今、「カレーハウスCoCo壱番屋」でカレーを食べると、
特製スプーンが当たる!(…かも!)
1/17~3/31の間、期間限定「グランド・マザー・カレー」をオーダーすると、
カレーと一緒に、その場でわかるスピードくじが付いてくる。
(店舗によっては、店員がくじBOXを持ってくる)
そしてアタリが出れば、
高級カトラリーメーカーYAMACOとの共同開発による
ココイチ特製オリジナルスプーンがもらえるのだ!
しかもこのスプーン、
カレーを食べるためだけに試行錯誤を重ねて作られた、
カレー好きにはたまらない逸品となっている。
当キャンペーン、今年で早や3回目を迎えるが、
スプーンのフォルムは毎年変化し、
カレーをいかに心地よく食べられるかというその一点につき、確実な進化を続けている。
例えば、柄のカーブ具合だったり、すくう部分の深み・サイズだったり、その重量感だったり…と、
マニアックな探究心が見え隠れする職人仕事が実にイイ。
過去2回のキャンペーンで登場したそれぞれのオリジナルスプーン、
実は2種類とも私は持っている。
もちろんくじで当てたのだが、
そこには、聞くも涙・語るも涙 の物語があった-。
それは一昨年、初のキャンペーンが始まった当初、
知人となにげなくこのカレーを食べた際、彼はそこでアタリを出して見せた。
ほほぅ、結構当たるもんなら次も食べてみよう…と、数日後、一人でリベンジに挑んだ。
スクラッチをこすると…ありゃ?ハズレ…。
う~む次こそは…!と後日再度挑むも…また、ハズレ。
おかしいぞ?!なぜだ?!
正直そんなに欲しいと思ってもいなかったスプーンのために、
いつしか意地だけが頼りの孤独な耐久戦にハマり込んでいた…。
日を変え、店舗を変え、同じカレーを食べ、またハズレて、またまたハズレて…。
そして、時は過ぎ、
すでに6食分をはずしてきたキャンペーン最終日、奇跡を信じ、一人最終ラウンドに臨んだ。
もはや言い飽きた毎度変わらぬオーダーを済ませると、その直後、
隣の席のオッサンが店員を呼び止めた。
「兄ちゃん、このアタリっつーのはどういう意味だ?」。
はぁ?!マジかよ!! 何が当たるかも知らんオッサンが、スプーンもらってるよ!おい!!
そんな計り知れない動揺を押さえながら、
運ばれて来たいつものカレーを残らず食し、いよいよラストのくじをこすってみる…。
小銭でゆっくりと銀膜をこすると…ん?!
…あ、あたり?!!…アタリだ~っ!!!
ついに、ついに手にした特製オリジナルスプーン!!
思いも寄らぬ感動と、人に言えぬばかばかしい達成感、まさに格別だった。
先の見えぬ長かった戦いは、
キャンペーン最終日、2005年3月31日夜、
「7食目」にして掛川国一店でドラマチックに幕を閉じた。
ただ、隣のオッサンもあっさり当ててるし、
最終日でアタリ乱発だったのでは…と、してはいけない推測も働くのだった…。
翌年、もう怖いもの知らずで挑んだ2回目のキャンペーンでは、
「3食目」で袋井久能店にてGET!
そんな感動物語の中で手にしたこの2つのスプーン、
今もウチでカレーを食べる際は、必ずどちらかを使用している。
さぁ、そして今回はどんなドラマが待っているのか?楽しみである。
ちなみに、もうすでに1回、はずしている…。
★右が7食目にして手にした初代スプーン
光の反射具合で、柄のカーブ・すくいの形状等 違いを見ていただきたい