2021年07月13日(火) 

 

 

>368613        「学び」と「考える」の両方がなければならない  >匿名希望       21/07/12 PM08

>リンクより引用

>コンサルティング業界は一般的に優秀な人材が集まる場として認識されている。  

 

我が国には人手不足はあっても、頭脳不足の話しは聞いたことがありませんね。きっと頭脳を人手で間に合わせているのでしょうね。天下の秀才ばかりではどうにもなりませんからね。     

 

>実際その通りだとは思うし、いわゆる「つかえないおじさん」的な社員はいない(そもそも40代以上はぐっと減り、役員でもない限り50代はいない業界ということもあるが)。

 

知力よりも体力ですかね。   

 

>が、しかし「過去の経験だけで食っているな」「特定のソリューション知識をただ単に切り売りしているだけだな」と感じる人もいるし、また「もっともらしいことを言っているけど論理的な裏付けがないな」と思ってしまう人も、少なからずいる。  

大抵の日本人は思考を停止している。だから、話をしようとすれば他人の内容を受け売りするしかありませんね。   

イザヤ・ベンダサンは、自著<ユダヤ人と日本人>の中で、我が国の評論家に関して下の段落のように述べています。

評論家といわれる人びとが、日本ほど多い国は、まずあるまい。本職評論家はもとより、大学教授から落語家まで (失礼! 落語家から大学教授までかも知れない) 、いわゆる評論的活動をしている人びとの総数を考えれば、まさに「浜の真砂」である。もちろん英米にも評論家はいる。しかし英語圏という、実に広大で多種多様の文化を包含するさまざまな読者層を対象としていることを考えるとき、日本語圏のみを対象として、これだけ多くの人が、一本のペンで二本の箸を動かすどころか、高級車まで動かしていることは、やはり非常に特異な現象であって、日本を考える場合、見逃しえない一面である。 (引用終り)   

 

>ただそれでもクライアント企業に対して「売れて」いるわけであるし、人材の質、より正確に言えばランクに対する人材の質のバラつきはチーム編成でカバーしているように見えるし、それが「組織力」なのかなとも考える。  

 

そうでしょうね。力を合わせてやっているのでしょうね。   

 

>さてそのように一定以上の能力があれば、組織である以上は会社としての「使いよう」、本人としての「生きよう」があるべきだが、そのような人にはなりたくないと思うのは当然のことだろう。  

 

個人主義の覚醒ですね。男は大志を抱けですね。   

 

>そうならないために、私には常々気を付けている言葉がある。 >子曰、学而不思則罔、思而不学則殆。 >学んで思わざれば則ち罔し(くらし)。思うて学ばざれば則ち殆し(あやうし) 

 

‘論語・為政’ に見える孔子の言葉ですね。   

 

>非常に単純明快な言葉であるが、「学んでも自分の頭で考えなければ分かったとは言えない。一方で、自分勝手に考えるだけで学ぼうとしないのは危険なことだ」という意味である。>これはまさにその通りだ。>知識は活用するためにあるのであり、ただインプットを増やすだけでは本質的な意味はない。  

 

記憶装置だけでは知識は活用できませんね。意思決定 (理性判断) のできる人間が必要ですね。      

 

>また、流れの早い現代においては、新しく学んだ最新知識も数年したら陳腐化してしまうわけで、学んだ知識にどう意味があるのかであったり、それがその他の知識とどう関係しているのか、つまり体系的な整理がされなければ、ただの一過性の知識として終わってしまう。  

 

そうですね。経営哲学が必要ですね。日本人は無哲学・能天気であるから困りますね。   

 <日本はなぜ敗れるのか・敗因21か条> を著した山本七平の指摘する事例からも、大和民族自滅の過程は見て取れます。その一例を以下に掲げます。

私が戦った相手、アメリカ軍は、常に方法を変えてきた。あの手がだめならこれ、この手がだめならあれ、と。 、、、、、あれが日本軍なら、五十万をおくってだめなら百万を送り、百万を送ってだめなら二百万をおくる。そして極限まで来て自滅するとき「やるだけのことはやった、思い残すことはない」と言うのであろう。 、、、、、 これらの言葉の中には「あらゆる方法を探求し、可能な方法論のすべてを試みた」という意味はない。ただある一方法を一方向に、極限まで繰り返し、その繰り返しのための損害の量と、その損害を克服するため投じつづけた量と、それを投ずるために払った犠牲に自己満足し、それで力を出しきったとして自己を正当化しているということだけであろう。(引用終り)   

