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2008年07月31日(木) 



現実の世界と、非現実の世界は次元が違う。

日本語には、時制がなく、現実構文しかないので、現実と非現実の区別が難しい。
現実の世界と、非現実の世界が頭の中で混沌としていたのでは、現実の世界を見極めようという意欲は出て来ない。
現実構文の内容に見合った現実の世界の事柄で頭の中が一杯になっていたら、自分独自の考えを蓄えておく余地など頭の中にはない。
だから、日本人は、無哲学・能天気の状態になりがちである。

現実と非現実が混沌としている有様を日本人は歌に詠む。
その中で、矛盾はさして気にならない。そして、「だって、本当にそう思ったのだから、仕方がないではないか」という。

英語を使うと、現実と非現実が区別できる。
現実を現在時制で述べるときには、理想を未来時制で述べる。
現実を過去時制で述べるときには、現実に関する考えを現在時制で述べることができる。
現実とは別に、基準・考えの内容を確立できれば、現実を批判することは可能になる。
考えと現実を区別できる言語である英語を使うと、個人は考えの内容に創造性を増すことが出来る。
だから、英語圏の人々は、英語の勉強を続けているだけで、暗記と受け売りから成り立つガリ勉をする必要がない。
502文字


Professor Terashima is an accomplished scientist but also an acutely observant philosopher and sociologist whose critical ideas are deeply penetrating. What he writes will give his readers much cause for reflection. His contribution is that he articulates through carefully structured analysis what the Japanese have for a while but only vaguely suspected about themselves.

沖縄県立芸術大学教授 A. P. Jenkins




http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/index.htm
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/


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閲覧数690 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2008/07/31 10:27
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