>“周りは敵ばかり” 自分を優先する中国社会と中国人の生き方 >FNNプライムオンライン の意見 • 昨日 11:21 >渋滞に見る“自分優先主義” >中国・北京で誰もが経験するのが交通渋滞だ。 >日本と違い交差点の中にまで車両が入るため、ひどい時には縦横斜め全てが行き詰まる無秩序に陥る。 >まさに「にっちもさっちもいかない」状態で、それが渋滞にさらに拍車をかける悪循環だ。 >なぜ交差点にまで車を入れるのかを友人に聞いたところ「行けるときに行っておかないと損をするからだ」という。 >確かに中国の交差点は、方向が同じだからといって信号機の色が同じとは限らない。赤と青が交互に来る日本と違うので、信号待ちの時間は日本より長いところが多い。 >礼儀正しく待つよりも「行けるところまで行く」の気持ちはわからないでもない。 >信号待ちに限らず、北京の交通事情は先に入った方が優先で、車両同士が譲り合う光景はほとんど見ない。
互譲の精神は皆無ですね。
>感覚的には、ほかの車両を優先させていると自分はいつまでたっても前に進めない。 >つまり自分を優先させることが求められる。 >交通事情が全てとは言わないが、確かに中国は「厳しい競争社会」(中国筋)である。
「中国人1人では龍であるが、3人集まると虫けらになる。日本人1人では虫けらであるが、3人集まると龍になる」 (中国の諺)
>政策が突然変わることもあれば、コロナ禍でのロックダウンのように自由が制限されることもある。 >仕事や生活環境は簡単に影響を受けるし、補償金などの話はほとんど聞かず、あてにする人も少ない。 >「自分の身は自分で守る」が基本なのである。
「上有政策、下有対策」 (上に政策あれば下に対策あり)
>上海で焼き鳥屋を営む友人はコロナ禍の際、「いつ何があるかわからないので休めない」とこぼしていた。
一寸先は闇ですね。
>一概には比べられないが、中国にいると日本は人に優しい社会だとつくづく思う。
そうですね。序列社会の上の者は身内の下の者を保護しますからね。
>それを踏まえれば、中国の貧富の格差は当然の結果とも言える。
中国人の社会は実力の社会ですね。
>14億人の競争は熾烈だし、急激な環境の変化に備え、自分の利益を追求、確保するのは当たり前だからだ。 >金持ちにはより金が集まり、貧しい人は浮上する余地がさらになくなる。 >問題は貧富の格差だけでなく、「格差が固定化していること」だと以前から言われている。
そうですね。中国では金持ちも老後を心配していますね。
>また、政治に参画できないことは「公」の意識を希薄にさせる。
そうですね。中国人にも日本人にも世界観がない。だから、この世の ‘あるべき姿’ の内容を追及する習慣はない。
>寄付の文化はほとんどない。 >高齢者や子供に優しい習慣があることに少しの安心を覚えるが、家族や親しい友人などの「味方」以外は、基本的に「敵」だという考え方なのだろう。
そうですね。日本に来る中国人も知らぬ者同士が ‘地獄で仏に出会ったよう喜び合う姿’ を見ることはないですね。
>中国の友人に「残りものには福がある」という日本のことわざを教えたところ、「中国では残りものを待っても意味がない。なくなるだけだ」と言われた。
そうですね。彼らは乱獲の精神の持ち主ですね。
>自分勝手という印象もある中国人だが、言い方を変えれば生き残るために必死なのだろう。
彼等の社会は厳しい社会ですね。
>面子(メンツ)重視の中国との“付き合い” >この自分を優先する考え方は「面子(メンツ)」とも無縁でない。 >「譲ることは負けを意味する」(外交筋)ということもあり、アメリカとの外交交渉でもそれが顕著に表れているようだ。 >本音ではアメリカとうまくやりたいと思いつつ、譲歩するような姿勢を見せない、というより見せられないのが実態ではないか。 >譲歩すればメンツがつぶれるからであり、それが習近平国家主席、いわば国家のメンツにも関わるからだとみられる。
中国人は常に見栄を張りますね。
>「中国は皆が上を向いた、ヒラメのような状態だ」(外交筋)というように、上層部の顔色をうかがう忖度が以前よりも強まっていると言われている。 >逆に「中国はメンツさえ立ててもらえればいくらでも交渉の場に出てくる」(日中外交筋)ので、中国と交渉するには環境づくりが最も大事だ。 >米中の本格的な交渉再開について「アメリカのブリンケン国務長官がまた中国に来ることになる」(中国筋)との見方が聞かれるのも無理はない。 >アメリカ側が来ることで中国のメンツが立つからだ。 >ただ、中国のメンツを立てることは、時に無理筋な話を受け入れることにもなりかねず、そのバランスは難しい。
中国人は無理筋の要求が好きですね。わが国の国費外国人大学院生の募集に自己の子供 (小学生) を受け入れさせようとする中国の大学教授がいた。
>中国との間で起きる事の大きさや性質にもよるが、中国との付き合いをやめる選択肢はないことも事実だ。
そうですね。中国とわが国は古い付き合いですからね。
>安全保障上の懸念や経済的な繋がりも含め、中国と対話をするパイプは必然的に常に求められる。 >北京の大使館も、企業も、メディアも、時に毅然として、時に「郷に入っては郷に従え」を意識し、是々非々で対応しているのが実態だ。 >そこには好き嫌いではなく、得か損か、合理的か否か、という現実的な判断が多くを占める。
そうですね。それは処世術 (損得勘定) ですね。大切な哲学が抜けていますね。
>中国とは違う中国人 >そんな厳しい中国だからこそ、日本に来た中国人はその謙虚さやサービスに驚く人が多い。 >ホテルに備え付けのグラスを割ってしまったある中国人がフロントに報告したところ、フロントからは「おけがはないですか」と心配されたという。 >その中国人はてっきりグラスを弁償するものだと思っていただけに、ホテル側の対応に驚き、一気に日本を好きになったそうだ。 >経済の発展と共に海外に行ける中国人が増え、異国の習慣や文化に触れ、中国の常識や正しさが絶対のものではないことに気づく人は増えた。
‘中国の常識は世界の非常識’ ということもありますね。
>「戦狼外交」に代表される居丈高な態度に嫌気を通り越した恥ずかしさを語る中国人もいる。
中国は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 (お) う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) に表すことが至難の業であることがわかる。経文など漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。 ・・・・・ 中華 (ちゅうか) [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる] 東夷 (とうい) [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した] 南蛮 (なんばん) [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう) [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北狄 (ほくてき) [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。
>「(国としての)中国と中国人を分けて考えるべき」という話は、特に中国に暮らす日本人の間ではよく語られている。
「中国には地球の人口の約6分の1の人が住むが、実際は秦朝時代から中国はずっと『1人』しかいない、驚くべき専制国家。高速で物を運べる機械のようなものだが、逆に言えばとても危険な機械だ」 艾未未
>メンツを重視するその基本は変わらなくても、時代とともに生じた中国人の心の変化を感じ取ることもまた重要だ。
彼等がメンツにこだわるのは、他に拘るものが無いからでしょう。
>(FNN北京支局長 山崎文博)
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