2023年08月21日(月) 

 

>東京新聞   >ふるさと納税で「戦没者に畏敬の念を」 沖縄の男性が靖国神社で訴えた深い理由 遺骨が眠る土地が荒らされる  >3 時間   

> 戦後78年たった今なお、沖縄戦の激戦地だった沖縄本島南部には戦没者遺骨が数多く眠る。   

 

戦死者とそれ以外の戦争犠牲者とは分けて考えるべきですね。戦死者は自国を守るために己の命を犠牲にする覚悟をした人。だから単に戦争中に死んだ人ではない。国から敬意をもって遇せられるべき人ですね。意思の有無が問題の焦点になります。

日本人には意思が無い。だから戦死者とそれ以外の戦争犠牲者との区別が疎かになっている。しかし、意思の有無は重要な問題である。無罪か死刑かの分かれ道になることもある。これはちょうど死刑執行人の立場のようなものである。彼らは人が死んでも殺人罪には問われない。彼らには殺意という意思がないからである。      

自己の意思を示した人は当事者・関係者になる。示さなかった人はただの傍観者にとどまる。日本人には意思が無い。だから常に傍観者にとどまっている。日本人は日本国内に住んでいて日本に属していない。    

‘誰も責任を取りたがらず、誰も自分に責任があると言わなかった。・・・・・ 一般国民が軍部や文民官僚の責任と同等の責任を負っていると心から考えている人はほとんどいなかった。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下)    

 

>その土砂を米軍の辺野古新基地建設に使う国の計画に抗するため、遺骨収集ボランティアの具志堅隆松さん(69)=那覇市=は、土地の県有地化を訴えている。   

>「沖縄戦の惨禍を未来に伝えていける場所。   

 

戦争は人災ですから、その責任の追及がぜひとも必要ですね。原因を明らかにしなければ過ちを繰り返すことは避けられませんね。      

 

>全国に協力を呼びかけ、追悼と平和を考える聖域にしたい」と提案する。(中山洋子)  

 

追悼を繰り返しても戦争は避けられませんね。それは相手国の首相が開戦を決意するからです。   

ウクライナはソ連崩壊により核兵器を放棄した。しかし、プーチン大統領は非核国ウクライナに侵攻し核兵器使用をちらつかせて恫喝した。

これにより我が国の非核三原則に依拠した安全神話は消滅した。非核三原則とは 核兵器を「持たない、つくらない、持ち込ませない」の三原則を指すものと1967年 (S42) 12月に佐藤栄作首相は説明した。日本人のお花畑はもうない。

「世界大戦を含むあらゆる戦争はすぐ終わらせられる。講和条約を結んだ場合、あるいは1945年の米国による広島と長崎への原爆投下と同じことをした場合だ」 (ロシアのメドベージェフ前大統領) 

‘ウクライナでの戦争の教訓は、抑止力によって未然に戦争を防ぐ方が、侵攻してきた敵を後退させることよりも遥かに望ましいということだ。’  (マシュー・ポッティンジャー) 

‘ロシアが力による現状変更を行っている国はG7(主要7カ国)では日本だけだ。北方領土だ。だから、ウクライナ問題で、ロシアを一番強く批判しなければいけないのは日本だ。’ (小野寺元防衛相)   

 

>◆辺野古の米軍新基地建設の埋め立て土砂に   

> 「戦没者を冒瀆(ぼうとく)する計画は撤回するしかない」

> ここ数年、具志堅さんは終戦の日に靖国神社前(東京都千代田区)に座り込み、参拝者らに訴えてきた。   

>「靖国神社に行くのは戦没者に畏敬の念を示そうとしている人々。   

>私たちの言うことはきっと理解してもらえると思っている」   

> 台風の影響などで今年は終戦の日の上京を断念したが、計画撤回を訴える思いは変わらない。   

>「まだまだ国民に知られていない。   

>知っていたら、人道にもとる計画が許されるはずがない」と信じる。   

> 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐっては、建設予定地が軟弱地盤だったことが発覚し、防衛省は3年前、地盤改良工事のため土砂の調達先の候補地を拡大した。    

>その中には、本島南部の糸満市や八重瀬町も含まれていた。   

>◆「今も掘れば必ず出てくる」   

> 耳を疑うような計画だった。   

>具志堅さんが41年間に拾い集めた遺骨は300~400体ほど。   

>「今も1メートル四方を少し掘れば砲弾の破片や風化した細かい遺骨など、戦争の痕跡は必ず出てくる。   

>私たちが遺骨収集をした場所でも、膝を突いて目をこらすと必ず小さい取り残しがある。   

>本島南部はそんな場所なんです」   

> 沖縄県によると、旧日本兵を含む沖縄戦の死者は約18万8000人と推定される。   

>今年3月時点で18万5463体の遺骨は摩文仁(まぶに)の丘の国立沖縄戦没者墓苑に納められているが、2673体はまだ見つかっていない。   

> 今年5月、具志堅さんは衆院議員会館で開かれた意見交換会でも防衛省の職員らに訴えた。   

>「旧日本兵は先輩であり戦友ではないのか。   

>その遺骨で米軍基地をつくってあげるのは彼らと遺族への裏切りではないのか」   

 

旧日本兵とその遺族は反米ですかね。仲直りをしたのではありませんか。      

 

> 実際、全国の遺族らも動き始めた。   

>各地の議会が激戦地の土砂を埋め立てに使わないよう求める意見書を可決。   

 

そうですね。激戦地の土砂は埋め立てに使うのを避けた方が良いですね。    

 

>今年6月までに参院に提出されたものだけで200議会近くになっている。   

>◆岸田首相「国の責務で収集」と言いながら…   

> 今年の戦没者追悼式典では、岸田文雄首相は「国の責務として遺骨の収集を集中的に実施」することも明言した。   

>にもかかわらず、国は沖縄県内各地から土砂を調達してでも辺野古新基地建設を進める方針を崩そうとはしない。   

> 戦没者の尊厳を守るため、具志堅さんは今年3月、沖縄県に本島南部の未開発緑地帯を買い取るよう要請した。   

>もともと糸満市と八重瀬町にまたがる広大な土地は、1972年の沖縄本土復帰後に沖縄戦跡国定公園に指定されている。   

>ただ、多くは開発が進み、崖地を中心にわずかな緑地が帯状に残るのみという。   

>「崖の下にガマ(洞窟)もあり、米軍の攻撃を逃れた人々の遺骨がたくさん出てくる」。   

>開発には適さないが、琉球石灰岩の採石場として注目されている。   

> 具志堅さんは「沖縄戦体験者がいなくなった後、戦争の悲惨さを伝えてくれるのは遺骨収集を続けている場所。   

>沖縄戦の戦跡を次世代に継承するには全国の協力も必要になる」と話し、ふるさと納税制度を通して買い取り資金を集めることを提案している。   

>「財源確保に加え、戦没者をないがしろにする非人道的な計画を全国の人に知ってもらうきっかけにもなるはずだ」と訴える。   

 

 

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閲覧数173 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/08/21 23:41
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