この週末、土曜の午後、日曜１日とヘラ釣りに行った。相模原には相模川沿いに５－６カ所のヘラブナ釣り場があり、折がある毎に違った釣り場に行き、ボクとしては車が横付けにできて、釣り人が少なく、大きなヘラブナが入っているところを探してきて、ようやく八菅ヘラ釣り場がボクの理想に近いかなと思って、このところ通っている。
　ヘラブナ釣りも奥が深いようでね、コンスタントに釣るのがなかなか難しい。１時間ほどピタリと食いが止まったかと思うと、バタバタと連続で釣れたりする。底釣りがいいかと思ってやっていて、食いが止まり、宙づりに変えてみると釣れ続くこともある。まだまだ試行錯誤が続いている。
　この土日に釣りに行った大きな理由に、最近作った竹竿の入魂があった。ボクとしては竹竿の釣り心地はどんなものかを試しに行ったようなものだった。竹竿の作者は遠州横須賀の榑林隼男さんで、プロではないがいい竿を作る。先日k松さんと西大谷ダム湖に釣りに行ったとき、喫茶「櫟」に彼の竹竿が展示してあったので、手に取ってみると、驚くほど軽く、値段も手頃だったので、８尺３寸を１本、１０尺１寸を１本、注文したものだ。
　使って見ると８尺は軽く、使い心地もいいが、８寸以上のヘラブナでは寄せるのに苦労した。短いので、桟橋からの宙づり用だろう。それに対し、１０尺だと岸からも使え、大物も寄せられ、持ち重りも許容範囲内だと感じた。９寸のヘラを掛けた時には胴から曲がり、折れるんじゃないかと心配しながらも、気分良く釣りができた。やはり竹竿はいいものだ。
　今回、ボクにノラネコが寄ってきた。ボクはネコが苦手なんだが、せっかく寄ってきたので車の中を探したがネコの好きそうな物はなかった。放っておいたら、車の側で座り込んでしまった。ノラなのに人なつっこいのが妙な感じだった。