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2019年02月02日(土) 
やはり簡単じゃないね・・それが実感だ。

睦月~如月の個人的恒例風物詩、CoCo壱番屋スプーンキャンペーンが、例年どおりの1月17日に開幕を迎えた。
10年以上にも及びこのチャレンジを続けていると、この日が開幕日であることはもはや疑う余地もなく、何を調べるでもなく店に向かう。
(2016年に限っては、それをやったところ異例の2月1日開幕でアセった)

いざ、2019シーズンは、袋井久能店で幕を開けた。
席に着くとまず、迷わずキャンペーン専用メニューを手に取り、企画の全容に静かに目を通す。
それによれば、キャンペーンメニューの「グランド・マザー・カレー」1オーダーにつき1枚のクジを引くことができ、「当たり」が出れば、その場で2019 Year Spoonと引き換えてもらえる。
全店総計200,000本という数字には勇気をもらう。
また、「チャレンジ券」が出たら、別の各景品について、それぞれの品に応じた指定枚数を集めて応募、抽選で当たる。
このあたりは例年のレギュレーションどおりだ。

特徴的な点はといえば、今回は「和」をコンセプトとし、スプーンには日本伝統の水引をデザインした模様が刻まれ、他の景品も、カトラリーレスト、萬古焼土鍋・・と、実に落ち着いたラインナップである。

ひととおりの内容を確認したら、早速オーダーへと移る。
もちろん決め打ちのキャンペーンメニューを店員さんに告げる。
ここからは、毎回テーマとしているクジBOXが来るタイミングに注目である。
すると、ほどなくクジBOXを持った店員さんがやって来た。
今回も、オーダーしてカレーが届くまでの間がクジ引きタイムのようだ。

長い挑戦の歴史でまだ1度も達成したことのない開幕戦勝利を密かに思い描きつつ、今シーズン1枚目のクジに手を伸ばした。
長年の経験から得たセオリーどおり、束状のところは避け、周囲と馴染んでいないハミ出し者を探る。

これかな?

条件に該当する1枚を指先が決めると、無心で引き上げてみる。
クジは食後にゆっくり開きたい気持ちもあるのだが、店員さんから開くよう促されるので、緊張の間を持つこともなく、すぐに開いてみると・・「チャレンジ券」。
初戦勝利のいかに難しいことか・・。
でも、このおいしいキャンペーンカレーをまた次も食べられる、と考えると、それはそれでうれしく思う。
ともあれ、まずはじっくりと今期1皿目を味わいながら、次戦へ向け、気持ちを切り替えた。

キャンペーンは2月末日まで・・
あるようでないチャレンジ期間を考えると、どこか焦燥感にかられる。
そんな気分が手伝って、その後、ほぼ2日に1食のペースでチャレンジを重ねることとなる。
好きなメニューだからこそ、むしろまた食べたいと思わせてくれるのだが、クジのほうはといえば、一向に「当たり」にはお目にかかれない。
ハイペースでのチャレンジは、1月内ですでに6食を数えていた。

2月を迎え、残り日数が気にかかる中、ラッキーセブンの7食目に挑んだのは、少々遠方の浜松有玉店だった。
比較的混んだ店内でカウンター席に座り、今期7度目のオーダーを済ませる。
この店でもやはり、オーダー後まもなくクジBOXはやってきた。

今回はちょっと風向きを変えるため、最上層の数枚の中から1枚をチョイスし、手元に運んだ。
そして、ほんの少し間をおいてゆっくりとクジを開いてみると・・

おぉ!! 出たっ!! 「当たり」の3文字!!

毎度のこのシーン、もちろん歓喜の瞬間であり、一方で、激戦からの解放を意味する安堵の瞬間でもある。
「当たり」クジを店員さんに見せると、「いま引き換えてきます」と言い残し、クジを持ってその場を去った。
通常だと、即座にスプーンを持ってきてくれるのだが、今回はなかなか来ない。
ついには、オーダーしたカレーまで届いてしまったではないか。
大事な大事な「当たり」クジはどこへいってしまったのか・・若干不安になり、先ほどとは別の、カレーを届けてくれた店員さんに尋ねた。

「さっきクジで出た“当たり”って、何かあるんですか?」

クジのシステムを理解せぬまんまオーダーして謎の「当たり」を出してしまった人・・を白々しくも見事に装う質問構成である。
そこには深い意図があり、きっと混んでる時間帯だしさっきの店員さんもいろんな事を同時にこなしている中で忘れちゃったんだろう・・そんな憶測が浮かんだので、問い詰めるわけではなく、よくわかんないんだけどさっきのあれって何だったの?的な緩い問いかけでやんわりと確認してみたのだ。

するとその店員さん、「見てきますね~」とその場を離れたのも束の間、スプーンの入った小箱を持ってきてくれた。

あぁ~よかった・・

本日2度目の安堵の瞬間を経たあと、礼を述べて受け取り、早速、中身のスプーンを取り出してみる。
今回用意された5種模様の1つが実に美しく刻まれたデザインと、持ちやすい形状が見事である。

ここで、ふとカウンターの隣客に目をやると、同じキャンペーンメニューのオーダーで引いたクジが机上に置いてある。
どうやら「当たり」ではなかったようだが、もしスプーン獲得に燃えているのだとしたら、さっきの自分の質問って、何も知らないのにあっさり当てるイヤミなヤツみたいだったかな~なんて思ってみたりもした。

オーダーカレーを食べながら、今期の戦いを振り返ると、昨年が最速タイの2食目での獲得だったことを思えば、それなりに厳しいシーズンだったとも感じる。
そしてこの馬鹿馬鹿しい達成感、ん~好きだな~

とにもかくにも、7食を要して獲得したスプーンはやはり愛しい。
でも、スプーンはカレーを食べるために使ってナンボ、という自身の主義に従い、決して過保護な保存などせず、帰宅すると同時に実用スプーン達と同居することとなる。

そう、過去各年の激戦を経て年々集まってきた、12本の歴代スプーンのみなさんと一緒に・・


 2月2日 18:29
 Mission Complete


①袋井久能店
②磐田鳥之瀬店
③掛川久保店
④袋井久能店
⑤掛川国一店
⑥掛川久保店
⑦浜松有玉店  ◎

閲覧数792 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2019/02/02 18:31
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