去る3月31日に内閣府から「南海トラフ巨大地震における津波高」が発表され、掛川市の想定津波高は13.7mでありました。 これまで掛川市は15m以上の高台、ビル等に避難するよう自主防災会や企業等に津波避難計画を依頼してきました。 また、企業には従業員のみならず隣接地域住民も避難できる「津波避難施設協定」を、これまで11社と協定を締結させて頂きました。 協力してくださる企業さんには整備費の1/3を負担する「掛川市津波避難施設等整備事業費補助金」を設けて支援しています。 今年度には大東地域の菊浜と大須賀地域の今沢にそれぞれ1基ずつの津波避難施設の建設を予定しており、11の小中学校の耐震補強を進め、避難施設となる南部体育館(仮称)は来年度完成を予定しております。 今回の想定では、津波だけに目が向けられておりますが、東南海地震においては震度7の揺れが予想されることから、基本的な家具の固定・非常持ち出し品の点検・木造住宅の耐震補強等を十分にしていただきたいと思います。 |