2025年 5月

11121314151617
 
 
 
 
 
 
 
18192021222324
 
 
 
 
 
25262728293031
■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://e-jan.kakegawa-net.jp/blog/blog.php?key=191097
2008年08月04日(月) 



構想がなくては、建設するものなど何もない。構想なくして、国家建設も世界建設もありえない。我が国の ’UNDER CONSTRUCTION’ は、何処もかしこも「建設中」ではなくて「工事中」なのであろう。
工事は、モグラ叩きの方法による一時しのぎ問題解決法である。意見も建設的な意見ではなくて、工事的なものとなっている。活動規模の矮小さは、経済活性化の起爆剤にもつながらない。
不安は、空白の未来に関する感情である。この国には何でもあるが、ただ希望だけがない。不安を解消しようとする安心実現内閣も工事的な内閣なのであろう。建設には構想があり完成がある。人は完成状態を理解することにより、希望を抱く。たが、工事には構想がなく、作業はエンドレスに続けなければならない。その日暮らしは終わらない。
英語では「あるべき姿」は未来時制の内容であり、「今ある姿」は現在時制の内容である。時制を混乱させることは英米人としては考えの誤りとなる。日本語には時制がないので、日本人の考え方では、「あるべき姿」を考える人には、「今ある姿」が見えなくなり、「今ある姿」を考える人には、「あるべき姿」が見えなくなる。そのどちらでもない人は、空理空論派となって相手にされない。そこで、通常、「あるべき姿」の派と「今ある姿」の派に分かれた論戦となるが、いずれが勝つにしても現実を変えることのできない不毛の議論となることに変わりはない。
600文字


Professor Terashima is an accomplished scientist but also an acutely observant philosopher and sociologist whose critical ideas are deeply penetrating. What he writes will give his readers much cause for reflection. His contribution is that he articulates through carefully structured analysis what the Japanese have for a while but only vaguely suspected about themselves.

沖縄県立芸術大学教授 A. P. Jenkins



http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/index.htm
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/


.


閲覧数1,460 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2008/08/04 12:04
公開範囲外部公開
コメント(2)
時系列表示返信表示日付順
  • 2008/08/04 19:59
    さん
    お名前:わたしは日本人ですが

    あなたは宇宙人ですか?
    次項有
  • 2008/08/04 20:23
    私が何人か、考えてみてください。
    S.T.
    次項有
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
シンちゃんさん
[一言]
明るい未来社会を築こう
■この日はどんな日
ほかの[ 08月04日 ]のブログは、
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み