2022年04月10日(日) 

 

 

>JBpress   >中国の言論統制、人々が暮らす「不自由な中での自由」  >KAZUKI - 3 時間前

 (略)

>「中国に言論統制やネット検閲があること」は日本でもよく知られている。 >だが必ずしも国家組織が一元的に全てを監視してコントロールしている訳ではない。 >人々は自己規制を行いながら、ある程度の自由を持っている。

 

そうですね。’不自由を常と思えば不足なし’ ですね。徳川時代のようなものですね。        

 

 >中国各地を旅して中国の魅力を伝える活動をしている著者 [KAZUKU] が、中国における言論統制の実態を紹介する。(JBpress) > 中国の言論統制の厳しさを一括りに断定することは間違っている。 >なぜなら、中国の言論統制とは、国家組織が一元的に全てを監視してコントロールしている訳ではないからだ。

 

為政者にとっては不安定要因が問題ですね。   

 

> 少なくとも前捌きとしては、ネット企業などがそれぞれ独自の基準に基づき、コンテンツを規制する程度や内容、タイミング、方法などを決めていると思われる。 >つまり、中国に言論統制があると言っても、一部の明確な案件は除きそのレッドラインは非常に曖昧だ。 

 

全ては恣意 (私意・我儘・身勝手) 的に行われているのですね。    

 

>中国のネット企業などは「どこまでなら問題にならないのか」ということを意識して自己検閲(self-censorship)をしているのだと思われる。

 

人々は忖度 (推察) を働かしているのですね。一抹の不安がありますね。   

 

> 中国では、一般人が動画などの投稿を行うときに検閲が行われることを、以下で紹介した。 >実録・中国ネット検閲、投稿動画はこのような修正を余儀なくされた  >https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69637   > この記事では動画サイトbilibiliに筆者が動画を投稿したところ、「不適切なコンテンツ」を含むと判断されていろいろと修正した経緯をお伝えしている。 >ところが同じ動画が、中国国営メディア系のCGTN(中国国際電視台)、有力なSNSの一つWeibo、著者の母校である北京大学などではオリジナルのままで掲載されていた。 >中国共産党の機関紙である人民日報でさえ、その動画を見て著者に取材に来ていた。

 

修正は恣意的になされているわけですね。   

 

> その一方、Weiboでは武漢の動画はそのまま投稿できたものの、コロナ禍の広東省広州市の状況を伝えた著者の動画(https://www.youtube.com/watch?v=by5Vc6YYBi0 )は公開後に削除された。 >動画の投稿時は特に審査があるように見えず、また、しばらくの間は問題なく公開されていたにもかかわらずである。 >削除理由は全く不明だ。

 

問答無用。切り捨て御免ですね。この上なく権威主義的ですね。   

 

(略)

>Weiboで公開していた広州市の動画はある日突然削除されていた   >動きづらいが動けない訳ではない  > 何が問題となったのかがわかる事例もある。 >それは、著者がある中国メディアから中国におけるコロナ禍の経験を日本語で寄稿してほしいとお願いされたときだった。 > 当時、著者は中国全ての省と全ての世界遺産を旅して中国旅行について発信する「ミドルキングダムの冒険」(https://middle-kingdom.com )というプロジェクトを進めていた。 >その最中にコロナ禍に遭遇し、3カ月半にわたって広州で足止めされていたのだが、著者の状況紹介として原稿に挿入したプロジェクト名に指摘が入った。 >「ミドルキングダム」という表現は、軽蔑的な意味合いがありセンシティブな言葉のため掲載できないということだった。

 

中国 [Middle Kingdom] は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 (お) う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) に表すことが至難の業であることがわかる。漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。

・・・・・

中華 (ちゅうか)  [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる]    東夷 (とうい)  [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した]     南蛮 (なんばん)  [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう)  [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北てき (ほくてき)  [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。   

 

> 著者はそのような意味ではないと交渉したが受け入れられず、「中国探検」へと記載を変えてほしいと求められた。 >しかし、それでは全く異なるプロジェクト名になってしまうので、「中国旅行のプロジェクト」と記載することで落ち着いた。 >プロジェクト名という固有名詞でさえもこのようなチェックが入るのかと残念だった。

 

‘不自由を常と思えば不足なし’ ですね。徳川時代と同じですね。      

 

> だが、やはり武漢の動画と同じく、北京大学など他のメディアでは「ミドルキングダムの冒険」(の英語名)のまま掲載することができたのである。

(略)

