2021年02月06日(土) 

 

 

>もちろん、行動を起こした人もいますから、すべての日本人に当てはまると言いたいわけではありませんが。

 

日本人には意思がない。意思の無いところには方法 (仕方) も無い。 仕方がないから諦めている。  

カレル・ヴァン・ウォルフレン氏 (Karel van Wolferen) は、<日本/権力構造の謎> (The Enigma of Japanese Power) の<日本語文庫新版への序文>の中で下記の段落のように述べています。

、、、、、日本の政治を語るうえで欠かせない表現の一つである「仕方がない」という言葉を放逐することに、本書がいささかなりとも役立てばと願っている。本書は、本当の意味での政治参加をさせまいとして日本に広く作用する力について詳述している。この力こそは、個々人の、市民になろうとする決意と、有効に機能する民主主義を守ろうという意志を弱めるものである。日本に作用するこの力は、独裁政権があってそこからくり出されてくるのではない。それは日本の社会環境のあらゆる場所から発現する。、、、、、この力こそが、多くの日本人が身をおく境遇に対して唯一、適当な対応は「仕方がない」とうけいれることだと思わせるのである。(引用終わり)   

 

(略)

>――被災地の人々はどのように喪失と向き合い、どう変化していきましたか。

>悲嘆は非常に個人的なもので、人によって感じ方も向き合い方も異なります。>ですから、私の仕事はそうした異なる方法を書き記すことなのだと思います。>私は幸運にも取材に応じてくれる人を何人か見つけましたが、おそらく深く傷つき絶望している人の多くは記者に話したくもないでしょう。 >実際、取材を断られたことも何度もありました。

 

取材者が被害者に悪夢を思い出させるのは残酷な仕事ですね。   

 

>ただ、大変な喪失と痛みを抱えながらも、小学校で何が起きたかを世界に広く知ってもらいたいと考えている人を見つけ、話を聞くことができたのです。

 

それは建設的な前向きの人ですね。そのような人を見つけてあなたは幸運でしたね。     

 

>今、東北地方の復興は目覚ましく、がれきは取り除かれ、街はきれいに整備されました。 >物的な損害はおおむね修復され、津波に襲われたと言われなければわからない所も多いです。>まるで傷痕を残さず治った切り傷のように。 

 

日本人には、儀式 (作法) ばかりがあって、教義 (考え) というものがない。だから、作法ばかりにこだわって、これを励行する。子供の時には宮参り。結婚式はキリスト教。葬式は仏式でやる。全ての行為は、気分・雰囲気で決められている。思考を停止している世の中では、上辺 (体裁) を墨守するしか自己を顕示する方法がない。ですから、日本人の努力には空しさが常に付きまとっています。 

 

>ですが、私が思うに、人々の心の深い悲しみは強烈に残ったままで、長い時間、消えないでしょう。 >物質的な「正常さ」への回帰がむしろ、心の苦しみを受け入れがたくしています。

 

そうですね。昔からわが国は恨めしい世の中です。    

 

>被災の状況を知らない人は、被災者を気にかける理由もないからです。>おそらく人々は静かに、見えないところで苦しんでいるのではないでしょうか。 

 

そうですね。日本人はただ上辺を合わせるだけですね。内面を合わせることはしないですね。考えに注意を払い、他の人々と心を通じ合いましょう。   

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

 

 

 

(略)

>Richard Lloyd Parry  1969年、英国生まれ。

>英タイムズ紙アジア編集長兼東京支局長。

>95年に英インディペンデント紙特派員として来日。

>20年以上、東京に暮らす。

>著書に英国人女性の失踪殺害事件を追った『黒い迷宮』(早川書房)、東日本大震災の津波で84人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小学校の遺族らを描いた『津波の霊たち』(同)。

>2019年に日本記者クラブ賞を受賞。

>渡辺志帆  

 

 

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閲覧数244 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2021/02/06 00:16
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