例年、1月半ばを迎えると、条件反射的に、見えないプレッシャーがひたひたと迫ってくる。 1月17日は、過去10年に及んで展開してきたココイチスプーンキャンペーンの恒例開幕日であり、それはもうすっかり脳裏に刻み込まれている。 そう、また新たなる厳しい闘いの季節が始まるのだ! その日・・開幕戦へ出向く前にココイチHPを開き、今回の企画内容を念のため確認してみた。 すると・・なんと!開幕日は「2月1日」・・?! どーしたんだ?? 開幕が例年より遅くなったのは、時を同じくして世間を騒がせた報道による影響なのか・・? ココイチ側に何の落ち度もないけれど、大人の対応というものなのか・・? いずれにしても、拍子抜けな、開幕戦お預けである。 盛り上がっていた闘志をひとまず抑え、「2月1日」を虎視眈々と待つこととした。 満を持して迎えた開幕当日、 今回こそ初の「開幕戦勝利」を!・・と、改めてモチベーションを高めながら、袋井久能店に出向き、初戦に挑むこととした。 この闘いも早や11年目となるが、席に着くと、まずは今回のレギュレーションを机上のキャンペーン案内で確認することから始める。 今回も、キャンペーンメニュー「グランド・マザー・カレー」1オーダーにつき1枚のクジを引くことができ、「当たり」が出ればその場で2016オリジナルスプーンと引き替えることができる。 開幕日だからなのか、周囲を伺うと、キャンペーンメニューをオーダーする客も少なくない。 すでにライバル達も群雄割拠だ。 さて、オーダーした後のクジBOXがやって来るタイミング&クジを開くタイミングについては、毎回テーマとするところであるが、今回は、オーダーを済ませると、カレーが届く前に店員さんがBOXを持ってやって来た。 そして、言われるがまんまにBOXの穴に手を入れて1枚を引くと、その場で開くよう促された。 ふむ、今回はそのパターンか・・と確認しつつ、引いたクジを開いてみる。 ん~「チャレンジ券」・・ これを規定数集めて郵送すると、抽選で賞品が当たるのだが、個人的にはそこに想いはない。 かくして、開幕戦勝利の偉業達成は、またも持ち越しだ。 とはいえ、恒例のこのキャンペーンカレーはとてもおいしく大好きテイストなので、「当たり」が出なくとも、心もオナカも満足である。 そして、その週末の金曜日、 仕事から帰ると、2戦目への戦意がふと湧いてきたため、これを維持しながら掛川久保店へと向かった。 店に入ると、机席を勧められたが、カウンター席の左端から2つ目に座った。 注文メニューは店に来る前から決まっているわけで、お冷やを持って来てくれた店員さんに即オーダーを告げた。 すると、この店舗でも、オーダー後まもなくクジBOXがやって来た。 さぁ、今日は箱中どの辺りのクジを引き上げようかな~ 従来はよく、指に触れて束になっているものは避け、一匹狼のクジをチョイスして、しばしば「当たり」を引いてきた。(過去日記参照) しかし、11年目の今回は、新境地開拓とばかりに、最上層より少し奥、ほぼ中間層の束の中から指先に触れた1枚を、迷わずBOXの外へ引き出した。 新人っぽいバイトさんから、たどたどしく「開いてみてください」と促されたので、おもむろにクジを開いてみると・・・ おぉー!!「当たり」!! バイトさんも驚いた様子で、「あっ!当たりです!今、持って参ります」と、レジ方面へ戻ると、小箱を1つ持って来てくれた。 もちろん「2016YEARスプーン」の入った宝箱である。 「おめでとうございます」「ありがとうございます」と祝意と謝意を交わすと、すぐさま中身を取り出してみる。 おぉ~!今回もしっかり手に入れたぞ~!と、しばしの感動に浸る・・・ 2016年2月5日 21:25 掛川久保店 ミッションコンプリート ここで、冷静な自分がふと思い返している。 2食目での獲得となると、2007年・2009年に並ぶ最速タイ!である。 スプーン獲得を最大の目的に挑戦を続けているくせに、想定外にあっさりと当たりを出してしまうと、それはそれでどこか拍子抜けで、変な寂しさに包まれたりもする。 11食を要した年もあることを考えると、まぁ正直な感覚ではある。 ともあれ、たった2回のチャレンジではあったが、この挑戦の歴史を立派に継承し続けていること自体に焦点を当ててみれば、やはり毎度ながらのバカバカしい達成感を味わうには充分である。 獲得した輝ける新たなスプーン、 今日から歴代YEARスプーンたちの仲間入りである。 【画像】 2016YEARスプーン & このスプーンのデビューカレー『スナフキン特製スパイシーブレンド~ガラムマサラ仕上げ』 |