11月4、5日、大井川を囲む5市2町で構成する大井川の清流を守る研究協議会の「大井川の源流部を学ぶ視察会」へ行ってきました。参加者は20人、会費8,000円、参加者は皆60歳以上のガキジジイ、ギャルババアのように見えました。視察場所は笹間川ダム、塩郷堰堤、長尾川水路橋、奥泉発電所、接阻峡温泉会館、井川ダム、畑薙第一ダム、さわら島ロッジ、リニア新幹線工事に伴う燕沢土捨場予定地、二軒小屋ロッジ、田代ダム取水口、長島ダムなどでした。中電、東電の方の説明もありました。長島ダムでは地下まで降り放水口の所まで行きました。 視察を終えての感想は導水管などにより水量は少なく河床は浅くなっていること。台風により山の崩落、土砂はダムに流れ込みダムはどんどん小さくなっていること。土質の性か発電後の水の濁りが取れないこと。これに対しての対処の難しさを感じました。また、先人達の自然を活かした水利用計画、電源開発計画の広大な計画に感動しました。よく100年近く前の人たちがここまで考えたものだと人間の英知の凄さに感動しました。今後、リニア新幹線が南アルプスの地下を通りますが燕沢土捨場口を利用し、非常駅、夏山シーズンには南アルプス玄関駅として利用できれば今までアクセスが不便だったため敬遠されていたが地域の活性化はかなり進むと思います。朝5時頃二軒小屋ロッジ広場に参加者が集まり、澄み切った綺麗な星座を観たのも感動でした。井川の紅葉も素晴らしかったです。この視察会に参加できたことに感謝します。