>「みんながこういってるから、そうしよう」という場合に、その中に自分の意思があって、同調する場合なら問題はありません。 >ですが、そうでない場合は、他人の意見に合わせればいいだけなので、考えることをしなくて済むし、決断するという責任も背負わなくて済むし、ぶっちゃけ楽なのです。 >楽な分、どんどん思考力や発想力、決断力というものが鈍っていきます。
そうですね。民主主義は衆愚政治に変質しますね。
>ビジネス・商売の現場で最も大切な3つの力を養うことすら出来ないのですから、成長、成功なんてできるはずもありません。
最も3つの力とは 思考・発想・決断 の事ですね。
>これまでに自ら事業を興して失敗してきた人も成功してきた人もたくさん見てきましたが、大成している経営者を見てみると、みなさん、とにかくブレずに進んでいます。 >起業当初は資金が無いのでトコトン考え工夫しながらブレずに行動する、それを繰り返す…。 >周りに起業することを反対されたけど、どうしてもやり抜きたい一心でぶれることなくここまでやってきた、とか。 >決して裕福で潤沢な資金が無い、精神的支えとなるべく応援してくれる人すらいないという環境の中で、ブレずに進んで思考・発想・決断という力を研ぎ澄ませてきているのです。
大成するにはブレないことが大切ですね。
>「周りが反対するなら、その倍を見返すくらいになるにはどうすればいいだろう?」 >「お金が無いなら無いなりに工夫はできるはずだ、実際どんな工夫をしようか?」 >そんなことを徹底してきているのです。 >周りがどうこうなんて入り込む余地もないくらいに徹底して発想を膨らませ思考・決断し行動に移す。 >そんな中で取り組んできているからこそ、まわりが反対しようが、まわりがこうしているから、とかに一切関係の無いところで、軸がドンドン固まり、やがて太い幹となり成果が現れるのです。
‘我が道を行く’ ということですね。
>一方、問題なのは、先ほどの飲食店の店長のように「まわりの声」に敏感になりすぎていることです。
‘周りの影響を受けずに、真に独立した考えができる知識人がいない。’ ( グレゴリー・クラーク) ‘私は絶対に日本人を信用しない。昨日までの攘夷論者が今日は開港論者となり、昨日までの超国家主義者が今日は民主主義者となる。これを信用できるわけがない’ (あるアメリカの国務長官) 非現実 (考え) の内容は、英語の時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観と言われている。これらの三世界は時制により構文が異なるので、同次元で語ることができない。それで独立した三世界になっている。この規則を the sequence of tenses (時制の一致) と呼ぶ。日本人の初学者が英論文を書くときに難渋する規則である。 世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を自分自身で埋めて行く。自己の 'あるべき姿' (things as they should be) もこの中にある。来るべき世界の内容を語ることは、時代を先取りすることである。 自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実 (things as they are) の内容を批判 (縦並びの比較) すれば、批判精神 (critical thinking) の持ち主になれる。批判精神のない人の文章は、ただ現実の内容の垂れ流しになる。全ての事柄は他人事になる。これは子供のようなものである。日本語の文法には時制がない。だから、日本人には世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。残念ながらマッカーサ元帥の '日本人12歳説' を否定できる人はいない。 意見は比較の問題である。現実の内容と非現実の内容があれば批判精神が発揮できる。英米人の意見はこれである。これは縦並びの比較ということができる。進歩が期待できる。現実の内容だけであれば、その比較は '現実' 対 '現実' の上下判断 (横並びの比較) になり、'どっちもどっちだ' ということになり現実肯定主義の中に埋没せざるを得ない。日本人の比較はこれである。この種の比較は復讐に復讐を重ねる民族同士の争いの原動力にもなっていて進歩が期待できない。 非現実の内容は人様々である。非現実の内容がなければあるのは現実だけで、その正解は一つである。日本人がともすれば異口同音の内容を語るのはこのためである。 わが国のマスコミも現実の内容をただ垂れ流す。個人の価値判断が抜け落ちている。現実の正解はただ一つであるから、どんぐりの背比べで個性がない。それで、日本人は個人主義が何であるかを理解することが難しい。本人にも相手にも何を考えているのかわからない。だから、誰からも信頼されない。世界観に基づく協力者が得られないので社会に貢献する度合いが限られる。
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