>読売新聞 >「社会の上の方は麻痺しているが、深層は変化が起き始めている」……知日派米ジャーナリストは語る >読売新聞によるストーリー・ >42分・ >「『失われた30年』に誰がした」リチャード・カッツさん > 「こうすれば日本の経済を回復させられると、議員や官僚に分かりやすく伝えたかった。 >ポジティブなシナリオを示した」。 >知日派のジャーナリストが、本書をまとめた目的について、力強く語った。 > キーワードは「ガゼル」。 >急成長する生産性の高い新興企業を、足の速い草食動物になぞらえた呼称だ。 >ガゼルが次々に生まれ、古い大企業と入れ替わる新陳代謝がなかったことが、30年の苦境の最大の原因だと説いた。
序列社会には新陳代謝がありませんね。エスカレーター式になっています。後の者は前の者を追い越すことが難しい。
>「日本には新しい世代による新しい会社がもっと必要だ。
そうですね。古い人達の ’下におれ、下におれ’ の掛け声は良くないですね。
>また、起業して失敗しても安心できるような社会のセーフティーネット(安全網)を整備しなければならない。 >それなのに改革に抵抗する勢力は多い。
そうですね。日本は序列社会であって、老舗を誇る人たちが多すぎますね。
>古い勢力との戦いという意味で、原題を『日本の未来のための戦い』としました」
考え (非現実) は文章として表されるから哲学になる。昔はストア派とかスコラ哲学とかインド哲学が発達した。彼らは学問 (哲学) の府を建設した。 日本人の場合は形式 (事実) があって内容 (考え) が無い。現実 (事実) が頭の外にあって、非現実 (考え) が頭の中にない。だから、日本人には英米流の高等教育が成り立たない。海外留学がわが国では流行らない。 生まれた時には宮参り、結婚式はキリスト教会、葬儀の時は仏式のご厄介になる。これは、良い気分・雰囲気を追及した結果である。思考を停止している人間ならそれで済む。 日本の文化には形式 (儀式) があって内容 (教義) が無い。だからそれだけ余計に形式に拘ることになる。日本人は改革に対する抵抗勢力に成りやすい。
> 1951年、米国マサチューセッツ州の小さな街で生まれた。 >好奇心が強く、世界が見たいとコロンビア大に進学、経済史を学ぶ中で日本に興味を持ち始めた。 >書くことも学ぶことも伝えることも大好きで、大学卒業後、フリーで日本に関する記事を書き始めた。 >以来45年あまり。 >「日本はどん底に落ち込んでも、いつも不死鳥のようによみがえるのが面白い」と語る。
そうですね。その蘇りは序列による協力の賜物ですね。
> 「執筆のための取材で出会った若い世代の起業家たちは、清新で野心的だが、日本のために役立ちたいとの思いも強く、希望に思えた。
そうですね。序列人間は自己の序列に対する帰属意識が強いですからね。序列人間は活動する社会が狭いのです。
>デジタル分野での技術革新もあり、今は過去30年で最高の“復活のチャンスの時”。 >社会の上の方はマヒしているが、深層では変化が起こり始めている」
日本人は無哲学・能天気ですから、上の方は麻痺していますね。
> そこまで日本を応援してくれるのはどうしてか尋ねてみた。 >社会の変化には常に興味があると答えたうえで、付け加えた。 >「『なぜ妻を愛してる?』なんて聞かれても答えようがないよ」 >(田中恵理香訳、早川書房、3960円)小林佑基
我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英文法にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々の考えの内容は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。世界の指導者になれるでしょう。
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