(釣りの)一仕事終えて、何となくネットサーフィンをしていたら、You Tubeで2つの動画に吸い付けられ、見入ってしまった。再度見て、3回目を見た。 宇佐見里香の空手の形は、以前、ニュース番組で15秒(?)ほど見たことがあり、そのときもスゴイと思ったが、今回一通りの演技を見て、あらためて感銘を受けた。 気合い、技の正確さと速度、止めの正確さ、安定感、いずれをとっても見事としか言いようがない。精進のたまものであり、ここまで来るには気の遠くなるような毎日の練習を重ねた結果であることは疑うべくもない。その演技は彼女の意志の強さを表していると思う。人はここまでやれるんだ、頑張ればこんな事までやれるようになるんだというお手本なのである。https://www.youtube.com/watch?v=KTpM0d6lr4A この動画を見終わった後、自動的に次の動画が映し出された。それはパリ在住のダンサー志田美代子が1本の羽と椰子の枝を使って行った「サントンバランス」というパフォーマンスだった。こちらも見事であった。https://www.youtube.com/watch?v=Cm9aMQfKWUs 僕はこれまで本物を見たい、聞きたいと思ってきた。だからカーステレオにはルービンシュタインのショパンやマリア・カラスの歌が入れてある。志ん生の落語を入れていたこともあった。 今回紹介した二人も本物である。いいものを見たと思った。