これは書斎の机の上の小棚に載せてある写真。数年前にボストンのプロ・フライタイヤーであるジャック・ガートサイドから購入したもの。彼は面白い経歴を持っていて、ヒッチコックの名作”サイコ”にも出演している。彼はジョークたっぷりのアイテムをいくつか作っている。 この写真では若い女性が上半身ヌードで、手に持った何かをじっと見ているが、それはガートサイド・フェザント・ホッパーというフライである。これはマドラーミノーによく似ているがフェザントテールをウィングに使ってリアルなカディスパターンになっている。彼の自慢のパターンの一つらしい。 女性も可愛いし、けっして嫌らしい感じはしない。むしろ清潔感あふれる写真と言っていいだろう。ときどき僕の部屋に入ってくる女房殿も文句は言わないようだ。 こういう写真を公開するなんて、ある歳にならないとできないかもしれない。 ああ、俺も歳をとったのか! 女性にとって安全な男になったのか、と思ったりするが、いやいや、まだまだ、現役だよ、と言いたい!!! |