2023年11月10日(金) 

 

>キャリコネニュース   >「学歴が高いと思うのはGMARCHから。それを下回ると書類選考時に不利」と語る慶應卒の男性   >キャリコネニュースの意見   >・7時間   

>一般的に「学歴が高い」と言われている人は、自身の学歴についてどのように考えているのだろうか。   

>今回は、慶応義塾大学を卒業している男性たちの回答を取り上げる。   

>学歴は必要かどうか、自身の学歴に満足しているか、どれくらいなら高学歴だと思うのか、率直な意見を紹介したい。   

>(文:林加奈)   

>「学歴が高いと思うのはGMARCHから。   

>それを下回ると採用の書類選考時に弊社では不利になる」   

>おもしろいことに、同じ慶應義塾大学を卒業していながら、学歴に満足している人と不満に思っている人がいる。   

>千葉県の30代前半の男性(流通・小売系/年収650万円)は満足していると回答。   

>「新卒時、大手にいたとき同期は9割以上一流大学だったから。   

>自分の学歴には満足。   

>学歴が高いと思うのはGMARCHから。   

>それを下回ると採用の書類選考時に弊社では不利になる」   

>一方で「不満」と回答したのは、東京都に住む40代前半の男性(商社/年収1700万円)。   

>「入社の際、入社後も何らかの大学の繋がり等が発生するため(学歴は必要)。   

>高学歴だと思うのは国立(旧帝大、一橋、東工大)、私立(早慶)」と綴っている。   

>「海外では、博士課程まで出ていなければ対等の関係と見てくれない」   

>慶應義塾大学から大学院に進学した人もいる。   

>神奈川県に住む30代後半の男性(メーカー系/年収700万円)は、「技術開発にはある程度の基礎的な学力や、独力で勉強して身に着けていく力が必要であり、そのためのある程度の指標になる(ことから、学歴は必要)」だが、院卒でありながら自身の学歴には「不満」があるという。    

>「修士までしか出ておらず、海外向けのビジネスでの技術的な関係では、博士課程まで出ていなければ対等の関係と見てくれない、と聞くことがあるため」と、不満に思う理由を綴っている。   

>また、慶応義塾大を卒業後、早稲田大学大学院の修士課程を卒業した20代男性(東京都/その他/年収600万円)は、自身の学歴に満足か不満か、明言こそ避けているが、「東大への憧れはあります」とし、「私立は早慶のみ、国立は難関10大学と医科歯科大のみ」が高学歴だと思うと回答。

>そして、「人生に正解はないが、受験には偏差値の高い大学に入り、尊敬を得られる。   

>かつ、就職にも有利になるという明確な正解がある。   

>『偏差値』というバロメーターで序列がついているのも素晴らしい」と、学歴の必要性を綴っていた。

 

日本語には階称 (言葉遣い: hierarchy) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。だから難関出身者たちが社会で幅を利かせている。わが国が学歴社会であるというのも、実は序列社会の言い換えに過ぎない。だから、わが国の学歴社会は学問の発展には何ら貢献していないことを知っている必要がある。 順位の比較は没個性的でなくてはならない。だから、序列競争の励みは個性の育成にはならない。     

 

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列社会の外に出たら序列なきところに礼儀なしになる。礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて、人々は堅ぐるしい日常生活を送っている。こうした観念は天皇制・家元制度・やくざの一家の構造にまでつながっている。

 

日本人は序列の存在を知れば、それが一も二も無く貴いものであると信ずる共通の序列メンタリティを有している。その程度は序列信仰の域に達している。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の単なる表現に過ぎないため、個人的精神的には意味がない。下々の衆は上々の衆の祟り (仕返し) を恐れて神妙にしている。上々が無哲学・能天気である事については、下々にとって何ら気になることではない。だから、日本人の尊敬には浅薄さが付きまとう。   

 

日本人の政治家にも、政治哲学がない人が多い。だから、我々の未来社会の有様を相手に言って聞かせる術がない。それは非現実 (考え) の内容を盛り込むための構文が日本語に存在しないからである。序列人間は人間の序列を作っていて、上位の者 (先輩) と下位の者 (後輩) の間に自分を差し挟むことにより自分たちの存在をウチソト意識として確認し合っている。だから、自己の所属する序列に並々ならぬ帰属意識を持っていて義理 (序列関係から生じる義務) を果たすことに懸命になる。そして、定刻通りに帰宅しないなど義理の仕事にやりがいを感じている。無哲学と序列メンタリティの相乗作用により派閥政治は無くならない。周囲の序列仲間が自分たちの序列に対する貢献度を評価する。これにより自己の順位は上昇する可能性がある。それが日本人の人生における楽しみである。だが正一位の獲得は難しい。    

 

 

 

 

.

 

 

 


閲覧数126 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/11/10 02:45
公開範囲外部公開
コメント(0)
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
シンちゃんさん
[一言]
明るい未来社会を築こう
■最近のアルバム
■最近のファイル
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このアルバムのURL
https://e-jan.kakegawa-net.jp/blog/blog.php?key=857116