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2008年09月05日(金) 



自分が考えた「あるべき姿」の話しをすれば,相手は「だが,現実は,そうなってはいない」と言い返す。現実構文の内容として「あるべき姿」を陳述すれば,聞き手は「話にうつつ(現)を抜かしてはならない」と言う。あるべき姿の内容は、現実の内容ではない。現実構文では,実感が湧かない.もっと実のある話が聞きたいのである。
現実構文の内容を語れば,話は自ずと現実肯定主義となる。そして,「現実は,否定できない」と付け加える。自分が真理に到達したと勘違いできる雰囲気を獲得する。現実肯定主義は,「あるべき姿」を語らない。無哲学・能天気と表裏一体をなしている。
現実構文の内容には,個人の持つ個性は表れない。個性があれば,事実誤認である。個人の個性は,未来構文の内容に表れる。たとえ,「未来には,我々は天国に行ける」といった内容であっても,それを嘘と決め付けることは難しい。
日本語を使うと未来と過去の内容には構文がないので,夢 (未来) ・幻 (過去) のようになっている。単語がばらばらで,意味もなければ誤りもない。日本人の主張は文章にはならず,人はつかみ所のない人間となる。
473文字


Professor Terashima is an accomplished scientist but also an acutely observant philosopher and sociologist whose critical ideas are deeply penetrating. What he writes will give his readers much cause for reflection. His contribution is that he articulates through carefully structured analysis what the Japanese have for a while but only vaguely suspected about themselves.

沖縄県立芸術大学教授 A. P. Jenkins



You can read more at http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
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閲覧数1,006 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2008/09/05 15:21
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