 

 

 

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>さて一方で、自分の頭で考えるだけ、つまり学びによる裏付けのない決め打ちは、、、危ない。 

 

そうですね。恣意決定 (盲目の判断) は危険ですね。   

 

>あまり政治的な話をするのは好きではないのだが、右派にせよ左派にせよ、ここ数年の発言の「目立っている」人の意見を聞いてみると、どうもただの思い込みや、ある一面だけから物事を語っているのではないか、と思うことが非常に多い。  

 

それは残念なことですね。  

理解と忖度は似て非なるものであるから注意が必要である。忖度 (推察) は聞き手の勝手な解釈であるから、話し手には何の責任もない。たとえ両者の間に齟齬が存在しても議論にもならない。現実直視になっていないことを忖度の主に指摘しても、'だって、私は本当にそう思ったのだから仕方がないではないか' と懸命に反発するので話にならない。かくして、日本人の対話は不可能になる。 

 

>コンサルティングの現場ではクライアント企業に対して提言を行うのが仕事であるが、それもやはり「ただのアイディア」「単なる思い付き」では意味がないというか、クライアント企業支払っている高いフィーを正当化することができない。

 

そうですね。提言という精神労働の対価ですからね。   

 

>そのため、いわゆる経営のセオリーや、業界内外の最新の動向、クライアント企業内部のFactを集め、それをフレームワークを用いて説得力のある形で説明するのである。  

 

日本人は自分の話に説得力を持たせるのが下手なようですね。自分自身に話の内容 (哲学) がないからでしょうね。      

日下公人氏は、<よく考えてみると、日本の未来はこうなります。> の中で、日本人に関するW.チャーチルの感想を以下のごとく紹介しています。

日本人は無理な要求をしても怒らず、反論もしない。笑みを浮かべて要求を呑んでくれる。しかし、これでは困る。反論する相手をねじ伏せてこそ政治家としての点数があがるのに、それができない。

 それでもう一度無理難題を要求すると、またこれも呑んでくれる。すると議会は、今まで以上の要求をしろと言う。無理を承知で要求してみると、今度は笑みを浮かべていた日本人が全く別人の顔になって、「これほどこちらが譲歩しているのに、そんなことを言うとは、あなたは話のわからない人だ。ここに至っては、刺し違えるしかない」と言って突っかかってくる。

 英国はその後マレー半島沖で戦艦プリンスオブウェールズとレパルスを日本軍に撃沈され、シンガポールを失った。日本にこれほどの力があったなら、もっと早く発言して欲しかった。日本人は外交を知らない。(引用終り)   

 

>自身の提言がクライアント企業の意思決定を左右するわけであるから、このプロセスが必要不可欠なのである。

>がしかし、このプロセスをどこまで突き詰めるかはどうしても個人差が出てしまうし、また時間的制約もあるので、ベターの中のベターの表現になってしまう面もあるのだが、またそれは別の話・・・

 

考えの内容は人によりけりですからね。矛盾を含まない文章は全て正しい考えを表している。だから正解は幾らでもある。自分自身の個性を生かしましょう。   

 

>なお自分にとっては、このブログもまた罔く(くらく)ならないための、そして殆く(あやうく)ならないための手段である。>文字に表すのは、学んだものを自分の中に定着させるためにも、また考えたことを整理するためにも、最適な方法だと思う。

 

そうですね。全ての考えは文章になる。文章にならないものは考えではない。  

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。  

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 

 

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閲覧数517 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2021/07/13 03:11
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