2023年08月13日(日) 

 

 

>47NEWS   >「ひとたび始まれば国家の歯車に」同じ仕組みで繰り返される戦争 暮らしを奪い脅かす…巻き込まれる人々の「心の機微」描く大平一枝さん【思いをつなぐ戦後78年】   >一般社団法人共同通信社 によるストーリー •   >1 日   

> 社会から失われつつある価値観や市井の暮らしをテーマに執筆活動を続ける文筆家の大平一枝さん(58)は、2017年にノンフィクション「届かなかった手紙 原爆開発『マンハッタン計画』科学者たちの叫び」(角川書店)を出版した。

>自身がそれまで取り組んできたテーマとはかけ離れたタイトルのようにも見えるが、大平さんは「戦争も原爆も暮らしの延長にある」と語る。   

> 作品では、取材のため渡った米国で「『原爆を落とした国』と『落とされた国』の間にある河の圧倒的な深さ」に直面し、途方に暮れたとつづっている。   

>葛藤を抱えながら独自の視点で歴史の裏側に迫った大平さん。   

>戦争と暮らしのつながりを題材にした小説にも取り組んでいるという。   

>その思いを聞いた。   

>(共同通信=小作真世)   

> ▽原爆投下はやむを得なかった…米国で直面した「深い溝」   

> 原爆開発に興味を持ったきっかけは、2016年に偶然目にしたテレビ番組です。   

>当時のオバマ米大統領が広島を訪れ、原爆関連の番組が立て続けに放映されていました。   

>米国で広島への原爆投下に反対し、署名を集めたレオ・シラードという科学者がいたと知り、衝撃を受けました。   

>関係者に話を聞こうと駆り立てられるように渡米しました。   

> ただこの時の取材では、原爆投下を巡る日米間の認識の違いを痛感しました。   

>開発に携わった90代の女性に「原爆が多くの命を奪ったことをどう思うか」と尋ねると、「今の北朝鮮はどうなのか」と質問を返されました。   

>当時の日本は、核ミサイル開発を続ける現在の北朝鮮のような位置付けであり、投下はやむを得なかった、という意味でした。   

> 私は「えっと…」と言ったきり言葉が続きませんでした。   

>あの時どう答えるべきだったのか―。   

>今も分かりません。   

>途方に暮れ、沈んだ気持ちで帰国の途に就きました。   

> 17年の「届かなかった手紙」は、マンハッタン計画に携わりながら原爆投下を阻止しようと奮闘した動いたシラード氏の軌跡をたどりながら、当時の科学者らの心境を探る内容です。   

>埋もれた歴史を伝えようと力を尽くしましたが、私が願うほど多くの読者には広がりませんでした。   

> ▽大罪であっても気づかず止まらない   

> 結果的に原爆を正当化する科学者と対峙し、その背後に戦争の仕組みを見ました。   

>ひとたび戦争が始まると、人々は国家の歯車となる。   

>与えられた仕事に力を尽くせば、達成感を得られます。   

>それが大罪であっても気付かないまま、止まらなくなってしまうのです。   

 

日本人には罪がない。日本人に謝罪などを勧めたら子供に自虐の勧めをしたものと間違えて受け取られ大変な騒ぎになる。

マッカーサ元帥は日本人を以下のように考えていました。  

‘もしアングロ・サクソンが人間としての発達という点で、科学とか芸術とか文化において、まあ45歳であるとすれば、ドイツ人もまったく同じくらいでした。しかし日本人は、時間的には古くからいる人々なのですが、指導を受けるべき状態にありました。近代文明の尺度で測れば、我々が45歳で、成熟した年齢であるのに比べると、12歳の少年といったところ like a boy of twelve でしょう。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下) 

      

> 原爆投下に対する「深い溝」を理解するため、米国の報道や教育で原爆や当時の日本がどう扱われているかについても調べました。   

>教科書は原爆投下を「双方の命が助かった」と正当化していることが分かりました。   

>旧日本陸軍による満州への侵略なども報道されており、日本はおかしいことをしていると非難されていました。   

> これらの取材を振り返るうちに、戦争にやむをえず巻き込まれてゆく「人の心の機微」であれば自分にも書けるのではと思い、取材を基にした小説を書いています。   

> 広島で会った被爆者は、戦後も核実験や戦争が続いている状況に関し「世界は広島で起きたことを知っていると思っていた。   

>そうではない現実に打ちのめされた」と語っていました。   

 

日本人は井の中の蛙ですからね。   

 

>ロシアのウクライナ侵攻でも、同じ仕組みで戦争が繰り返されています。   

>小説を完成させるのは簡単なことではありませんが、今やらないわけにはいきません。  

> ▽「国」が持つえたいの知れなさ   

> 短大生だった20歳の頃、学生運動に熱を注いでいました。   

>核搭載疑惑があった米原子力空母の長崎・佐世保寄港に反対する署名を集めた経験もあります。   

>非核三原則がある国に来るのはおかしいのに、約束破りがまかり通っていると不信感を持ちました。   

 

ウクライナはソ連崩壊により核兵器を放棄した。しかし、プーチン大統領は非核国ウクライナに核兵器使用をちらつかせて恫喝した。

これにより我が国の非核三原則に依拠した安全神話は消滅した。非核三原則とは 核兵器を「持たない、つくらない、持ち込ませない」の三原則を指すものと1967年 (S42) 12月に佐藤栄作首相は説明した。日本人のお花畑はもうない。

