世界の救世主 |
>現代ビジネス >「将来不安を煽るだけの日本」のウラで米国が「世界の救世主」であり続ける理由 … 米国にはあって「中国にも日本にもない」強さとは >武者陵司 (株式会社武者リサーチ代表) によるストーリー・ >16時間・ >「米国の根源的強さは『消費力』にある……」。 >そう語るのは、著書『トランプの資本主義革命』を上梓した、投資ストラテジストの武者陵司氏だ。 >なぜ、米国は「消費大国」であり続けられるのか? >なぜ、日本や中国ではなく、米国が世界経済の中心に立ち続けるのか? >同氏が分析する。 >米国の「消費する力」は世界の救世主 >世界経済はグローバリゼーション(=新興国低賃金労働者の活用)や技術革命により、恒常的に供給力増大の圧力を受け、需要不足・デフレ化の危機を内包している。 >このような状態にあるときに必要なのは「消費する力」「需要をつくる力」である。 >そして米国の消費する力が世界の救世主として存在し、ますますそれが重要になっていくだろう。 >米国の消費のGDPに対する比率は、1970年の時点で60%だったが、いまでは68%となっている。 >他国においては消費の割合が下がるなか、米国は消費主導による需要圧力の強い仕組みをつくってきた。 >これが米国の本質的な強さであり、米国が世界の基軸通貨たりえる要素もそこにある。 >世界が米国の消費に向けて輸出し、それによって米ドルという成長通貨を手にし、その結果、繁栄できるという循環が起こってきた。 >その構造は変わりようがないのではないかと思われる。 >消費が大事であることの、さらに大きな理由はAI革命である。 >昔の産業革命では、自動車工場が建設されて労働者が増え、それが新たな消費を呼び起こし、さらに新たな工場が建設されるという好循環が続いた。 >しかし、いま起こっているAIによる産業革命では、投資によって企業は儲かるが、雇用は生まれない。 >いうまでもなく、AIは省力化に直結するからだ。 >したがって、これから起こり得る相対的な労働需要減に対して、どのような対応が可能かを考えなければならない。 >「新しい雇用」をどう創造するか? >米国の産業別雇用構成を見ると、1800年の米国の就業者の8割は農業従事者だったが、2023年時点における農民の割合は、たったの1.4%だ。 >しかし、だからといって農業の重要性が消えたわけではない。 >農業従事者が減少した理由は、農業の生産性が劇的に高まり、人を雇う必要がなくなったからだ。 >それと同じことが、製造業でも起こった。 >ピーク時には総雇用の3割近くを占めていたが、いまでは8.3%である。 >そして現在の雇用は、「専門サービス」「教育医療」「娯楽観光」といったサービス産業が中心である。 >これらは100~200年前には、まったく存在していない産業である。 >プロ野球やイベントなど、人々が楽しむことを目的とした、さまざまな産業や医療・健康や教育サービスが生まれ、農業から放出された雇用の担い手になった。 >歴史は繰り返す。 >これから進行するAI化によって、既存産業では大幅な雇用削減が行われ、何も手を打たなければ、町中に失業者が溢れ返ることになる。 >それを防ぐためにも、新しい雇用の創造が必要であり、そこに所得が流れていかなければならない。 >つまりAI時代においては、「新産業にどう所得と雇用を分配するのか」が重要なカギになる。 >そして、その答えが「需要創造」なのである。 >日本に求められている「需要創造」 >「需要創造」とは、財政、そして金融によるバブル創造である。 >過去、マネーを供給し、需要をつくることによって、新しい産業に需要が生まれ、そこで製造業、あるいは農業から生まれた過剰雇用が吸収されてきた。 >マネーと財政というバブル(信用創造)によって需要をつくり、この需要が米国経済をここまで引き上げたといえる。 >一方、生活水準の向上という最も重要なモチベーションを持っていないのが中国であり、残念ながらこれまでの日本も似たようなものであった。 >国家のゴールにピントが合っている米国と、完全にズレている中国、相当ズレていた日本との違いを指摘したい。 >これからの日本に求められるのは、「いかにして有効需要をつくるのか」「いかにして人々の生活水準を可能な限り押し上げるのか」ということだ。
そうですね。
>「将来不安をあおって生活水準を引き上げる努力を怠る」、あるいは、「生活水準を押し上げる方向に所得を使わず、貯蓄に回して、結局は余ったお金が海外に逃げていく」。 >これがいまの日本だ。
残念ですね。
>こう考えると、いまの米国が消費という点でいかに健全であり、中国や日本と大きく異なっているかがわかるだろう。
そうですね。消費者は神様ですね。
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