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2008年05月17日(土) 



陪審員制度は,我が国に定着するであろうか.
日本人は「良いと悪いの判断は難しい」という.
英米人は「良いと悪いの区別は誰にでもできる」という.
意思 (will) の存在が明らかになれば,善意 (good will) と悪意 (ill will) は区別できる.
善意の人が善人で,悪意の人が悪人である.
意思がなければ,善人と悪人の区別はできない.

意思は,未来構文の内容である.
ところが,日本語には時制 (現在・過去・未来の区別) がなく,未来構文はない.
だから,日本人には意思の表明が難しい.
そこで,日本人は,心のない物品の方に良し悪しを付けようとする.
ナイフは,文明の利器か,それとも凶器か.それでは,兵器はどうなのか.
麻薬・毒薬は,良い薬か悪い薬か.
良いと悪いの判断は,本当に難しい.
このような有様であるから,日本人は英米人と話が合わない.
英米文化の輸入も難しい.

アメリカの言うなりになるか。
それとも、反骨精神を貫くか。
それも駄目なら、「我、関せず」として、現実逃避を決め込むか。
いずれにしても、これらの態度はアニマルと変わらない。
日本人は、議論ができないからである。
何故、日本人は、議論ができないかといえば、日本人には自分自身の意見がないからである。
何故、日本人には自分自身の意見がないかといえば、現実以外に語る術が無いからである。
何故、日本人には現実以外に語る術が無いかといえば、日本語に時制 (現在・過去・未来の区別) が無いからである。
現在に関する個人的な違いは事実誤認と考えられる。
未来に関する個人的な違いは、個性の表れと考えられる。
英語を使って考えなおしてみることも、大切なことである。
686文字
You can read more at http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
And at http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/main  


Professor Terashima is an accomplished scientist but also an acutely observant philosopher and sociologist whose critical ideas are deeply penetrating. What he writes will give his readers much cause for reflection. His contribution is that he articulates through carefully structured analysis what the Japanese have for a while but only vaguely suspected about themselves.

沖縄県立芸術大学教授 A. P. Jenkins



http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/index.htm
and http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/


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閲覧数670 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2008/05/17 08:45
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