2023年04月08日(土) 

 

>「ChatGPTでなく、自分の文章練り上げて」京大入学式で湊総長   >朝日新聞社 の意見 • 5 時間前   

> 京都大の入学式が7日、みやこめっせ(京都市左京区)であり、新入生約3千人が新たな学生生活を始めた。   

>新型コロナウイルスの感染対策が緩和されて4年ぶりに保護者も参加し、マスク着用も任意になった。

> 湊長博総長はあいさつで、「自分をいかに表現し、実現していくか」について話し、文章を書くことの重要性を説明した。   

 

そうですね。大学人は論文を書くことが大切ですね。    

体系のない日本人の発想は哲学には成らずして、空想・妄想になる。これを白昼夢というのかな。おかげさまでわが国は、漫画アニメの大国になりました。  

体系的な考えは哲学になる。各人に哲学は必要である。 Everyone needs a philosophy.  

日本人には自己の考え (非現実) がない。だから、わが国のインテリは受け売り専門の人になる。思考を停止している人は、つかみどころのない人間になる。     

つかみどころのない人間の批判は愚痴・わがままとなり、議論は単なる言い争いに終始する。’和を以て貴しとなす’ の教えと事なかれ主義の圧力により人類の進歩は期待できない。  

 

>対話型AI(人工知能)「ChatGPT(チャットGPT)」が話題になっているが、「明らかな誤情報が含まれるリスクがある」と指摘。   

>学生時代には、先月死去したノーベル賞作家大江健三郎の小説やエッセーを読みふけったことに触れ、「独特な文体に感銘を受けたことを今でもよく覚えている。   

>これこそが文章のもつ効用。   

>AIによる文章とは最も違うところ。   

>時間をかけて自分の文章を練り上げる習慣を身につけていただきたい」と呼びかけた。   

 

わが国は資源小国である。天然資源は不足しているが、人口は一億以上ある。決して小国ではない。この人口の頭脳を活用すれば、わが国は衰退途上国から脱することができる。

我が国には人手不足はあるが、頭脳不足の話はない。日本人は思考を停止しているが、それが当たり前のことになっていて頭脳不足とは考えられていない。

わが国は、無哲学・能天気の国である。だから、国民は歌詠みになる。バラバラな単語ばかりの歌詞には意味がない。だから議論がない。ただ、気分・雰囲気を伝えることにより満足している。 

日本語は写生画の言葉である。現実 (事実) は見ればわかる。Seeing is believing. 現実の正解は一つしかない。問答無用である。だから、日本語はご唱和の内容になる。

非現実 (考え) の内容は見ることができない。だが文になる。だからその内容は理解できる。文にならないものは考えではない。

矛盾を含まない文は、全て正しい考えを表している。考えは、一人一人違っているから、正解は無数にある。考えの優劣を競い合う議論も可能になる。

 

宮本政於の著書〈お役所の掟〉には、官僚絶対主義のことが出ている。以下は、著者(宮)と厚生省幹部(幹)との会話である。

宮「憲法に三権分立がうたわれているのは、権力が集中すると幣害がおきるから、との認識に基づいているのでしょう。今の日本のように、官僚組織にこれだけ権力が集中すると幣害もでてきますよね」、幹「ただ、日本はこれまで現状の組織でうまく機能してきたのだ。それによく考えてみろ。いまの政治家たちに法律を作ることをまかせられると思うのか。そんなことをしたら日本がつぶれる」、「日本の立法組織にそれほど造詣(ぞうけい)が深くないのですが、私も認めざるをえません」、「そうだろう。『やくざ』とたいしてかわらないのもいるぞ」、「私もテレビ中継を見て、これが日本を代表する国会議員か、と驚いたことがなん度かあります。とくに、アメリカとか英国とは違い、知性という部分から評価しようとすると、程遠い人たちが多いですね。でも中には優秀な人がいるんですがね」、「政治は数だから。いくら優秀なのがひとりふたりいてもしようがない。ある程度の政治家たちしかいないとなれば、役人が日本をしょって立つ以外ないのだ」(引用終り)     

 

>(北村有樹子)   

 

 

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閲覧数83 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/04/08 16:28
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