新年明けましておめでとうございます。 皆様にとりまして、本年が素晴しく、良き年となりますように、「希望が見える、誰もが住みたくなるまち」掛川の実現に、身を引き締めて取組む決意を新たにいたしました。 昨年は、リーマンショック以降の景気の回復は見られず、国政の混乱もあり、私達の日常生活は、何となく将来に安心感が持てない年であったと思います。 こうした中、年末恒例の世相を反映した文字が発表され『金』でありました。 「IPS細胞」の山中伸弥さんがノーベル賞を受賞したことやロンドンオリンピックで日本選手が多くの金メダルを獲得したことが選ばれた理由とのことですが、「お金」が循環せず、一部に滞留し、格差社会の広がりを嘆く声とも思われます。 また、暮れには衆議院議員選挙が行われ新たに自由民主党が政権を担うことになりました。 新政権には、このような状況から一日も早く脱却すると共に基礎自治体の取り組みだけでは困難な年金・医療・介護など社会保障制度の改革に、早急に取組むことを期待します。 掛川市としては、市民生活の安心・安全の確保を最優先課題として取り組みたいと考えております。 新病院「中東遠医療センター」が本年5月の開院を目指し順調に準備が進んでおります。 この病院は、救急専門医を4名配置し、脳梗塞や脳卒中、心筋梗塞などに24時間いつでも診断・治療が受けられる救急医療体制の充実・強化を図り、質の高い医療サービスが提供できるよう努めてまいります。 一方、現病院の閉院に伴う跡地の利活用については、医療・介護・福祉・教育ゾーン「希望の丘」構想として整備に取り組んでまいります。 多機能施設が集約化することにより、施設間の相互連携や利用者間の交流機会の提供など安心して利用できる「健康医療日本一のまちづくり」の中核ゾーンとして整備いたします。 今年は目標に向かって着実に前進し、「掛川に住みたい、住んでよかった。」と思われるまちづくりに取り組んでまいります。 皆様のより一層のご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 |