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2015年07月22日(水) 
・>歴史を調べると、太平洋戦争を始めた人達の中に、日本が勝つと思っていた人はほとんどいなかった。
・>山本五十六元帥を始め幹部達は半年、長くても1年戦うのが限界だと考えていた。
・>そして半年や1年の戦争で勝てるとは誰も思っていなかった。

自分さえ善ければの思いで舞い上がる。'有るべき姿' との比較がない。唯我独尊体制である。国粋主義か。
力は正義である。力不足であれば、自ら不義を証明することになるので細心の注意が必要である。


山本七平は「『空気』の研究」のなかで、そのことを指摘している。
「驚いたことに、『文藝春秋』昭和五十年八月号の『戦艦大和』でも、『全般の空気よりして、当時も今日も(大和の)特攻出撃は当然と思う』という発言が出てくる。この文章を読んでみると、大和の出撃を無謀とする人びとにはすべて、それを無謀と断ずるに至る細かいデータ、すなわち明確の根拠がある。だが一方、当然とする方の主張はそういったデータ乃至根拠は全くなく、その正当性の根拠は専ら『空気』なのである。最終的決定を下し、『そうせざるを得なくしている』力をもっているのは一に『空気』であって、それ以外にない。これは非常に興味深い事実である。」と書いている。



いくら理屈を言って聞かせても、信じられる事はない。
その時になれば、また別の考えが湧いてくるはずだ。
気分・雰囲気にとらわれて事を決める情緒的人間がいっぱいいる。
データ・ゼロでも決定できる。皆仲良く死にましょう。勉強しても助からない。
だから、指導者の説得には応じられない。信なくば立たず。
自ら望むことなく、危機に陥る民族か。ああ、むなしい。
温故知新。歴史の勉強は本当に難しい。


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閲覧数612 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2015/07/22 04:01
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