2019年06月30日(日) 

 

 

 

 

 

 

>――日本は日本としての自立を模索する必要があるということですね。

> 国家主権は常に相対的なものです。

 

そうですね。

 

>しかし、日本がアメリカに従属しているとしても、可能な限り少しでも自由でありたいと願うのが、生き物としての本能。>その本能を取り戻せるかどうか、ということが問われています。

 

自由とは、意思の自由のことでしょう。日本人には意思がない。だから、自由そのものにも意味がない。不自由を常と思えば、不足なし。

 

> 一昨年、ロシアのプーチン大統領が来日する前に、インタビューで痛烈なことを語っていました。 >「日本は日米同盟に縛られている。それはわかるが、独立国家でありたいという気持ちを少しでももっているのかね。

>どうやらもってないみたいだけど、そういう国とは真面目な話はできない。 >中国は独立国家たらんとしている。 >そういう国とは真面目に話す」と。

 

そうでしょうね。保護者付きの人物とは、我々は真面目に話ができませんね。

 

>その証拠に、動く、動くと言われていた北方領土の返還交渉は1ミリも動かない。 >それどころか、返すと言っていたはずの二つの島で、アメリカと提携して発電所を造ると言っている。 > 人々を愚鈍にするシステムを150年続けてきた

 

日本語を使っている人々は、世界観が持てない。自己の意思を表すこともできない。こうした自己実現のない人たちは、愚鈍になるのでしょうね。

 

>――最近の北朝鮮の核をめぐる東アジア情勢の劇的な変化などみていると、日本は一人、取り残されているのが露呈しています。>まったくのみそっかす。>こんなバカな国には国際情勢の重大な次元に関わらせるべきでないというのが現実です。

 

非現実 (あるべき姿) の内容がないと、現実は動かせない。日本人には、世界観 (非現実の文章内容) がない。それを公表する意思 (未来時制の文章内容) もない。だから、実行もできない。

 

>なぜ、日本がここまで堕ちていったのかというと、「国体」という人々を愚鈍にするシステムを150年続けてきたからです。

 

序列人間は、自分で考える必要がない。自分の行動は、他によりすべてが決められる。思考停止の状態であるから、楽ちんである。

 

>支配を否認させるのが、「国体」ですが、さっきも言ったように、支配と向き合い、抵抗するところからしか、知性は生まれない。>支配を否認させる「国体」のせいで、幼稚で愚かな状態に落ち込んでしまったのです。

 

日本語の世界は、二人称ばかりの世界である。’お前’ と ‘お前のお前’ しか存在しない。

 

 

 

 

>――近代の歴史を知らねばならないということですね。

>『国体論』では大きな歴史の見取り図が描かれています。

> 大きな見取り図から見ないと、歴史の因果関係がわからないのです。

>大きな“風呂敷”でくるむように捉えることで現実の見え方が違ってくると思います。

 

そうですね。しかし、日本人には世界観がない。

 

>アメリカを頂点とする「国体」による弊害は、政治や社会のあらゆる場面でひずみとなって表出している。

 

そうですね。無哲学・能天気の因果ですね。

 

>「この先の日本に待っているのは2度目の破局かもれしない」と白井は言う。

 

そうですね。’過ちは、繰り返しませぬから’ では、何が過ちであったかはわからない。だから、前回の過ちを避ける方法は見当たらない。

 

>それを回避するのは、品位のある知性しかない。 >それには近代の歴史を知り、学ぶことだと強調する。

 

そうですね。日本人には、さらなる教養が必要ですね。

英文法には、時制 (tense) というものがある。時制のある文章内容は、独立した非現実の三世界 (過去・現在・未来) を表すことができる。英米人は、過去の内容を現実とは関係なくどこまでも展開できるから、優れた歴史書を書くことが可能になっている。彼らは、未来の内容を現実とは関係なくどこまでも展開できるから、理想郷の内容を完成させることも可能である。自己の ‘あるべき姿’ (非現実) の内容を基準にとって現実を批判すれば、その人は批判精神を表したことになる。だがしかし、日本語文法には、時制というものは無いので、日本人には、考え (非現実) の内容というものがない。あるのは、現実ばかりである。だから、閉塞感を持っている。我々日本人は、日本語と英語の両言語を良く学び、時制の大切さを十分に理解して自己の意思と世界観を表現する技術を獲得しよう。さすれば、我々日本人は、国際的にも信頼を得て、協力者を得て、未来社会の建設の指導者になることもできる。

 

>「国体」の抱える欠陥と向き合うことは、日本のこれからを切り開くための鍵なのだ。

 

そうですね。言語のさらなる勉強が必要ですね。

 

> 白井聡(しらい・さとし)

> 政治学者、京都精華大学人文学部専任講師

>1977年、東京都生まれ。

>早稲田大学政治経済学部政治学科卒。

>一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。

>博士(社会学)。

>専攻は政治学・社会思想。

>『永続敗戦論 戦後日本の核心』で、石橋湛山賞、角川財団学芸賞、いける本大賞を受賞。

>近著に『国体論』(集英社新書)がある。

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閲覧数441 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2019/06/30 23:52
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