2023年09月23日(土) 

 

>太平洋戦争直後における日本人ジャーナリストの苦悩   

>ロシアとウクライナの戦争でも重要視されたのが情報。   

>真実なのか嘘なのか、よくわからないニュースもネットやSNSで拡散されている。  

 

自分の足で取材しないと分からないですね。   

 

>しかし、日本政治外交史の専門家である井上寿一氏いわく、こうした戦争の際のフェイクニュースは今に始まったことではないという。   

>日本が敗戦した直後の様子について井上氏が語る。   

>※本記事は、井上寿一:著『戦争と嘘 -満州事変から日本の敗戦まで-』(ワニブックスPLUS新書:刊)より一部を抜粋編集したものです。   

>デマも真実も入り交じっていた終戦直後の日本    

>太平洋戦争の敗戦直後の混乱について、ジャーナリストにはどう見えていたのか。   

>以下では当時、毎日新聞社の社会部長だった森正蔵の日記から重要なエピソードを引用する。   

>8月15と16の両日、新聞は発行され、ラジオ放送も流れていた。   

>しかし「流言は巷に溢れて」いた。   

 

社会が混乱している時は流言飛語が多いですね。   

 

>房州の沖には米軍の大艦隊が入り込んでいる。   

>横浜に米艦が入って兵力を揚げた。   

>どこそこが米軍の占領地域になる。   

>別のどこそこが重慶軍(中国の蔣介石軍)の占領地域になる。   

>これらはすべてデマだった。   

>占領軍は日本本土に上陸していなかった。   

>8月24日になると、外地の様子が伝わってくる。   

>満州に入ったソ連軍が「略奪、暴行等の蛮行を続けている」。   

>ハルビン、新京(しんきょう)、奉天(ほうてん)はソ連軍に占領された。   

>旅順(りょじゅん)、大連(だいれん)にもソ連軍の空挺部隊が舞い降りてきた。   

>北朝鮮もソ連軍がつぎつぎと押さえている。   

>これらの情報はおおむね本当だった。   

>▲デマも真実も入り交じっていた終戦直後の日本    

>二日後の日記にも同様の様子が記されている。   

>「満州の事情は大ぶんひどいらしい」   

>ソ連兵の暴行が伝えられる。   

>森は軍人を非難する。   

>「醜態を現わしているのは、関東軍の将校たちで、いち早く三個列車を仕立てて自分たちの家族をまず避難さした。   

>満鉄社員、満州国の日系官吏がそれに続いて家族を避難させ、取残された一般邦人がひとりさんざんな目に遭っている」   

>これも本当だった。   

 

哲学 (あるべき姿) がないだけに処世術 (損得勘定) は発達していますね。   

 

>「押しつけ記事」など占領当局からの指示もあった   

>ダグラス・マッカーサーが厚木の基地に降り立ったのは、8月30日のことである。   

>降伏文書の調印式は9月2日で、ここから占領が始まる。   

>森は日記に米兵の「蛮行」を記録する。   

>日比谷公園で自動車を強奪された。   

>神宮外苑で散歩していた兄妹を米兵が襲って、兄を射殺した。   

>毎日新聞社内でも米兵が腕時計を強奪した。   

>森の記述ぶりからすると、いずれも本当だったようである。   

>9月3日に森が出社して新聞を読むと、『朝日新聞』が「外人兵の日本婦女に対する暴行事件」を取り上げていた。   

>森はこの種の事件の取り扱いには慎重を期した。   

>人心の動揺や「一部人士(じんし)の激昂」を招くのではないかと危惧したからである。   

>さらにこの日、日本政府の当局から新聞各社の社会部長に対して、「外人兵の暴行」をめぐって「煽情(せんじょう)的に記事を取扱わぬように」との指示があった。   

>9月15日になると、『毎日新聞』は占領当局からの「押しつけ記事」である「比(フィリピン)島における日本軍の暴行」を掲載した。   

>占領当局からすれば「今日の日本の新聞を見ると、その内容に敗戦国らしいところが些(いささ)かも現れていない」からだった。   

 

日本人の心は一つですからね。反対勢力というものが存在しない。議論が成り立たない。        

 

>▲「押しつけ記事」など占領当局からの指示もあった

>森に言わせれば、新聞にとって戦時中は受難の時代だった。   

>「軍閥と官僚との桎梏(しっこく / 手かせ足かせ)のもとに、悩み多い歩みを続けて来た」。   

>敗戦後、今度は「米軍の進駐下に第二の受難時代を迎えた」。   

 

新聞は受難ばかりの歴史ですね。桎梏に対する闘争はなかったのですかね。   

日本人には意思が無い。受動ばかりで能動がない。被害者意識が募るばかりである。古い日本の世間ですね。      

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。     

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)  

 

 

 

 

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閲覧数130 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/09/23 14:25
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