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2008年08月23日(土) 



日本を覆う閉塞感は、事実と構想を分離できないわが国民の考え方に起因している。
過去の体験を過去構文の内容として語る一方、自分の考えを現在構文の内容として表現するとか、
現在の内容を現在構文の内容として語る一方、「あるべき姿」としての自分の考えを未来構文の内容ととして表現すれば、自分の考えと現実は分離できる。
時制のある英語を使うと、この操作が可能になる。
だが、時制のない日本語では、こうした考えの操作は難しい。
現実の内容と考えの内容とは殆ど一致しないにもかかわらず、考えと現実の内容を同次元の構文で述べたら区別が難しい。
そして、現実の内容と考えの内容とは殆ど一致しないから、発言者の内容が自己矛盾する。
内容を矛盾させないためには、発言内容を現実の事柄だけに限るしかない。さすれば、自分の考えは排除される。
かくして、日本人は、無哲学・能天気の人となる。
日本人には、英語の習得を義務化したメンタリティの変革が必要である。
415文字


Professor Terashima is an accomplished scientist but also an acutely observant philosopher and sociologist whose critical ideas are deeply penetrating. What he writes will give his readers much cause for reflection. His contribution is that he articulates through carefully structured analysis what the Japanese have for a while but only vaguely suspected about themselves.

沖縄県立芸術大学教授 A. P. Jenkins




http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/


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閲覧数528 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2008/08/23 03:36
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