> このような表現の自由が制限された状況は、日本のような国から来た人にとっては非常に窮屈に感じるだろう。 >しかし、これが中国なのだ。 >中国人は、生まれながらにしてこの状況の中で生活しているのだ。

 

そうですね。一も二も無く中国人は現実肯定主義でね。    

中国人とロシア人には ‘長い物には巻かれろ’ が今でも常識のようですね。このやり方に従えば議論はいらないですね。

中国の薛剣 [シュエ・ジエン、53]・大阪総領事: ウクライナ問題から得た「一大教訓」は「弱い人は絶対に強い人に喧嘩を売る様な愚か(な行為)をしてはいけないこと」 

 

> 中国を代表するIT企業に勤める中国人の友人は、それを「鎖を付けて踊る(Dancing with chains on)」と教えてくれた。 >つまり、中国にいる人々は「動きづらいが動けない訳ではない」のだ。 >言論統制は羽交い締めではない。 >検閲などの規制には抜け道があり、また、一定の自己規制の下にある程度の自由があることもある。

 

そうですね。’上有政策、下有対策’ (上に政策あれば、下に対策あり) ですね。     

 

>中国入国前にVPN導入を忘れずに   > 規制の抜け道の代表的なものはVPN(Virtual Private Network:仮想専用通信網)だ。 >VPNを使用すると自分の端末のアクセス元を他の国に変えることができるため、中国にいても日本からアクセスしているような状況を作り出すことができる。 >そのため、中国のネット空間に設置されている検閲システムを乗り越えることができ、普通なら見ることができないコンテンツに自由にアクセスできるようになる。 

 

それは便利なアプリですね。  

 

> 2021年5月に発表された中国の第7回国勢調査によると、中国には日本人約11万人を含む約85万人の外国人が暮らしているが、彼らとLINEやTwitterなどで連絡を取ることができるのは、みんなVPNを使っているからだ。 > ただ、VPNを持たずに中国に入国し検閲システムの中に入ってしまうと、困ったことが起きる。 >検閲の向こう側にあるVPNを入手するのが非常に難しくなるのだ。 >つまり、VPNとは中国国外であらかじめスマホやパソコンなどにインストールしておかなければならないものなのである。 > そのため、外国に行ったことのない中国人にとって、VPNを入手して、検閲されているコンテンツにアクセスすることは難しいのである(そもそも、VPNを使用してまで検閲されているコンテンツにアクセスしたいという人は少ないとも思われるが)。

 (略)

>中国では使用できない外国のサービスに代わる類似アプリはいくらでもある  > 中国国内でVPNを手に入れる方法がないわけではない。 >例えば、著者は中国国内で買った端末にVPNがなくて困っていたが、ある町で仲良くなった中国人の学生からVPNのファイルをもらい、インストールしてもらったことがある。 >ただし、そのような例は稀であり、中国にいるほとんどの中国人はVPNを持っていないと思われる。 

 

そうでしょうね。中国人の生活には必要ないですね。  

 

> 外国人にはありがたいVPNだが、いつでも安心という訳ではない。 >というのも、検閲の強度あるいはターゲットは、ある程度恣意的にコントロールできるようであり、きのうは使えたVPNが今日は機能しないなどということもよくあるのだ。

 

自由とは意思の自由のことである。恣意の自由のあるところでは、意思の自由は認められませんね。     

 

>特に、重要な政治日程の最中と前後は、そのようなことが起きる傾向にある。 > また、VPNを使うと、中国国外のコンテンツにアクセスできてもスピードが遅くなることがある。 >さらに、中国国内のコンテンツの場合は、VPNを使ったままだと遅くなったり動かなくなったりする。

 

‘不自由を常と思えば不足なし’ ですね。    

 

>多くの人は「空気を読んで」自己規制を行う   > なお、検閲を行っている張本人の中国政府でさえ、対外的には国内で使えないさまざまなSNSなどを活用しているのは周知の通りだ。 >中国企業や外国経験のある中国人なども同様である。 

 

中国人の二重生活ですね。日本人の精神生活と似たところがありますね。

'どのような状況にも普遍的に通用する真理や法則、基本概念や倫理がありうるという考え方が、日本にはほとんど存在しない。' (カレル・ヴァン・ウォルフレン)    

‘周りの影響を受けずに、真に独立した考えができる知識人がいない。’ ( グレゴリー・クラーク)   

‘日本人は政治にそれほど関心がないのに政府に依存し、国からの発言を待っている。’  (ウスビ・サコ)   

 

