>スポニチアネックス >加藤登紀子「憲法を守り抜けたのは日本の宝」改憲意欲の石破首相へ「日本は世界平和への鍵を握る」と訴え スポーツニッポン新聞社の意見・ 1日・ > 歌手の加藤登紀子(81)が4日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。 >石破茂首相が憲法記念日の3日に開かれた改憲派集会にビデオメッセージを寄せたことを受けてコメントした。 > 石破首相はメッセージの中で「緊急事態対応、自衛隊の明記、それを最優先に取り組んで参りたい」「憲法審査会の議論がさらに進み、国会発議が早期に実現するよう党として尽力する」と改憲早期発議に意欲を示した。 > 総合司会を務めるフリーアナウンサー・膳場貴子から憲法に対する思いを聞かれると、「私はずっと戦後を見てきた世代ですので、この憲法を守り抜いた80年、今、現状本当に良かったと思ってるんです。 >この守り抜けたというのは、日本の宝だと思ってる」とコメント。 > 「60年安保で日米安保条約というのが結ばれた、改定された時に、一番強い圧力、改憲圧力がアメリカから来たと思うんです。 >よく改憲派の人たちが“この憲法はアメリカから押し付けられた憲法だから”という論法で言ってるが、実際にその圧力を跳ね返してきた力というのは自民党の中にもあったと思うし、絶対守り抜くという反戦の気持ちの人たちも支えてきたと思う」と憲法を守り抜いた人々の思いを説明。 > そして「現状、日本が健全な意味で自衛隊の…改憲しなくても存続できているわけです。 >その現状を見るべきだし、あらゆる国家間の紛争を武力によって解決しないっていう切り札を持っている国は本当に貴重な国」と戦争放棄をうたう9条の意義を強調。 >9条があるからこそ「その交渉、平和交渉を必ずしていくんだっていうカードを持ってることは、相手の国に対しても平和交渉を求めるわけだから、世界全体を平和な世界にしていくための鍵を握っているのは日本なんです」と訴えた。
現実の世界で平和交渉を進めるのは十分に武装した国ですね。十分な武装をしていない国の平和の世界は空念仏に終わりますね。十分な武装をしていない国には実質的な平和交渉など期待されていませんね。ごまめの歯ぎしりは聞きたくないです。
> 「そのことを自民党の人たち、石破さんにも理解してほしい」と要望し、「軽はずみに改憲したほうがいいっていう考えは、若い人たちもじっくり考えて、重大な問題ということをお伝えしたいと思います」と約2分に渡って思いを語った。
軍隊があるから戦争をする。軍隊がないから戦争をしない。これらは意思の力を完全に無視した全くのご都合主義ですね。人間を ‘基地外と刃物’ の関係に見立てていますね。情けないです。侍は刀があれば人を切るのか。
ウクライナはソ連崩壊により核兵器を放棄した。しかし、プーチン大統領は非核国ウクライナに侵攻し核兵器使用をちらつかせて恫喝した。 これにより我が国の非核三原則に依拠した安全神話は消滅した。非核三原則とは 核兵器を「持たない、つくらない、持ち込ませない」の三原則を指すものと1967年 (S42) 12月に佐藤栄作首相は説明した。日本人のお花畑はもうない。 「世界大戦を含むあらゆる戦争はすぐ終わらせられる。講和条約を結んだ場合、あるいは1945年の米国による広島と長崎への原爆投下と同じことをした場合だ」 (ロシアのメドベージェフ前大統領) ‘ウクライナでの戦争の教訓は、抑止力によって未然に戦争を防ぐ方が、侵攻してきた敵を後退させることよりも遥かに望ましいということだ。’ (マシュー・ポッティンジャー) ‘ロシアが力による現状変更を行っている国はG7(主要7カ国)では日本だけだ。北方領土だ。だから、ウクライナ問題で、ロシアを一番強く批判しなければいけないのは日本だ。’ (小野寺元防衛相) 戦わずして人の兵を屈するは、善の善なるものなり。= 真に勝つことは自らの力を増すことで、戦わずして勝つことが最善である。 わが国は平和国家であるから自国の強大な抑止力 (物量) を相手国に見せつけながら、国家の最善を目指さなくてはならない。
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