>ワクチン接種がまるで進まない日本 > 英米やイスラエルで感染者数が激減し、日本でそうならない原因は、言うまでもなくワクチンの接種が進んだかどうかだ。> この数カ月間、イギリス、アメリカ、イスラエルでは、ワクチンの接種が顕著に進んだ。 >その反面で、日本は著しく遅れている。> 人口100人当たりのワクチン接種回数を見ると、イスラエル119.5、イギリス63.5、アメリカ63.3だ。それに対して、日本はわずか1.6でしかない(NHKの資料による)。
為せば成る。なさねばならぬ何事も、ならぬは人のなさぬなりけり。 上杉鷹山 (うえすぎ ようざん) 日本人は政治にそれほど関心がないのに政府に依存し、国からの発言を待っている。 (ウスビ・サコ)
> 日本のワクチン接種の状況が世界の趨勢に比べて大きく遅れていることは、最近ようやく認識され始めた。
‘井の中の蛙大海を知らず’ でしたね。
> しかし、そのことがコロナ感染状況に上述のように大きな影響を与えていることは、あまり知られていない。 > 回復しつつある世界の中で、日本が極めて深刻な状況に置かれているのだ。 >われわれは、このことを明確に認識しなければならない。
そうですね。日本人は後追い専門の人ですからね。時代を先取りすることは想定外になっていますね。
> ワクチンの接種が最も進んでいるイスラエルでは、経済活動がすでに再開されている。 > そして、それにもかかわらず、新規感染者の減少傾向は変わらない。 >また、変異ウイルスに対しても、ワクチンの効果があることが示された。 > 屋外でのマスク着用を義務づけた規制は、4月18日から解除された。 >イスラエルは、通常の生活に戻りつつある。
ユダヤ人は賢明ですね。賢人が多く出ていますね。
> イギリスでは、1月5日から実施していた3度目のロックダウンを段階的に解除し始めた。 > また、屋外での運動ができるようになり、4月には屋外に限って飲食店を再開した。 > 5月には、飲食店の屋内営業や映画館などの娯楽施設、ホテルを再開し、6月21日に通常の生活に戻すことを目標としている。
英国は知識の国ですね。人類の知識の大半は英語の文献として保存されていますからね。彼らは人類の文明の中にいる。だから、彼らは井の中の蛙にはならない。科学に対する造詣も深い。
> アメリカのバイデン大統領は、成人全員に行きわたる量のワクチンを5月末までに確保できるとの見通しを示した。ワクチン接種だけで夏までに集団免疫に到達する可能性がある。> ニューヨークは、ライブ・イベントの再開を許可する方向だ。>ロサンゼルス近郊のディズニーランドとユニバーサル・スタジオは、4月から再開した。 > アメリカ疾病対策センター(CDC)は、ワクチンを接種したアメリカ人には、国内外の旅行を許可する指針を出した。
アメリカは科学の国ですね。アメリカ人は原爆でもワクチンでも日本人に差をつけました。我々は戦争のときにも彼らに負け、平和な時にも彼らに負けた。これは日本人の政治音痴が祟っているのでしょうね。
>権力でなく、科学の力でコロナを克服できる > 中国は、世界に先駆けていち早くコロナの制圧に成功した。 >ただし、それは、大都市をあっという間に封鎖するなど、国家の権力によるものだ。 >中国は、共産党の強権でコロナを押さえ込んだのだ。
権威主義の国は我々のお手本にはなりませんね。中国は旧式の国家ですね。
> 他方で、民主主義社会では、このような強権的対応策がとれない。 >都市のロックダウンも難しい。 > こうして、コロナの感染が拡大した。 >その結果、民主主義体制ではコロナをコントロールできないのではないかとの深刻な懸念が生じた。> しかし、その状況がいま変わろうとしている。> 人類は、科学の力でコロナに打ち克(か)とうとしているのだ。
そうですね。 '敗因について一言いはしてくれ。我が国人が あまりの皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである。我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである' (昭和天皇)
> では、日本ではどうか? > 先に数字を示したように、ワクチン接種は、残念ながら、絶望的なほど遅れている。 > 高齢者のワクチン接種が始まったが、いつ予約できるのか不明だ。 > 一般市民には、16歳以上を対象にして5月末には開始したいというのが政府の方針だが、7月にずれこむ可能性が高くなっている。 > それどころではない。 >自民党の下村政務調査会長は、4月19日に開かれた党の会合で、「残念ながら自治体によっては医療関係者の協力が足らず、65歳以上に限定しても、今年いっぱいか、場合によっては来年までかかるのではないか」と指摘した。 > 高齢者でも来年になるというのは、誠に由々しき事態だ。 (3/3へ続く)
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