451 子供には教えたくない日本社会の本質 (2/5)
2013年03月27日(水)
>カレル・ヴァン・ウォルフレン 『日本/権力構造の謎 上』 ハヤカワ文庫 >P334 従順な中産階級
>サラリーマンは会社に対する忠誠心を積極的に行動で示さなければならない。
日本人には自己が無い。 自己は情況次第で決まる。 だから、序列社会の一員として忠誠を誓う必要がある。
>示し方の一つとして、1960~70年代の鉄道ストの際、徒歩で出勤したサラリーマンがいた。 >もっとも一般的な忠誠心のあらわし方は、残業したり、退社後も同僚や仕事の関係者と時を過ごすことである。 >1980年代には、有給休暇の一部あるいは全部を返上するサラリーマンがいる。
誰にでも観察できる分かりやすい方法で忠誠心を見せる方が自己の得策となる。
>こうすれば必然的に、家族との時間は、夜の11時から朝の7時までしかなくなってしまう。
家庭生活を犠牲にしているということも、わかりやすい忠誠心として周囲のものから評価される。 その評価が回りまわって自己利益に還元されてくる。 だから、日本人は序列社会をこよなく愛さなくてはならない。
Professor Terashima is an accomplished scientist but also an acutely observant philosopher and sociologist whose critical ideas are deeply penetrating. What he writes will give his readers much cause for reflection. His contribution is that he articulates through carefully structured analysis what the Japanese have for a while but only vaguely suspected about themselves.
沖縄県立芸術大学教授 A. P. Jenkins http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/d/diary_view.p…?id=210392 .
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カテゴリ日記
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投稿日時2013/03/27 06:05
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