>AERA dot. >「台湾有事が起きれば、沖縄戦の悲劇の再来が懸念される」と防衛ジャーナリスト > 2022/05/14 11:00 (略) > 復帰50年の今も、沖縄には在日米軍基地が集中し、近年では南西諸島への自衛隊配備も進む。>これからの沖縄について防衛ジャーナリスト 半田滋さんに聞いた。 >AERA 2022年5月16日号の記事を紹介する。 >* * * > ロシアのウクライナ侵攻後、NATO(北大西洋条約機構)と日本など米国の同盟国が集まった西側と、中国とロシアを軸とする国々との二極化が進むでしょう。 >そんな中、東アジアでは台湾有事が現実味を帯びています。
そうですね。
>米軍のデービッドソン・インド太平洋軍司令官(当時)は昨年3月、「6年以内」の危機を表明。 >中国の習近平主席の任期を念頭に置いたものです。 > 中国は2018年に2期10年の国家主席の任期を撤廃。 >今秋の共産党大会で周氏の3期目入りは確実で、さらに主席に留まるためには3期目在任中の27年までに政治的な成果が必要です。
中露北などの権威主義の国では力の強い指導者が求められていますね。 中国の薛剣 [シュエ・ジエン、53]・大阪総領事: ウクライナ問題から得た「一大教訓」は「弱い人は絶対に強い人に喧嘩を売る様な愚か(な行為)をしてはいけないこと」
> ロシアのウクライナ侵攻を見て、中国は海を隔てた台湾で軍事作戦を行う困難さや、国際社会の経済制裁によるダメージを再認識したと思います。 >しかし、独裁者になった習氏の延命策として、台湾統一に勝る成果は見つけにくいのが現実です。
そうですね。習氏には台湾しかない。
> 台湾有事で米国はどう動くのか。 >バイデン大統領は「台湾を防衛する義務がある」と発言しています。 >これは中国への牽制(けんせい)です。
牽制は常に必要ですね。ナディア・シャドロー氏は、抑止戦略上、一定の「曖昧さ」も不可欠だと強調した。「これはしない、あれはしない、ということで、選択肢を限定するだけでなく、こちらの境界線は何かを相手に明確に伝えてしまうことになる」と述べた。 シャドロー氏は、米国が抑止力を弱めてしまった例として、①侵攻が「小規模」であれば制裁もそれに応じて軽いものとなるとバイデン大統領が1月の記者会見で示唆した②12月初めの段階で、いかなる状況でもウクライナに米軍が展開することはないと軍事介入を否定した③ウクライナに供与する兵器の種類を防衛目的か攻撃目的かで線引きした-ことなどを指摘した。「プーチン露大統領は侵攻する際に西側の選択肢は根本的に限定されたものになるという強い意識を持ったと思う」との見解を示した。相手に曖昧な表現をするということは、自分の考え自体が曖昧であるということはまったく違いますね。
>米国は南シナ海で「航行の自由作戦」を展開し、空母を派遣しています。 >日本も海上自衛隊のインド太平洋方面派遣訓練部隊の護衛艦3隻が昨年、過去最長の98日間も南シナ海に入りました。 >こうした抑止は対処とセットです。
そうですね。抑止は侵攻以前のシナリオ、対処は侵攻以後のシナリオですね。これらはセットとして考えておく必要がありますね。
>対処とは抑止が破れた後の手当て、すなわち戦争です。 >今は抑止と対処の準備が同時に進んでいます。 > 昨年11月、南西諸島で3万人規模の自衛隊統合演習が行われ、米軍5800人も参加しました。 >主戦場に想定したのは沖縄です。
沖縄には戦略的な価値がありますね。
>台湾有事が起きれば米国は関与し、日本は安全保障関連法の重要影響事態を適用、米軍の後方支援を行う。 >米軍が戦闘で損耗した場合、存立危機事態を発令して自衛隊が米軍と共に戦うシナリオが浮かびます。 > 南西諸島の戦場化によって、住民が巻き込まれるリスクは避けられません。
そうですね。それは避けられませんね。ウクライナを見れば住民の被害が良く分かります。
>国民保護計画は地方自治体が作成します。 >離島間の調整も自治体任せです。 >避難に必要なバスや船舶の調達のめどは立っていません。 >県民の4人に1人が亡くなった沖縄戦の悲劇の再来が懸念されます。
地方自治体の主体的努力が肝心ですね。
> これを避けるには「戦争をしない」という選択しかありません。
そうですね。戦争をしないためには、政府が抑止に全力を掛けることが大切ですね。力の均衡が崩れると戦争になります。
>日米安保条約は日本にとって安心材料である半面、紛争に巻き込まれるリスク要因にもなる。
‘治に居て乱を忘れず’ ですね。昔から言われていることです。安心材料など何処にもない。‘百年兵を養うは一日これを持ち用いんがためなり。’ (孫子の兵法)
>何が一番の国益か。
一番の国益は、わが国が侵攻を受けることなく平和を維持することですね。
>国民の命を守る観点から日本の立ち位置を決めるときが来ています。
国民は国土のために死ぬ。だから、国土を奪われないことが大切ですね。その準備を怠りなく進めなくてはなりませんね。 中国は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 (お) う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) に表すことが至難の業であることがわかる。漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。 ・・・・・ 中華 (ちゅうか) [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる] 東夷 (とうい) [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した] 南蛮 (なんばん) [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう) [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北狄 (ほくてき) [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。
>(構成 編集部・渡辺豪)
.
|