「世界大戦を含むあらゆる戦争はすぐ終わらせられる。講和条約を結んだ場合、あるいは1945年の米国による広島と長崎への原爆投下と同じことをした場合だ」 (ロシアのメドベージェフ前大統領) 

‘ウクライナでの戦争の教訓は、抑止力によって未然に戦争を防ぐ方が、侵攻してきた敵を後退させることよりも遥かに望ましいということだ。’  (マシュー・ポッティンジャー) 

‘ロシアが力による現状変更を行っている国はG7(主要7カ国)では日本だけだ。北方領土だ。だから、ウクライナ問題で、ロシアを一番強く批判しなければいけないのは日本だ。’ (小野寺元防衛相)   

 

>国というものの薄暗さ、えたいの知れなさがぬぐえず、その経験が今の私を形作っています。   

> ライターとして独立してから28年。   

>いま聞いておかないと消えてしまう価値観や市井の暮らしを書き残したいと思い、歴史からこぼれ落ちてしまう人々の物語をつむいでいます。   

> 戦争や原爆は暮らしを奪い、脅かすものです。   

>政治や社会の問題にしてしまうと遠く感じますが、暮らしとのつながりを考えたら意識は変わると思います。   

 

そうですね。日本人には世界観がない。だからノンポリで政治音痴である。   

‘誰も責任を取りたがらず、誰も自分に責任があると言わなかった。・・・・・ 一般国民が軍部や文民官僚の責任と同等の責任を負っていると心から考えている人はほとんどいなかった。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下)   

 

>作品を通して原爆と関わり、その思いはより強くなりました。   

>日頃のエッセーやライフスタイルをつづる仕事でも、平和を祈る気持ちを根底に持ち続けていたいです。    

> ▽当事者の思いや体験伝える方法模索   

> 私たちは被爆者や戦争体験者がいなくなる時代に生きています。   

>米国では取材を約束していた原爆開発の関係者が急逝し、すでに当事者から話を聞けなくなっている現実を目の当たりにしました。   

> そんな時代に私たちができることは何でしょう。   

>私たちが教わってきた平和教育や戦争の物語は、どこか画一的なものでした。   

>これまでのやり方にとらわれず、当事者の思いや体験を伝える方法を模索したいと思います。   

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。     

 

『有能な人材が世界から日本に集まり、ここで世界に向けてサクセスストーリーが生まれるという国家を目指すべきです。 このための具体的な政策課題として (1)英語を第2公用語にする (2)定住外国人に地方参政権を与える (3)インターネットの接続料はじめ知的生産活動の基本コストを諸外国並みにする (4)日本の制度やシステムの中で国際基準と合致しないものを一括して見直す―の4点を提案したいと思います。』 (茂木敏充外務大臣)   

 

 我が国の ‘漢字かな’ は世界中何処の国に行っても通用しない。特にローマ字 (alphabet) の代わりに仮名を使用することには害毒がある。仮名漢字表記による学習で自分は世界に通じていると思い込む。だが、これは事実ではない。勝手な解釈により世界に関する独りよがりの解釈は避けられない。私は宿泊先のアメリカ人の名前は知っている。しかし、その綴り方は分からない。つづり字を考えることのない日本人の記憶方法だからである。このような文盲に近い体験の仕方では外国人との文通もできない。地図を見て探すことも難しい。かな書き英語が我が国民の国際化を果てしなく遠ざけているということができる。  

 

国語の勉強は読み書きの練習である。ところが、日本語の仮名漢字表記は難しい。特に漢字の字形と音訓の習得に月日を費やし、目的の勉学の成果が遅れている。私の知人に '〇〇健' という名前の人がいる。彼は周りの人から 'タケちゃん' とか、'ケンちゃん' とか呼ばれている。'一体どちらが本当なのか' と私が尋ねると、彼は 'どちらでも良いのですよ' と答える。'でも、戸籍ではどうなっているのか' と尋ねると、'戸籍にはフリガナがありませんから、どう読んでも良いのですよ' という答えであった。これを '日本人の自由' というのであろうか。'あるべき姿' の追及がない。とりわけ漢字圏以外の国から来た外国人には日本語の漢字は難しい。日本語をローマ字表記にすれば彼らもたちどころに日本語を読めるようになる。音読が言語の習得には欠かせない。読み書きが自由になると一人前の大人として活躍できる。筆記試験でも真の実力が発揮できる。外国人の能力に関してより公平な評価をする社会が我が国内に実現する。ぜひローマ字表記を法制化してもらいたい。ローマ字表記を仮名漢字表記と対等な地位にしてもらいたい。日本語をローマ字表記と仮名漢字表記の二刀流表記の国にすると良い。         

 '為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり'  上杉鷹山 (うえすぎ ようざん)         

 

>    ×    ×   

> おおだいら・かずえ 1964年長野県生まれ。   

>東京都在住。   

>著書に「それでも食べて生きてゆく 東京の台所」。   

>生活誌、女性誌を中心に活躍。   

 

 

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閲覧数123 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/08/13 22:07
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