>つまり、中国は全体の統制のために検閲はするものの、完璧にすべてを封じ込めている訳ではなく、おそらく意図的にある程度の抜け道を許容しているのである。 > 規制の抜け道を使わずとも、意外なものにアクセスできることもある。

>例えば、中国ではYahooで検索をすることができないが、トップページに載っているニュースなどはチェックできる。 >その内容が、中国の人権問題を報じるものや中国政治を非難するものであったとしてもである。 >日本語の報道ならほとんどの中国人は読めないので影響がないからということなのだろうか。  

 

そうでしょうね。日米関係のようなものでしょうね。英語の報道ならほとんどの日本人は読めないですね。      

 

> また、著者が中国にいる間、本来は遮断されているはずのYouTubeも、北京大学のWi-Fiに繋ぐとVPNなしで見られた時期があった。>その後半年ほどで見られなくなったのだが、当時、北京大学の外のWi-FiではもともとYouTubeを見られなかったので、Wi-Fiによっても検閲レベルが違うことがあるようだ。

 (略)

> このような言論統制があるものの、人々には一定の自己規制の下にある程度の自由がある。 >例えば、北京大学の場合、授業において言論統制を気にしなければならないということは基本的になかった。 >センシティブな政治的問題も問題なく発言・議論することができた。 > これは北京大学に限らず、個々の中国人との間でもプライベートで率直な話をすることは可能である。 

 

私語は自由ですね。    

 

>しかし、不特定多数の人の目に触れる公の場において、何も気にせずに自由な発言ができるという訳ではない。>厳密には、自由になんでも発言できるが、人々は「念のために」あるいは「空気を読んで」、自らの言動にある程度の自己規制を行うのである。

 

権威主義者の政治は人治政治ですね。    

‘広く会議を興し万機公論に決すべし’  (明治天皇)  とは行きませんね。   

 

> そのため、論文も基本的に自由になんでも書くことができるが、たいていの人はわざわざセンシティブな内容に飛び込んでいくことはしないのである。  

 

‘ノンポリ・政治音痴’ であれば安心して学生生活ができるのですね。日本人と似たところがありますね。民主主義政治には縁がないですね。      

‘誰も責任を取りたがらず、誰も自分に責任があると言わなかった。・・・・・ 一般国民が軍部や文民官僚の責任と同等の責任を負っていると心から考えている人はほとんどいなかった。’   (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下)  

 

>著者が中国のテレビやラジオに出演した際も、事前に何かNGワードや注意点を言われることはなく、収録も一発本番だったので、その「自由さ」が逆に印象的だった。 > 武漢でいち早く新型コロナウイルスを警告した中国人医師が亡くなった際に、そのような結果になったことを批判的に論じる投稿が中国最大のメッセージアプリであるWechatに溢れていたことには非常に驚かされた。>言論統制があるとはいえ、中国人は必ずしも何も発言できないとか、しないという訳ではないという興味深い例だった。  

 

言論の強さは拍子モノですね。だから中国人は個人の力を発揮できない。      

 

> ただ、著者の感覚としては、中国語ではない言語の方がより自由な言動が許容される印象がある。>中国語と外国語では、中国社会への影響が大きく異なるからである。  

 

そうですね。中国語も日本語も不便なところのある言語ですね。   

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 我が国の ‘かな漢字’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語のかな漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。だから表記法の改革も進まない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。          

為せば成る。為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり。 (上杉鷹山)    

 

> 中国の言論統制は非常に流動的だ。 >いつ・どこで・誰が・何を・どうやってという変数に従って、そして時の政権の方針に従って、大きく姿を変える。  

 

為政者の恣意に従って中国人は大きく姿を変えるわけですね。無哲学・能天気の結果でしょうね。それで、ノンポリ・政治音痴になるのでしょうね。       

 

>その中で人々は、自己検閲というブレーキをかけながら可能な限り自由にチキンレースをするのだ。  

 

自己検閲の生活は堅苦しい生活ですね。もっと自由が必要ですね。さすれば臆病者はこの世にいなくなる。     

 

>そして、この記事もまた「鎖を付けた踊り」なのである。  

 

そうですね。体制の中でのダンスですね。踊りながら不自由な体制を抜け出すことは不可能です。      

 

 

 

.

 

 

 

 

 


閲覧数224 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2022/04/10 14:13
公開範囲外部公開
コメント(0)
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
シンちゃんさん
[一言]
明るい未来社会を築こう
■最近のアルバム
■最近のファイル
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このアルバムのURL
https://e-jan.kakegawa-net.jp/blog/blog.php?key=851714