昨日最新式美容法がテレビで紹介されておりました。顔全体と頭に針を刺して
電気を流して筋肉を動かして小顔等にする美容法の様でした。その方法が
私が昭和42年に頭痛と目眩で掛川市立総合病院に入院した時、脳に障害があるか検査するために脳血管撮影と脳波の検査を行いましたが、その時の脳波の検査の仕方が昨日の美容法とそっくりなので笑ってしまいました。その時私はベットに
仰向けに寝かされ、頭に針を刺していくので怖くなって、「何本刺すのですかと言ったら30本ぐらい刺しますのでジッとしていてください」と言われ、東高の
看護科の生徒が見物する前でその針に電流を流し脳波の検査を行いました。それが、昨日の美容法にそっくりだったのです。CTのない時代の検査なら仕方ない事ですが、わざわざ大金を払ってこんな美容法を受ける人たちがいらっしゃることに世の中も変わったものだと思いました。ちなみに私はオデコから上で顔には刺しませんでしたが、あと二つの検査の方が後遺症が残り、もっともっと
つらい検査のように思われました。思い出すだけでも怖くなります。現在は医療が発達して、患者さんも楽になりましたね。昔は脳血管撮影は全身麻酔で、頸動脈に
注射針を刺して。そこから造影剤を注入して脳の血管を撮影するのですが、
麻酔が切れた後が大変で首が痛くてしばらく寝返りも出来ませんでした。
そして全身麻酔の後遺症で1年ぐらい頭がふわふわして気持ちが悪かったのを
覚えております。