も秋田のチームが準優勝。歴史の巡り合わせを見た思いがします。
大阪桐蔭の選手の皆さん 優勝本当におめでとうございます。長い歴史の中でも初めてとなる2度目の春夏連覇を成し遂げた実力は目を見張るものでした。4番を打つ藤原選手を中心として打線は皆、長打力を秘め、柿本選手、横川選手、根尾選手の投手陣も群を抜いた力を発揮しました。まさに、勝つべくして勝った見事な優勝でした。
今、アルファベットの3つのHが頭をよぎります。 ヒーロー。選手の皆さんが主役になって ハンドレッド。大きな節目の100回大会を盛り上げてくれました。ヒストリー。そしてまた、新しい歴史が始まりました。 伝統芸能の能で有名な世阿弥に、初心忘るべからずという言葉があります。 どのようなステージに上り詰めても、自分は常に未熟であることを自覚し精進しなさいと説くものです。 どうぞ、あすからも、新たな目標に向かって自己研鑽に努めてください。 来年は101回大会。皆さんが築いた物語は今後も続いて行きます。選手の皆さん本当にありがとう! × × テレビ字幕からですが間違いはごめんなさい。 私は、金足農業の優勝を願っていましたがそう旨くはいきませんでした。 常葉菊川もベスト16に入り国体出場も決まったようですね、今では県内出身者も多くなったそうですから、健闘祈ります。
|