時が過ぎるのが、早すぎです。
気を使わなくなった今特に早く感じます。
子供の頃の一年は長く感じました。
まだ、楽しめる時間にいるからにはもっと充実した時間をすごしたいものだが、
なぜか時間の無駄が多いようです。
早いもので四月尽も迫る。齢(よわい)を重ねるほど一日や一年が過ぎるのが早くなる。「人の感じる時間の長さはその年齢に反比例する」。「ジャネの法則」というそうだ ▼年齢による経験で時間の受け止め方が異なるためという。三歳の子にとって一年間は人生全体の三分の一。五十歳の人間には五十分の一。時が軽くなるということか。時の流れを押しとどめたい年齢層には嫌な法則でもある ▼もっと気の重くなる時間のたとえがある。「人生時間」という。年齢を三で割ってみる。人生を一日間に置き換えた場合、自分が何時にいるのかが分かるそうだ。三十歳なら割る三で十。午前十時。時間は十分にある。六十歳。二十なので午後八時。日没は過ぎたが、まだまだ十分楽しめる時間帯である ―以下省略― × × 私の「人生時間」は深夜0時を過ぎたところだがまだしばらく日付が変わりそうでない ますます、感じる時間の長さは短くなりそうな感じがする困った者である。 |