>聖書の天地創造の物語や、オーストラリア先住民の「夢の時代(天地創造の時代)」の神話、近代国家の国民主義の神話のような、共通の神話を私たちは紡ぎ出すことができる。
同感です。
>そのような神話は、大勢で柔軟に協力するという空前の能力をサピエンスに与える。
そうですね。知的で、しかも建設的ですね。
>アリやミツバチも大勢でいっしょに働けるが、彼らのやり方は融通が利かず、近親者としかうまくいかない。
彼らは ‘なあなあ主義’ ですからね。日本人と似たところがありますね。
>オオカミやチンパンジーはアリよりもはるかに柔軟な形で力を合わせるが、少数のごく親密な個体とでなければ駄目だ。
彼らは言語が使えない。だから、情報が遠くにまでは届かないのです。
>ところがサピエンスは、無数の赤の他人と著しく柔軟な形で協力できる。
そうですね。暗記力もあり、思考力もある。
>だからこそサピエンスが世界を支配し、アリは私たちの残り物を食べ、チンパンジーは動物園や研究室に閉じ込められているのだ。
まあ、一応そういうことになりますか。この世の中には、天国・地獄を信じる人もいる。信じない人もいる。サピエンスは、信仰の違いを理由にして殺し合うことをやめましょう。そうしたら、私達はさらに立派なアニマルになるでしょう。
ジョン・レノンは ‘イマジン’ (想像してごらん)という有名な歌曲を作りました。(以下引用)
>想像してごらん 天国なんて無いんだと
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